
Pixelシリーズの標準通話アプリ(対象端末)は、『通話スクリーニング』という機能を搭載しています。着信時に『AIで応答』をタップすると、AIが本人に代わって対応および録音してくれるというもの。
録音されたデータはリアルタイムに文字で起こされ表示。音声認識や応答文の生成がPixel内で処理される『プライバシー性の高さ』が特徴です。
応答精度は良好で、相手の音声はほぼ即時に文字化。画面上で『相手が何を話しているか』を把握出来ます。知らない番号から電話がかかって来た時の『スパム対策』としても有効。

とても便利な通話スクリーニング機能ですが、問題点は着信時に『AIで応答』ボタンを自分でタップしなければならないこと。つまりデフォルトでは『留守番電話』的な使い方が出来ません。

今回は『MacroDroid』というアプリを使用して、裏技的に通話スクリーニングを『留守番電話』の代わりに使用する方法を解説。お役に立てれば幸いです。
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Google Pixelシリーズの通話スクリーニング機能を自動化する流れ
※設定にはPixel 9aを使用しています。全端末で検証は行っていないので、その点につきましてはご留意ください。また非公式な方法になるので、ご利用は自己責任で。
Google PlayからMacroDroidをダウンロードしてインストール

MacroDroidホーム画面一覧から『マクロを追加』を選択

マクロ名を入力部分に『留守番電話』など適当な名称を入力し、トリガー右上の+マークを選択

『電話/SMS』から『電話の着信時』→『誰でも(番号指定なし)』を選択してOK


アクション右上の+マークを開き、『マクロ』から『次のアクション実行前に待機』をタップ

自動スクリーニングを開始するまでの秒数を指定後にOK(アラーム機能を使うはONのまま)

再びアクション右上の+マークを開き、『機器の操作や動作』から『UI画面操作』を選択


『クリック』→『テキスト内容』と進んだら、一致するテキストを入力部分に『AIで応答』と入力してOK


『クリック結果を待たない』にチェックを入れてOK

右上の・が縦に3つ並んだマークから『変更を保存』を選択して完了

通話スクリーニングの内容(録音及び文字起こし)は通話後にアプリ内から確認出来る

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