moto g64 5GはMediaTek社の『Dimensity 7025』というSocを搭載。同Socが採用しているCPUは『edge 40 neo』『OPPO Reno11 A』に近い処理能力を持ちます。CPU性能が『軽快な動作』に直結しているのは間違いなし。
モデル名 | Dimensity 7025(moto g64 5G) | Dimensity 7030(edge 40 neo) | Dimensity 7050(OPPO Reno11 A) |
CPU |
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GPU | IMG BXM-8-256 | Mali-G610 MP3 | Mali-G68 MP4 |
プロセス | 6nm(TSMC) | 6nm(TSMC) | 6nm(TSMC) |
優秀なCPUを備えるだけでなく、moto g64 5Gのメモリ容量は『8GB』。CPUとメモリの部分だけとっても『お値段度外視』なスペックと言えるでしょう。

moto g64 5Gの前世代となるmoto g53j 5Gは、ディスプレイの解像度が『HD+』。つまり『フルHD(1080p)』でYouTubeやNetflixのコンテンツを観ることが出来ませんでした。
moto g64 5Gではディスプレイ解像度が『フルHD+』に引き上げられ、より明瞭なディテールで動画を楽しめるように。最大輝度の向上により、屋外で情報を見やすくなっているのもポイント。
モデル名 | 画面解像度 | 手動設定照度実測値(100%) | 自動設定照度実測値 |
moto g52j 5G | FHD+ | 290LUX | 375LUX |
moto g53j 5G | HD+ | 275LUX | 340LUX |
moto g64 5G | FHD+ | 300LUX | 380LUX |

1秒間に画面を書き換え可能な回数を示す最大リフレッシュレートは『120Hz』。廉価なスマートフォンは大体『60〜90Hz』止まりなので、この部分も『実売2万円台らしからぬ』要素の一つです。

moto g64 5Gのディスプレイ
高いリフレッシュレートは『滑らかさ』、高輝度は明るい場所での『見やすさ』が向上。ただしそれらに比例して消費電力が高まります。つまり通常よりも電池の減りがはやくなるということ。

利用場所が『屋外』の場合は、クイックメニューから『バッテリーセーバー』をONにすることで手間をかけず『低消費電力設定(リフレッシュレートは60Hz含む)』に切り替え。
設定の変更が面倒で滑らかさよりも『電池もちを優先したい』のなら、リフレッシュレートを『60Hz』に下げて運用することで消費電力を抑えられます。