ahamoに対抗!?LINEMOが月間データ容量を11/1から『30GB』に爆上げ!

モバイル通信

2024年9月12日(木)、NTTドコモは廉価プラン『ahamo(アハモ)』の月間データ容量を、基本料金据え置き(月額2,970円)で20GBから『30GB』に増量することを発表しました。適用は2024年10月1日(火)から。

SoftBankはのオンライン専用プラン『LINEMO(ラインモ)』は、2024年7月30日(火)から新たに『LINEMOベストプラン』をスタート。ahamoにサービス内容が近い『LINEMOベストプランV』は、2024年11月1日(金)から月額基本料金の二段階式を廃止。月額2,970円(税込)で『30GB』使えるようになりました。

ここからは両サービスの違いを確認していきます。

ahamoとLINEMOベストプランVのサービス内容

サービス名 ahamo LINEMOベストプランV
月額料金 2,970円 2,970円
回線 ドコモ SoftBank
月間データ容量 30GB 30GB
月間データ容量超過後の最大通信速度 1Mbps 30GBを超え45GB以下の場合は1Mbps、45GBを超えた場合は128kbps
追加データ量 550円/1GB、1,980円/80GB 550円/1GB
国内通話料金 22円/30秒 22円/30秒
国内5分かけ放題(通話準低額) 無料 無料
国内無制限かけ放題(通話定額) 1,100円 1,100円
国内SMS利用料 送信:3~30円(3.3~33円)/1通、受信:無料 送信:3~30円(3.3~33円)/1通、受信:無料
その他 smartあんしん補償、ケータイ補償サービス、迷惑電話ストップサービス、イマドコサーチ、あんしんセキュリティ、+メッセージ、あんしんウェブフィルター、AppleCare+ for iPhone、爆アゲ セレクション、海外データ通信 LINEギガフリー、留守電パック、世界対応ケータイ、フィルタリングサービス、持込端末保証 with AppleCare Services、持込端末保証、セキュリティパックプラス L)、+メッセージ
対応する決済サービス d払い PayPay

ahamoがお勧めな人

  • 月間データ使用量が毎月20GBを超えている
  • パソコンをテザリング接続している
  • d払いをメインに利用している
  • スマートフォンで動画を観る時間が長い
  • Disney+、Netflix、Lemino、Spotify Premium、YouTube Premium、Arcade(Apple)、DAZNのユーザー
  • 海外に行くことが多い

ahamoは月間データ使用量30GBまで『2,970円(税込)』。30GB超過後も最大『1Mbps』の通信速度を維持します。LINEMOはデータ通信量が『45GB』を超えた時点で最大『128kbps』に速度制限。ahamoの場合は規定容量による制限がありません。

大盛りオプションを利用すると、1,980円(税込)で『80GB』増量出来る(合計110GB)のもポイント。余裕をもってスマートフォン以外の機器をテザリング接続出来ます。

忘れてはならないのが『爆アゲセレクション』の存在。NTTドコモ経由で『Disney+』『Netflix』『Lemino』『Spotify Premium』『YouTube Premium』『Arcade(Apple)』『DAZN for docomo』といったサービスに申し込みを行うと、月に最大『25%』のdポイントが還元。

付与されたdポイント(期間・用途限定)は、ahamoの利用料金支払いに対応(2024年1月10日から)。通信料金は固定費に属するので、削減出来れば生活にゆとりが生まれます。

また、ahamoは『海外データ通信(海外91の国)』利用時の追加料金が不要。データ容量は『20GB』でしたが、2024年10月1日からはこちらも『30GB』に増量されます(サポートに確認済み)。

LINEMOベストプランVがお勧めな人

  • 月間データ使用量が毎月20GBを超えている
  • LINEアプリを頻繁に使っている(ビデオ通話など)
  • 留守電話データサービスを利用している
  • メインとして利用している決済サービスがPayPay

月間データ使用量が『20GB以上』『LINEアプリを頻繁に利用している』のであれば、無償で『LINEギガフリー(ビデオ通話、ファイル送受信など対象サービスの通信がノーカウント)』を提供している『LINEMO』の方が、使い勝手で上回る可能性大。

また、留守番電話サービス(留守電パック:220円/月)を提供しているのもLINEMOのみ。留守電パックには『留守番電話』『着信転送』『着信お知らせ』が含まれます。

大きな決め手の一つとなるのが支払いに対応する『決済サービス』。MMD研究所が2024年7月26日に発表した『決済・金融サービスの利用動向調査』によると、QRコード決済サービス利用者(18歳~69歳:16,740人対象)の内『66.3%』が、現在利用しているQRコード決済に『PayPay』を挙げています。

同調査で『d払い』の利用率は『27.5%』と、PayPayから水を開けられた状態です。メインに使っている支払いサービスのポイントで『通信料金を支払う』という人は少なくないはず。経済圏を考慮した上で『LINEMOを選ぶ』というのは悪くない選択肢。

ahamoとLINEMOベストプランVがお勧めな人

  • 電話番号を使用した通話が多い
  • 格安SIM(MVNO)より優れた通信品質を求めている

ahamoとLINEMOベストプランVは、どちらも『5分かけ放題』が無料。さらに『国内無制限かけ放題』も月額『1,100円』と割安。それでいて通話技術は高音質な『VoLTE』を採用(ahamoはVoLTE HD+もサポート)。

一般的な格安SIM(MVNO)のかけ放題は、音質でVoLTEに劣る電話回線(オートプレフィックス)を使用。データ通信に加え、通話品質の向上も見込めるMNOの『ahamo』と『LINEMO』。この部分だけとっても格安SIMから乗り換える価値ありです。

ahamoについて

  • 転入手続き申し込み時に必要なMNP予約番号期限:10日以上
  • 開通手続き:ahamoアプリまたは手続きサイトから
  • MNP開通手続きを行わなかった場合:MNP予約番号の有効期限内に開通手続きを行わなかった場合は、チャットにて問い合わせが必要。MNP予約番号の有効期限が過ぎて問い合わせも無い場合は、商品受け取りから1か月後に契約の申し込みを取り消し
  • 切替受付時間:午前9時~午後9時まで
  • 切り替えにかかる時間:即時
  • 基本料金:2,970円(税込)
  • 契約月の基本料金:日割り
  • 通話料金:22円/30秒
  • 5分かけ放題:無料
  • 無制限かけ放題:1,100円(税込)
  • データ容量:20GB(2024年10月1日から30GB)、+1,980円で80GB増量
  • 翌月くりこし:非対応
  • 5G:対応
  • 低速切り替え:非対応
  • 通信回線:NTTドコモ
  • eSIM設定方法(Android/iOS):https://ahamo.com/flow/how-to-start-esim/
  • APNの設定(Android/iOS):https://www.docomo.ne.jp/support/for_simfree/apn.html?icid=CRP_SUP_for_simfree_to_CRP_SUP_for_simfree_apn&charge_10

LINEMOについて

  • 転入手続き申し込み時に必要なMNP予約番号期限:10日以上
  • 開通手続き:メールに記載のURLから
  • MNP開通手続きを行わなかった場合:SIMカードの到着日から6日後の午後8時30分までに切り替えを行わなかった場合、その翌日(SIMカード到着日の7日後)に回線切替
  • 切替受付時間:午前9時~午後8時30分まで
  • 切り替えにかかる時間:最大15分程度
  • 音声対応SIM基本料金:990円(税込)~
  • 契約月の基本料金:日割り
  • 5分かけ放題:550円(税込)、無料(LINEMOベストプランV)
  • 無制限かけ放題:1,650円(税込)、1,100円(LINEMOベストプランV)
  • 通話料金:22円/30秒
  • データ容量:3GB~
  • 翌月くりこし:非対応
  • 5G:対応
  • 低速切り替え:非対応
  • 通信回線:SoftBank
  • eSIM設定方法(Android/iOS):https://www.linemo.jp/process/esim/
  • APN設定方法(Android):https://www.linemo.jp/process/apn/android/
  • APN設定方法(iOS):https://www.linemo.jp/process/apn/ios/

※詳細はLINEMOの公式サイト(https://www.linemo.jp/)でご確認ください。

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