デザインの進化は背面にとどまらず
AQUOS sense8はベゼルの幅が均等では無いので、動画や写真を『全画面』で表示した時にアンバランス。没入感をそがれる原因に。AQUOS sense9では『左右上下』のベゼルがほぼ均等になり、動画視聴時の『心地よさ』が格段に向上しています。

左:AQUOS sense8、右:AQUOS sense9

AQUOS sense9
やや古めかしい水滴型のフロントカメラはスタイリッシュな『パンチホール』に。良い意味で『AQUOS senseらしさ』が無くなりました。

左:AQUOS sense9、右:AQUOS sense8
スマートフォンは基本的に手に持って利用するもの。背面は『見られる』、前面は『見る』頻度が高いです。つまり両面のデザインを刷新したAQUOS sense9は、『スマートフォンとしての価値をワンランク上げた』と言って過言では無いかと。

物理的な没入感が向上したからこそ、使いこなしたいディスプレイの拡張機能
物理的な動画視聴環境が向上したAQUOS sense9は、『バーチャルHDR』という疑似拡張機能を備えます。
AQUOS sense9は標準でHDRコンテンツの再生に対応。しかしHDRで作成されているコンテンツの割合は、SDRと比較してはるかに『少ない』のが現状。
有機ELディスプレイは、液晶を圧倒する広い『コントラスト比』に対応。これはHDRコンテンツを表示するのに適した環境であることを意味します。
AQUOS sense9のバーチャルHDRは、『ONにする前と違いが分からない』程度の中途半端な機能ではありません。個人的には『曇ったガラスがクリアになる』『立体感・臨場感が増す』といった認識。

バーチャルHDRがOFF(YouTube)

バーチャルHDRがON(YouTube)
AQUOS sense9ではディスプレイの全白輝度が『1,500nit(ピーク輝度2,000nit)』まで高められており(AQUOS sense8輝度比約4倍)、それがバーチャルHDRのクオリティアップに寄与しています。