シンガポールの調査機関Canalysの最新レポートによると、アフリカのスマートフォン市場が躍進。2023年第4四半期の出荷台数は『1,920万台』に到達し、前年比で『+24%』という驚きの成長率を達成しています。
世界市場のシェアは『Samsung』『Apple』が台頭しているイメージですが、アフリカにおいては日本で馴染みのない『TRANSSION』が50%超えのシェアを独占。Samsungは『29%』に留まり、その後にXiaomiが『6%』で続いています。
ではTRANSSIONとは一体どんな企業なのか。2006年に香港で創立され、初期の頃はフィーチャーフォンを展開。2024年3月現在は中国の広東省深圳市に本部を構えます。
『Infinix Mobile』『Tecno Mobile』『itel Mobile』を子会社に持ち、『Tecno』『Itel』『Infinix』『Spice』といったブランドを展開。TecnoとInfinixは徐々に名前が浸透している印象です。
TRANSSIONはTECNO名義で2024年第2四半期に『CAMON 30 Premier 5G』をリリース予定。同端末は『Android Authority』『Yanko Design』から『Best of MWC 2024賞』を獲得しています。
CAMON 30 Premier 5Gに採用される『PolarAce Imaging System』は、SONYの独立した画像処理チップ『CXD5622GG』に加え、『LYTIA(ライティア)』ブランドのイメージセンサーを採用。
同社のUniversal Toneマルチスキン トーンイメージングテクノロジーやAI技術と組み合わせることで、『業界を再定義するモバイルビデオ撮影機能を備える』としています。