- Android Policeの報道によれば、Pixel 8とPixel 8 ProはAndroid 15で電源を切っていても「ビーコン方式」で位置を特定する機能が追加される可能性がある。
- これに関する情報は、2023年4月にリーカーのKuba Wojciechowski氏が91 mobileで報告し、今回の情報では具体的な機能説明画面や設定画面が共有されている。
- ただし、この機能には追加のシステム構成が必要であり、Pixel 8とPixel 8 Pro以外のデバイスでは利用できない可能性が高い。 Google I/O 2024でPixel 8aやAndroid 15が発表される予定。
androidpolice.com(著者ミシャール・ラーマン氏)が報じた内容によれば、『Pixel 8』『Pixel 8 Pro』はAndroid 15において『電源をオフにした状態でも位置を特定出来る(ビーコン方式)』機能が追加される可能性があるとのこと。
同機能に関しては、2023年4月時点でリーカーのKuba Wojciechowski氏が91 mobileにて独占レポートを掲載。この時はまだ『Android 14のソースコード内にhardware.google.bluetooth.power_off_finderという新しい記述を発見』程度の情報にとどまりました。
しかし今回は機能説明画面が共有されており、その中には『オフライン時にこのデバイスを検索する』といった具体的な一文も。
さらには『デバイスをオフラインで探す』の設定画面も。選択出来る項目は『OFF』『Without network』『With network in all areas』の3種類。
各項目には『ネットワーク内の他のデバイスから送信された暗号化された位置情報を使用できる』『近くで検出されたデバイスの位置情報が安全に送信され、所有者がデバイスを見つけやすくなる』などの説明が加えられています。
androidpolice.comは同機能につき、Bluetooth ファインダーのHAL(Hardware Abstraction Layer)サポートなど追加のシステム構成が必要になるので、『どのデバイスにも対応はしない』と指摘。
『ro.bluetooth.finder.supported』に対して『true』を返したデバイスは『Pixel 8』『Pixel 8 Pro』のみであることを理由に、Pixel 6aやPixel 7では『デバイスをオフラインで探す』を使えない可能性が高い事も補足しています。
Googleは2024年5月14日(現地時間)に『Google I/O 2024』を開催。同イベント内では新たなAI技術に加え、Pixel 8aやAndroid 15が発表される予定です。