2023年10月に行われたGoogleの『コアアップデート』により、多くの小メディアと共に当サイトも『Google Discover』に掲載されなくなりました。そして4ヶ月程度が経過。
中には『ドメインを変更』することでGoogle Discoverに戻ったメディアも(2024年2月以降増加)。ドメインを変更するメリットの一つに『ペナルティの回避』があります。原因がはっきりしないと『再警告』を受ける可能性が高いので、この部分は『短期的な効果しかない』と個人的に判断。
他にも『.biz』の評価自体が著しく下がっている場合は、それを『.jp』に変更することで信頼度を回復出来る可能性も。こちらに関しては『プラスの要素』と捉えており、試しに海外ネタをいくつか新ドメインで投稿してみました。
それなりにインデックスはされますが、そちらに時間を割くことで『元ドメイン』の管理が疎かに。『自分にとって、読者にとってこのやり方は本当に正しいのか』と疑問に感じることも増え、かなり中途半端な状態でストップ。
当サイト、実は過去(2020年後半~)にも半年以上『Google Discoverから除外』されたことがあります。その時も原因はコアアップデート。ただし2023年10月に行われたような『異常』な内容ではなく、こちら側に明らかな『非』が見つかりました。
当時はサイトのデザイン(特にモバイル)を実験的に変えまくっており、問い合わせ先のアドレスを掲載せず『チャット』のみに。他にも引用が甘かったりと、恐らくそれらの部分が何かしらのペナルティに引っかかったのかなと考えていました。
Google Discoverに掲載されていた時は『質』よりも『はやさ』や『面白さ』を追求していましたが、そこからは『記事の質』を意識することに。結果納得のいくカタチでGoogle Discoverに戻る事が出来たのです。
ただしそこからまた『Google Discover』を意識しすぎた記事が増えていたのは事実。中身が薄い記事は、本来長期的に検索上位に長期表示されません(ただし2024年2月19日時点では如何わしいAI記事が紛れて表示されてしまっている)。
そしてつい最近まで『どうしたらGoogle Discoverに戻れるか 』ばかり考えていたのもまた然り。では、なぜ『ドメインを変更すればGoogle Discoverに戻れるかも』しれないのに、それを実行していないのか。
Google Discoverからの除外は、2023年10月が最大規模でした。しかし実は8月、9月と徐々に開始されていたのです。その8月、9月に除外されたメディアが、10月のはじめのみGoogle Discoverに復帰。
復帰したメディアからすれば大喜びだったはず。それが2週間も経たずしてまた除外。
上記の狂気染みた流れを鑑みれば、『ドメイン変更』という強行手段(件数が増えればブラックハット認定される可能性もある)をとってGoogle Discoverに戻ったとしても、次のコアアップデートで『また消される』可能性を個人的にはどうしても否定出来ないのです。
ドメインを変更してもリダイレクトをかければ、一定期間アクセスは保てます。ただし時間が経過すると古いドメインのパワーが減退し、新ドメインの成長がそれに伴わなかった場合は結果『マイナス』に。業界自体が過渡期となっている今、この部分は大きな『リスク』。
よって今出来る最善は『ドメイン変更』よりもまず原点に立ち戻り、次のコアアップデートまで『出来るだけまともな記事を増やす(ゴミ記事を減らす)』ことだと感じています(手遅れかもしれませんが)。
とはいえ、今の状態では生活を支えられないというのもまた事実。『Google Discoverに頼らずギリギリ生活を出来るレベルまで底上げする』。これが出来なければ、常に『閉鎖』のリスクと隣り合わせで運営を続けることになります。
2023年10月にGoogleが行ったコアアップデート内容は間違いなく『異常』です。しかし一度地獄から舞い戻り、あの時半年以上かけて学んだことを忘れてしまっていた自分。ドーピングに溺れ、まるで成功者にでもなったかの様に錯覚。
自分の人生は自分で様々なことを決断してこそ『価値』がある。次のコアアップデート次第で『ドメイン変更』に着手するかもしれませんが、それは自分にとって最善ではなく猶予をのばすことを目的とした『最悪』の手段です。
『Google Discoverに頼らない運営』が出来ない限り、最終地点は『閉鎖』。その現実と向き合いながら、出来るだけ『納得のいくプラスの何か』を増やしながら、今後の人生を前向きに検討していきたいと思います。