AmazonプライムビデオやYouTube Musicのコンテンツを『外部ストレージ』に保存出来る
POCO X7 Proは廉価なミドルクラスの様に『Micro SDカードスロット』を備えません。ただしUSB Type-Cポートに『ポータブルSSD』『SDカードリーダー』を接続すると、それらを外部ストレージとして認識。
一般的なスマートフォンにおける外部ストレージの使い方は、カメラで撮影した『写真や動画のバックアップ』がメインに。動画や音楽といったストリーミングサービスの保存先は『内蔵ストレージ』以外設定出来ません。

しかしXiaomiの一部ハイエンドモデル(Xiaomi 13T Pro、Xiaomi 14T Proなど)は、AmazonプライムビデオやYouTubeのデータを『外部ストレージ』に保存可能。

Netflixより

上位ミドルクラスのXiaomi 13Tでは同機能を使えないので、POCO X7 Proも当然『非対応』だと考えていました。ところが『ホーム画面+』『LC3』に続いて『サブスクリプションサービスのデータを外部ストレージに保存』も、一部ハイエンドと同様にサポート。
POCO X7 Proは『AI Super Cinema』という動画再生時に利用可能なAI機能を搭載。ONにすると『音声』が格段に聞こえやすくなります(オフライン環境でも動作)。
おもちゃレベルだった『生成AI拡張機能』がいつの間にか驚きのクオリティに
短期間でもっとも『性能が向上した』と感じるのが画像の『生成AI拡張』機能(ギャラリーアプリ内で利用可能)。元画像に合わせて背景を拡張します。
Xiaomi 14 Ultraで初めて同機能を使用した時は、フォトショップの近い機能と比較して『使いモノにならない』という評価でした。

とはいえフォトショップは代表的な画像編集専門ツールなので、『そもそも比較対象とするのがおかしい』と当時は考え直しました。

それからしばらくは同機能を使っていなかったのですが、POCO X7 Proのギャラリーアプリ内でも『生成AI拡張』を発見(Xiaomi 13Tでは使えない)。久しぶりに使ってみてその『進化』に驚きました。

境界部分はやや微調整が必要(スマートフォンの画面サイズだと気づかないかも)なものの、全体的な完成度は別次元に向上。このクオリティなら使う気が起きますね(フォトショップより手軽かつ無料)。

元画像(POCO X7 Proで撮影)

生成AI拡張後

元画像 (POCO X7 Proで撮影)

生成AI拡張後