Tecno Mobileが『Gorilla Glass 5(2016年型)』の性能を動画で猛アピール。

ガラス強度テスト

アフリカ市場(2023年第4四半期)において『5割超え』のスマートフォンシェアを持つ『TRANSSION』。その子会社となる『Tecno Mobile』の『Tecno Spark 20 Pro+』は、ディスプレイガラスにCorning社のGorilla Glass 5』を採用。

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Gorilla Glass 5がリリースされた時期は『2016年』。すでに後継モデルとして『Gorilla Glass 6』『Gorilla Glass Victus』『Gorilla Glass Victus 2』などが登場しています。

リリース時期はそれなりに前ですが、最近でも『Xiaomi 13T』『Xiaomi 13T Pro』『Nothing Phone(2a)』といったミドルクラス上位以上のスマートフォンがGorilla Glass 5を採用。ただしアピールポイント』としては扱っていません。

Tecno Spark 20 Pro+はSocにMediaTek社の『Helio G99』を搭載しつつ、『1億800万画素』のメインカメラを備える『ネオエントリー』モデル。つまり同端末においてはGorilla Glass 5の採用は十分な強みとなります。

Tecno Mobileより

Tecno Mobileは公式Xにおいて、Gorilla Glass 5の強度を示す動画を2種類公開(2024年3月14日時点)。

ひとつは耐荷重をテストする動画。『Another Brand』と書かれたガラスが『151kgf/m㎡』で割れてしまったのに対し、Gorilla Glass 5は『600kgf/m㎡』程度まで加重しても割れていません。

耐荷重テスト

Tecno Mobileより

もうひとつは、『1.2m』『1.6m』の高さからAnother Brand』の端末とTecno Spark 20 Pro+を落下させて画面のダメージを検証。Another Brandは1.2mからの落下時点で傷が目立つのに対し、Tecno Spark 20 Pro+は1.6mから落下させても画面が割れることはなし。

落下テスト

Tecno Mobileより

Corning社Gorilla Glass 5を採用する端末を1.6mの高さから画面を下にして粗い表面に落下させる試験を行い、『最大80%が破損を免れた』としており、同テストはこの説明が間違っていないことを実証しています(とはいえ地面の状況や落とし方によってはもちろん割れるかと。個人的にはガラスフィルム推奨)。

一般的には『やや古めの強化ガラス』といったイメージのGorilla Glass 5ですが、性能をしっかりと伝えることでそういたイメージは払拭されますね。

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