POCO X8 Pro(8500-Ultra)の処理能力は?AnTuTuでは見えない『裏側』まで解析

記事には広告が含まれます。本内容は公開時の情報です。
POCO X8 ProとPOCO X7 Proの背面デザイン比較。本体カラーとカメラ配置の違いを手に持って確認している様子

スマートフォンの性能を分かりやすく数値化してくれる主要ベンチマークと言えば、『AnTuTu Benchmark』『Geekbench 6』『3DMark』の3つ。今回もこれらを用いて、『POCO X8 Pro(Dimensity 8500-Ultra)』と、旧モデルとなる『POCO X7 Pro(Dimensity 8400-Ultra)』の比較検証を行いました。

通常であれば最新モデルが有利なスコアを記録するものですが、今回の実測値だけを見ると、意外にも旧モデルの方が優勢な印象を受けます。

AnTuTu Benchmarkは『総合的な性能』を把握するのに適していますが、より詳細に分析するには、CPU単体なら『Geekbench 6』、GPUなら『3DMark』の結果を見る必要があります。

本記事では、標準的なベンチマーク測定に加え、データ圧縮(約1GB)や画像編集(500枚のリサイズ)、さらに『原神(60fps)』プレイ時の挙動を徹底調査。POCO X8 ProとX7 ProそれぞれのCPU・GPUが、負荷に対して『どのような動きを見せているのか』を可視化し、数値だけでは見えない性能の『裏側』に迫ります。

この記事に書いてある内容

検証対象端末の主な公式スペック

項目POCO X8 ProPOCO X7 Pro(イエロー)
SoCDimensity 8500-UltraDimensity 8400-Ultra
メモリLPDDR5XLPDDR5X
ストレージUFS 4.1UFS 4.0
ディスプレイ解像度2,756×1,268px2,712×1,220px
リフレッシュレート最大120Hz最大120Hz
バッテリー6,500mAh(シリコンカーボン)6,000mAh
急速充電100W90W
サイズ157.53×75.19×8.38mm160.75×75.24×8.29 / 8.43mm
重量201.47g195g / 198g

Dimensity 8500-Ultra / 8400-Ultra(XiaomiおよびMediaTek公式ベース)

※ Xiaomi公式ページに未記載の内容は、MediaTek公式ページよりベースモデル(無印)の情報を参照しています。

モデル名Dimensity 8500-UltraDimensity 8400-UltraDimensity 8300-Ultra
製造プロセスTSMC 4nmTSMC 4nm4nm
CPU構成1× Cortex-A725 3.4GHz + 3× Cortex-A725 3.2GHz + 4× Cortex-A725 2.2GHz1× Cortex-A725 3.25GHz + 3× Cortex-A725 3.0GHz + 4× Cortex-A725 2.1GHz4× Cortex-A715 + 4× Cortex-A510
CPU世代Armv9 / A725のAll Big Core系Armv9 / A725のAll Big Core系Armv9 / A715+A510
L3 / SLC6MB L3 / 5MB SLC(Dimensity 8500)6MB L3 / 5MB SLC(Dimensity 8400)4MB L3(Dimensity 8300)
GPUMali-G720 MC8Mali-G720 MC7(Dimensity 8400)Mali-G615 MC6(Dimensity 8300)
AI(NPU)NPU 880(Dimensity 8500)NPU 880(Dimensity 8400)NPU 780(Dimensity 8300)
ISPImagiq 1080(Dimensity 8500)Imagiq 1080(Dimensity 8400)Imagiq 980(Dimensity 8300)
省電力技術UltraSave 3.0+(Dimensity 8500)UltraSave 3.0+(Dimensity 8400)
ゲーム最適化MediaTek HyperEngineHyperEngine Adaptive Gaming Technology 3.0HyperEngine / Adaptive Game Technology 2.0
メモリ対応LPDDR5X 最大9600Mbps(Dimensity 8500)LPDDR5X 最大8533Mbps(Dimensity 8400)LPDDR5X 最大8533Mbps(Dimensity 8300)
ストレージ対応UFS 4 + MCQ(Dimensity 8500)UFS 4 + MCQ(Dimensity 8400)UFS 4.0 + MCQ(Dimensity 8300)
搭載端末POCO X8 ProPOCO X7 ProPOCO X6 Pro

POCO X8 Proは、スマートフォンの核となるSocにMediaTek社の『Dimensity 8500-Ultra』を採用。前世代からの主なアップデート内容は下記の通り。

  • CPUの最大クロック周波数:3.25GHz→3.4GHz
  • GPUのコア数を増やす:Mali-G720 MC7→Mali-G720 MC8
  • ストレージ規格:UFS4.0→UFS4.1
  • メモリ帯域幅拡張:LPDDR5X 最大8533Mbps→LPDDR5X 最大96000Mbps(POCO X8 Proのメモリ帯域幅が非公開なのでスペック上の性能差は不明)

【POCO X8 Pro VS POCO X7 Pro】AnTuTu Benchmark( v11.0.9)

AnTuTu Benchmark( v11.0.9)検証環境

  • 使用端末:POCO X8 Pro(8GB/256GB)、POCO X7 Pro(12GB/512GB)
  • 室温:19.5℃
  • 画面の明るさ:白画像を表示させて照度計で50LUX程度に調整
  • 同時スタート
  • ケースなし
  • バッテリーセーバーOFF

Macに接続しながら計測しているしているので『電池の減り』に関しては正しいデータがとれていません。

POCO X8 ProのAnTuTu Benchmarkスコア( v11.0.9)

POCO X8 ProのAnTuTu Benchmark v11.0.9を3回連続で実行したスコア結果。CPU・GPU・MEM・UXの内訳と温度推移を比較
計測回数1回目2回目3回目
総合スコア2,015,0541,813,1421,809,764
CPU583,004488,338484,204
GPU668,222634,128632,447
MEM311,685287,080288,259
UX452,143403,596404,854
開始温度23.2℃35.0℃38.4℃
最高温度34.7℃38.4℃38.0℃

POCO X7 ProのAnTuTu Benchmark( v11.0.9)実測スコア

POCO X7 ProのAnTuTu Benchmark v11.0.9を3回連続で実行したスコア結果。CPU・GPU・MEM・UXの内訳と温度推移を比較
計測回数1回目2回目3回目
総合スコア2,033,6432,016,4712,004,136
CPU626,084617,955602,043
GPU606,227600,687602,128
MEM337,554336,341340,012
UX463,778461,488459,953
開始温度21.7℃33.3℃38.3℃
最高温度33.3℃39.3℃42.1℃

楽天モバイル(アフィリエイト広告)

【POCO X8 Pro VS POCO X7 Pro】Geekbench 6(CPU)

Geekbench 6(CPU)検証環境

  • 使用端末:POCO X8 Pro(8GB/256GB)、POCO X7 Pro(12GB/512GB)
  • 室温:22℃
  • 画面の明るさ:白画像を表示させて照度計で50LUX程度に調整
  • 同時スタート
  • ケースなし
  • バッテリーセーバーOFF

Geekbench 6(CPU)実測スコア

POCO X8 ProのGeekbench 6 CPUベンチマーク結果。シングルコア1516点、マルチコア6400点を表示した画面
POCO X8 ProのGeekbench 6実測結果
POCO X7 ProのGeekbench 6 CPUベンチマーク結果。シングルコア1612点、マルチコア6625点を表示した画面
POCO X7 ProのGeekbench 6実測結果

【POCO X8 Pro VS POCO X7 Pro】Geekbench 6(CPU)実測の裏側『実行中のCPU負荷推移』『Bigコア稼働時間』『』

Geekbench 6実行中のCPU負荷推移

POCO X8 ProとPOCO X7 ProのGeekbench 6実行中におけるCPU稼働傾向を比較したグラフ。時間あたりのCPU実行時間の違いを可視化

グラフの読み方

このグラフは『Geekbench 6の実行中に、どの場面でCPU負荷が高まったか』を見ている。

軸の意味

  • 横軸(下):Geekbench 6開始後の経過時間
  • 縦軸(左):1秒間にCPUが実際に働いた量

線の意味

  • グレー:POCO X7 Pro
  • 水色:POCO X8 Pro

👉 『ベンチマーク中のどこでCPU負荷が上がったか』を2機種で比較している

見るべきポイント

  • どのタイミングで山が出るか
  • 山の高さと回数がどう違うか

このグラフから分かること


👉 処理時間だけでなく、どこで重い処理が走ったかまで見える

POCO X8 Pro

  • 大きな山がはっきり出ている
  • 特定の場面でCPU負荷が一気に高まっている

👉重い処理ポイントが明確に出るタイプ

POCO X7 Pro

  • 山はあるが、X8 Proほど大きくない場面もある
  • 負荷の立ち上がり方がやや控えめに見える

👉必要な場面で負荷は上がるが、出方は少し違う

実際に起きていること

  • 両機種とも、負荷がずっと高いわけではない
  • 特定の場面だけCPU使用量が急増している

👉 Geekbench 6は全時間ずっと重いのではなく、重い区間が点在している

重要なポイント

① これは処理時間の棒グラフではない

このグラフは、『終わるまで何秒かかったか』ではなく『実行中のどこでCPUが忙しくなったか』を見るもの。

👉 時間の長さより、負荷の山の位置と高さが重要

② 山が高いほど、その瞬間のCPU負荷が強い

山が高い場面は、その瞬間にCPUが強く使われていたことを示す。

👉 どこで重い処理が発生したかが分かる

③ 負荷の出方の違いは、処理のさせ方の違いにつながる

同じベンチマークでも、一気に負荷をかける機種やや抑えながら処理する機種で波形が変わる。

👉 結果だけでなく、処理の進め方の違いも見えてくる

Geekbench 6の重い場面におけるCPU周波数推移

重い場面は、Geekbench 6実行中のCPU使用量推移を確認し、CPU負荷が大きく立ち上がったピーク区間を抽出しています。

POCO X8 ProとPOCO X7 Proの重いGeekbench 6シーンにおけるCPU周波数推移比較。高負荷時のクロック制御の違いを示したグラフ

ラフの読み方

このグラフは『重い処理場面で、CPUクロックがどう変化したか』を見ている。

軸の意味

  • 横軸(下):重い処理場面の経過時間
  • 縦軸(左):CPU周波数(MHz)

線の意味

  • 実線:CPU 4〜6の平均周波数(Mid Core)
  • 点線:CPU 7の周波数(Big Core)

👉 『重い処理中に、ミドルコアとビッグコアがどのくらいのクロックで動いたか』を2機種で比較している

見るべきポイント

  • 高クロックをどれだけ長く維持しているか
  • 途中でどれだけ大きく落ちるか

このグラフから分かること


👉 同じ重い処理でも、2機種はCPUクロックの使い方がかなり違う

POCO X8 Pro

  • 前半は高クロックまでしっかり上がる
  • ただしその後は、上下の変動がPOCO X7 Proより大きい

👉必要な場面で強く上げつつ、細かく調整しながら動くタイプ

POCO X7 Pro

  • 重い場面の前半で
  • Mid CoreもBig Coreも高いクロックを長めに維持している

👉高クロックをしばらく維持しながら押し切るタイプ

実際に起きていること

  • POCO X8 Pro→高い周波数には到達するが、途中の上下変動が大きい
  • POCO X7 Pro→高い周波数を比較的安定して維持している

👉 どちらも高性能だが、重い処理中のクロック制御の考え方が違う

重要なポイント

① これはスコア比較グラフではない

このグラフは、『どちらの点数が高いか』を見るものではなく『重い処理中にCPUクロックをどう使っていたか』を見るもの

👉 重要なのは、線の高さそのものよりも、維持と変動の仕方

② 高クロックが長く続くほど、重い処理を強く押しやすい

高い位置で横に長く続く部分は、その間ずっと高い周波数で処理していたことを示す。POCO X7 Proはこの傾向が分かりやすい。

👉 重い処理を安定して回していた可能性が高い

③ 上下変動が大きいと、細かい制御をしている可能性がある

POCO X8 Proは、高く上がる場面がありつつ、途中で落ちてまた上がる動きが目立つ。これは単純に弱いという意味ではなく、必要に応じてクロックを細かく調整している可能性がある。

👉 高クロック維持型か、変動しながら最適化する型かの違いが見える

Geekbench 6の軽い場面におけるCPU周波数推移

軽い場面は、Geekbench 6全体のCPU負荷推移を確認したうえで、CPU使用量が低めで推移していた区間を抽出しています。

POCO X8 ProとPOCO X7 Proの軽いGeekbench 6シーンにおけるCPU周波数推移比較。低負荷時の挙動差を示したグラフ

ラフの読み方

このグラフは『軽い処理場面で、CPUクロックがどう変化したか』を見ている。

軸の意味

  • 横軸(下):軽い処理場面の経過時間
  • 縦軸(左):CPU周波数(MHz)

線の意味

  • 実線:CPU 4〜6の平均周波数(Mid Core)
  • 点線:CPU 7の周波数(Big Core)

👉 『軽い処理中に、ミドルコアとビッグコアがどのくらいのクロックで動いたか』を2機種で比較している

見るべきポイント

  • 低クロック中心で動いているか
  • 必要な場面だけ一瞬クロックを上げているか

このグラフから分かること

POCO X8 Pro

  • 軽い場面でも、短いスパイクのようにクロックが何度も上がっている
  • ずっと高クロックを維持するのではなく、必要な場面だけ一瞬持ち上げてすぐ戻す動きが多い

👉軽負荷でも細かく反応して、瞬間的にクロックを上げるタイプ

POCO X7 Pro

  • 全体として低いクロック帯に長くとどまっている
  • 大きく上がる場面はあるが、回数はかなり少ない

👉軽い処理では低クロック中心で静かに動くタイプ

実際に起きていること

  • POCO X8 Pro→軽い処理中でも、小さな負荷変化にあわせてクロックを細かく上下させている
  • POCO X7 Pro→軽い処理中は低いクロックを維持し、必要な場面だけ少し持ち上げている

👉 重い処理時だけでなく、軽い処理時の制御方針にも違いがある

重要なポイント

① これはスコア比較グラフではない

このグラフは、『どちらの点数が高いか』を見るものではなく『軽い処理中にCPUクロックをどう使っていたか』を見るもの

👉 重要なのは、平均の高さよりも、上げ方と戻し方の違い

② 低クロック維持が多いほど、軽作業を省エネで処理している可能性がある

低い位置で長く続く部分は、その間ずっと低めの周波数で動いていたことを示す。POCO X7 Proはこの傾向が分かりやすい。

👉 軽い処理では無理にクロックを上げず、省エネ寄りに動いている可能性が高い

③ 細かいスパイクが多いと、反応重視の制御をしている可能性がある

POCO X8 Proは、軽い場面でも短くクロックが跳ね上がる場面が目立つ。これは無駄という意味ではなく、小さな処理でも素早く反応するために、瞬間的にクロックを上げている可能性がある。

👉 低クロック維持型か、瞬間加速型かの違いが見える

3つのグラフから見えたCPU制御の違い

POCO X8 ProとPOCO X7 ProのCPU制御の違いを3つのグラフで整理した比較図。高負荷時と軽負荷時の動き方の差を解説

3つのグラフをまとめて見ると、POCO X7 ProとPOCO X8 Proは、Geekbench 6を処理する速さそのものよりも、CPUの使い方に大きな違いがあることが分かります。

まず『Geekbench 6測定区間における実時間比較』では、両機種ともベンチマーク中ずっと高負荷が続くのではなく、特定の場面だけCPU負荷が大きく跳ね上がっていることを確認。つまりGeekbench 6は、全体を通して均一に重い処理ではなく、重い区間と軽い区間が混ざっているテストだと分かります。

そのうえで重い場面のCPU周波数推移を見ると、POCO X7 Proは高いクロックを比較的安定して維持する傾向が強く、重い処理をしばらく高出力のまま押し切るような動きに見えます。

これに対してPOCO X8 Proは高クロックまでしっかり上がる一方で、その後の上下変動が大きいのが特徴です。つまりPOCO X8 Proは、必要な場面では強くクロックを上げつつ、その後は細かく調整しながら処理しているように見えます。重い処理への向き合い方として、POCO X7 Proは『維持型』、POCO X8 Proは『可変型』に近い印象です。

一方、軽い場面のCPU周波数推移では、その違いがさらに分かりやすく出ています。POCO X7 Proは低いクロック帯を長く保ち、必要なときだけ少し持ち上げる動きが中心で、軽い処理ではかなりおとなしい制御です。

対してPOCO X8 Proは軽い場面でも短いスパイクが出ており、小さな負荷変化にも細かく反応しているように見えます。つまりPOCO X7 Proは省エネ寄り、POCO X8 Proは反応重視寄りの制御。

総合すると、POCO X7 Proは『高負荷時は高クロックを維持し、軽負荷時は静かに抑える」タイプ、POCO X8 Proは『高負荷時も軽負荷時も細かくクロックを上下させながら調整する』タイプと整理できます。

どちらが絶対的に優れているというより、同じGeekbench 6を処理していても、CPU制御の思想がかなり違うことが、この3つのグラフから読み取れる重要なポイントです。

【POCO X8 Pro VS POCO X7 Pro】データ圧縮で検証!同じデータの処理でも動きが違う『CPUの動き方』『処理時間』『CPUの使い方』

圧縮テストでは、約1.12GB分の画像ファイルを多数含むフォルダを使用。単一ファイルではなく、複数の画像が混在する実用的なデータ構成であり、実際の利用シーンに近い負荷をかけた状態で検証を行いました。

波がある『POCO X7 Pro』、波がない『POCO X8 Pro』。この違いは『負荷のかけ方』に現れる

POCO X8 ProとPOCO X7 ProのCPU負荷パターンと実際の圧縮処理性能を比較したグラフ。安定した高負荷が必ずしも高速処理ではないことを示す

グラフの読み方

このグラフは『CPUの動き方と実際の処理時間の関係』を見ている。

軸の意味

  • 横軸(下):処理の進み具合(0% → 100%)
  • 縦軸(左):CPUがどれくらい働いているか(負荷の強さ)

線の意味

  • グレー:POCO X7 Pro
  • 水色:POCO X8 Pro

👉 『処理の途中でCPUがどう動いているか』を2機種で比較している

見るべきポイント

見るべきはこの2つだけ

  • 線の安定性(ブレがあるか)
  • 全体の高さ(負荷のかかり方)

このグラフから分かること


👉 CPUの動き方が違っても、処理時間はほぼ同じになることがある

POCO X8 Pro

  • 負荷が安定している
  • 一定の強さで処理を継続
  • 波が少ない

👉均一に処理するタイプ

POCO X7 Pro

  • 負荷の上下が大きい
  • 必要な場面で強く動く
  • 無駄な負荷はかけない

👉メリハリをつけて処理するタイプ

実際に起きていること

  • POCO X8 Pro:安定して処理
  • POCO X7 Pro:強弱をつけて処理

👉 アプローチは違うが結果はほぼ同じ

重要なポイント

① 安定性と速度は別物

POCO X8 Pro

  • 安定している
  • でも速いとは限らない

② 処理戦略の違い

POCO X7 Pro

  • 高負荷を短く使う
  • 必要なところだけパワー投入

データ圧縮にかかった処理時間は『POCO X8 Pro』『POCO X7 Pro』ほぼ同じ

POCO X8 ProとPOCO X7 Proの圧縮ワーカーCPU時間比較グラフ。Perfetto解析でCPU使用時間の差を可視化

グラフの読み方

何を比べているのか

このグラフは ファイル圧縮中にCPUをどれくらい使ったか(合計時間)を比較している。

軸の意味

  • 縦軸:CPU時間(秒)→ CPUがどれだけ働いたか(長い=多く使っている)
  • 横軸:機種の違い → POCO X7 Pro / POCO X8 Pro

数値の見方

  • POCO X7 Pro:35.7秒
  • POCO X8 Pro:36.6秒

👉 差は約2.4%で、ほぼ同じ結果

このグラフから分かること

👉 CPU使用量の差はあるが、処理時間にはほぼ影響していない

POCO X7 Pro

  • CPU使用量:やや少ない
  • 必要な分だけ使っている動き

👉 無駄が少ない使い方

POCO X8 Pro

  • CPU使用量:やや多い
  • 比較的一定でCPUを使い続ける

👉 安定した使い方

重要なポイント

① CPU使用量 ≠ 処理速度

👉 多く使っても速くなるわけではない

② 効率の違いが見えている

  • POCO X7 Pro → 少ないCPUで同じ結果
  • POCO X8 Pro → やや多くCPUを使う

👉 処理の『やり方』が違う

③ 体感差にはほぼ影響しないレベル

👉 この差はベンチ的には意味があるがユーザー体感ではほぼ同じ

圧縮処理時のCPUの使い方を比較

POCO X8 ProとPOCO X7 Proの圧縮ワーカーにおけるCPUコア使用率比較。ビッグコアとミッドコアの利用時間をPerfettoで分析

グラフの読み方

何を比べているのか

このグラフは、ファイル圧縮中にCPUのどのコアがどれくらい使われたかを比較している。

軸の意味

  • 縦軸:CPU時間(秒)→ CPUがどれだけ働いたか。長いほど、そのコアを多く使っている
  • 横軸:機種の違い → POCO X7 Pro / POCO X8 Pro

色の意味

  • 青緑:Big Core → 高性能コアの使用時間
  • オレンジ:Mid Cores → 中間性能コアの使用時間

数値の見方

  • POCO X7 Pro
    Big Core:34.82秒 Mid Cores:0.87秒 Total:35.7秒
  • POCO X8 Pro
    Big Core:33.42秒 Mid Cores:3.14秒 Total:36.6秒

👉 合計時間の差は約2.4%で、全体としてはかなり近い結果

このグラフから分かること

POCO X7 Pro

  • Big Core中心の使い方
  • Mid Coresの使用もある
  • 合計CPU時間は35.7秒

👉 ほぼ単一の高性能コア中心で処理している動き

POCO X8 Pro

  • Big Coreの使用時間はPOCO X7 Proとほぼ同じ
  • Mid Coresの使用時間も近い
  • 合計CPU時間は36.6秒

👉 基本はBig Core中心だが、POCO X7 Proより少しだけ中間コアにも仕事が分散している

重要なポイント

① 両モデルとも処理の中心はBig Core

👉 POCO X7 Proは34.82秒、X8 Proは33.42秒なので、どちらも圧縮処理の大半を高性能コアが担っている

② 差が見えるのはMid Cores側

👉 POCO X7 Proは0.87秒、X8 Proは3.14秒で、X8 Proの方が中間コアの関与が多い。ただし、全体から見るとどちらもBig Core主体である点は共通している

③ 全体差は小さい

👉 合計は35.7秒と36.6秒で、差は小さい

④ このグラフで注目すべきなのは『速さ』より『使い方』

  • POCO X7 Pro:よりBig Core集中型
  • POCO X8 Pro:少しだけ分散型

【POCO X8 Pro VS POCO X7 Pro】Lightroomで500枚の画像をリサイズ!CPUの挙動を解析『実処理時間』『各処理スレッドが使った累積CPU時間』『CPUの働き方の内訳』

この検証では、Adobe Lightroomを使用し、同一条件の写真500枚を一括でリサイズ書き出ししました。単純なベンチマークではなく、実際の利用に近い『連続処理』における挙動を確認することを目的としています。

Lightroom書き出しの実処理時間(実際に書き出し完了までかかった時間)差はごくわずか

POCO X8 ProとPOCO X7 ProのLightroom書き出し時間比較グラフ。実処理時間の差をPerfettoベースで検証

グラフの読み方

このグラフは、Lightroomで書き出し処理が終わるまでにかかった実時間を比較している。

軸の意味

  • 横軸:処理時間(秒) → 右に長いほど、処理にかかった時間が長い
  • 縦軸:機種の違い → POCO X7 Pro / POCO X8 Pro

数値の見方

  • POCO X7 Pro:1017.65秒
  • POCO X8 Pro:1023.78秒

👉  差は約6.1秒。割合で見ると約0.6%差

このグラフから分かること


👉 両モデルの書き出し時間には大差がない

POCO X8 Pro

  • 書き出し時間:1017.65秒

POCO X7 Pro

  • 書き出し時間:1023.78秒

重要なポイント

① 差はあるが、かなり小さい

👉 約6秒差、約0.6%差なので、ベンチマークとしては差が見えても、実用上はほぼ同じと考えてよい

② 体感差はほぼ出ない

👉 これだけ処理時間が長い作業では、6秒前後の違いは日常使用で意識できるレベルではない

③ このテストでは優劣を大きく語れない

👉 どちらかが明確に速い、遅いと言える結果ではなく、両モデルともほぼ同じ処理性能を持っていると読むのが自然

Lightroomで書き出し中に各処理スレッドが使った累積CPU時間はPOCO X8 Proの方が短い

POCO X8 ProとPOCO X7 ProのLightroom書き出しスレッド構成比較。メイン処理とJPEGデコードのCPU時間内訳を可視化

グラフの読み方

このグラフは、Lightroomの書き出し中に、主要な処理スレッドがCPUをどれだけ使ったかを積み上げで見せたもの。

軸の意味

  • 縦軸:CPU Time(秒)→ その処理スレッドがCPU上でどれだけ動いていたか。長いほど、その処理にCPU時間を多く使っている。
  • 横軸:機種の違い→ POCO X7 Pro / POCO X8 Pro

色分けの意味

  • Main Worker Thread→ 書き出し処理の中心になるメインの作業スレッド
  • Render Thread→ 描画や出力まわりを支える処理スレッド
  • JPEG Decode→ JPEG画像の展開・読み込み処理
  • Filter Pipeline→ フィルター適用などの画像処理

数値の見方

POCO X8 Pro

  • Main Worker Thread:912.58秒
  • Render Thread:277.56秒
  • JPEG Decode:75.64秒
  • Filter Pipeline:62.29秒
  • 合計:1328.07秒

POCO X7 Pro

  • Main Worker Thread:918.95秒
  • Render Thread:276.77秒
  • JPEG Decode:78.41秒
  • Filter Pipeline:64.43秒
  • 合計:1338.56秒


👉 主要スレッドの合計CPU使用時間は、POCO X8 Proのほうがわずかに短い

このグラフから分かること

👉 両モデルの処理構成はほぼ同じ

どちらも、

  • Main Worker Thread が大半を占める
  • Render Thread がその次に大きい
  • JPEG Decode と Filter Pipeline は小さい

という構成になっている。

つまり、Lightroomの書き出し処理の中身そのものは、両モデルでかなり近い

👉 POCO X8 Proは主要スレッドのCPU使用時間が少し短い

合計では、

  • POCO X7 Pro:1338.56秒
  • POCO X8 Pro:1328.07秒

となっていて、POCO X8 Proのほうが約10.49秒短い。つまりこのグラフだけを見ると、POCO X8 Proのほうが主要処理スレッドの作業量はわずかに少ないように見える。それなのに実際の処理完了時間はPOCO X8 Proのほうが長い。

別の実処理時間グラフ(Lightroomで書き出し処理が終わるまでにかかった実時間)では、

  • POCO X7 Pro:1017.65秒
  • POCO X8 Pro:1023.78秒

となっていて、実際に終わるまでの時間はPOCO X8 Proのほうが長い

👉 つまり、CPUで仕事していた時間はPOCO X8 Proのほうが少し短いのに、全体の完了は少し遅いということになる。

重要なポイント

① このグラフは完了までの時間』ではなく『CPUで働いていた時間』を見ている

👉 このグラフは、書き出しが終わるまでの実時間ではなく、主要スレッドがCPUをどれだけ使ったかを示している。

  • コンポジションは短い
  • でも実際の完了は遅い

ということは普通に起こりうる。

② POCO X8 Proは『計算そのもの』が重かったわけではなさそう

👉 コンポジションでは、POCO X8 Proの主要スレッドCPU時間はむしろ少し短い。なので、POCO X8 Proが遅かった理由をこのグラフから読むなら、CPUのメイン処理が重かったから遅いとは言いにくい。

③ 差は『待ち時間』や『処理のつなぎ』に出ている可能性が高い

👉 POCO X8 Proは、CPUで実際に働いている時間は少し短いのに、終わるまでの時間は少し長い。

この場合、考えられるのは、

  • 処理の合間の待機
  • スレッド同士の同期待ち
  • データ受け渡しのタイムラグ
  • CPUが十分に使われていない細かな空白時間
  • このグラフに表れない補助処理

といった要素。つまり、差は主要スレッドの重さそのものではなく、処理の流れ全体の効率差として現れている可能性がある。そしてこの種の差は、ソフトウェアの最適化やアップデートで縮まることもあるため、今回の結果だけでPOCO X8 Proの処理設計を断定的に評価するのは早いと言える。

書き出し中のCPUの働き方の内訳。処理の大半は、どちらもbigコアが担当していた

POCO X8 ProとPOCO X7 ProのLightroom書き出し時CPUコア使用率比較。ビッグコア中心の処理傾向を示したグラフ

グラフの読み方

このグラフは、Lightroomで画像を書き出している間に、CPUのコア種類ごとの使用時間を比較したもの。ここで見ているのは、Big Core / Mid Core / Little Core が、それぞれ何秒ぶん動いていたか。『何秒で書き出しが終わったか』を直接見るグラフではなく、書き出し中のCPUの働き方の内訳を見るグラフ。

軸の意味

  • 縦軸:CPU Runtime(seconds)→ その種類のコアがどれだけ動いていたかを秒で表したものです。長いほど、そのコアが長く使われていたことを意味する。
  • 横軸:機種の違い→ POCO X7 Pro と POCO X8 Pro の比較。

色分けの意味

  • Big Core→ 高性能コア。重い処理を速く進める役割。
  • Mid Core→ 中間性能コア。性能と消費電力のバランスを取る役割。
  • Little Core→ 省電力コア。軽い処理や補助的な処理を担当しやすい部分。

数値の見方

POCO X8 Pro

  • Big Core:836.76秒
  • Mid Core:65.42秒
  • Little Core:10.40秒
  • 合計:912.58秒

POCO X7 Pro

  • Big Core:856.72秒
  • Mid Core:57.53秒
  • Little Core:4.70秒
  • 合計:918.95秒

👉 この主要処理スレッドでは、POCO X8 Proのほうがわずかに短い

このグラフから分かること

👉 両モデルとも、処理の大半をBig Coreに任せている

一番大きいのは両方ともBig Core。

  • POCO X7 Pro:856.72秒
  • POCO X8 Pro:836.76秒

つまり、Lightroomの書き出しでは、ほとんどの重い処理が高性能コア中心で進んでいることが分かる。Mid CoreとLittle Coreも使われているが、割合としてはかなり小さい。

👉 合計時間が少し短いからといって、実際の書き出し完了が速いとは限らない

このグラフではPOCO X8 Proの合計が少し短いですが、『実処理時間』のグラフ(Lightroomで書き出し処理が終わるまでにかかった実時間)では、POCO X8 Proのほうがわずかに長くなっていた。

  • CPUコア使用時間の合計 はPOCO X8 Proが少し短い
  • 実際に終わるまでの時間 はPOCO X8 Proが少し長い

なぜ『CPU使用時間の合計』と『実際の書き出し時間』に差が出るのか

これは、見ている時間の意味が違うから

👉 実際の書き出し時間は『待っている時間』も含む

『書き出し開始から完了まで何秒かかったか』は、下記を含めたユーザーが実際に待つ合計時間。

  • CPUが全力で計算している時間
  • 何かの完了を待っている時間
  • データの受け渡し待ち
  • スレッドの切り替え待ち
  • 一瞬の空白時間

つまり、『CPUが働いた時間』だけではなく、『全体が終わるまでの待ち時間』も含む

重要なポイント

① このグラフは『どのコアでどれだけ仕事したか』を見るグラフ

👉 『何秒で終わったか』を直接示すグラフではない。このグラフが教えてくれるのは、Lightroomの書き出しが主にどのコアに依存しているか。結論としては、両機種ともBig Core依存が非常に強い

② 両モデルのCPU利用傾向はかなり近い

👉 POCO X7 ProとX8 Proで、CPUの使い方そのものに大きな違いは見えない。どちらもBig Core中心で、Mid / Littleは補助的。そのため、少なくともこのテストでは、Lightroomの処理構造自体はかなり似ていると読める。

③今回の結果だけで『POCO X8 Proのほうが遅い設計』とは断定しにくい

👉 CPUコア使用時間そのものは、POCO X8 Proのほうが少し短い。そのため、POCO X8 Proが不利に見える差は、ハードウェアの絶対性能差というより、現時点の処理の流れや最適化状態の影響を受けている可能性がある。こうした部分は、

  • アプリの更新
  • OSの最適化
  • スケジューラやドライバ調整

などで変わる余地がある。つまり、今回の結果は『主要処理の重さはほぼ同じだが、全体の進み方にわずかな差がある』と読むのが一番自然。

【POCO X8 Pro VS POCO X7 Pro】3DMark(Wild Life Extreme Stress Test)

3DMark(Wild Life Extreme Stress Test)検証環境

  • 使用端末:POCO X8 Pro(8GB/256GB)、POCO X7 Pro(12GB/512GB)
  • 室温:22℃
  • 画面の明るさ:白画像を表示させて照度計で50LUX程度に調整
  • 同時スタート
  • ケースなし
  • バッテリーセーバーOFF

Macに接続しながら計測しているしているので『電池の減り』に関しては正しいデータがとれていません。

3DMark(Wild Life Extreme Stress Test)実測スコア

POCO X8 ProとPOCO X7 Proの3DMark Wild Life Extreme Stress Test結果比較。ループスコアと安定性、温度推移を一覧表示
左からPOCO X8 Pro、POCO X7 Pro

POCO X8 Pro

  • 最高スコアは高い
  • ただし落ち幅も大きい
  • 最初は強いが、長時間負荷では性能が下がりやすい

POCO X7 Pro

  • 最高スコアは少し低い
  • でも安定性は高い

グラフの読み方

Best loop score

最も調子がいい瞬間の性能。

  • POCO X8 Pro:4,366
  • POCO X7 Pro:4,067

ここだけ見ると、POCO X8 Proのほうが速い

Lowest loop score

負荷をかけ続けたあと、落ちた状態の性能。

  • POCO X8 Pro:3,160
  • POCO X7 Pro:3,235

ここはPOCO X7 Proのほうが少し上

Stability

性能をどれだけ維持できたかの指標。高いほど安定。

  • POCO X8 Pro:72.4%
  • POCO X7 Pro:79.5%

POCO X7 Proのほうが7.1%安定している。

Stress Test の折れ線から分かること

POCO X8 Proは、最初の高い位置から比較的大きく下がっている。POCO X7 Proも下がるが、下がり方がゆるやか。つまり、

  • POCO X8 Proは『最初は速い』
  • POCO X7 Proは『後半でも崩れにくい』

という違いが見える。

Performance monitoringも見ると

電池温度

  • POCO X8 Pro:26℃ → 47℃
  • POCO X7 Pro: 25℃ → 49℃

POCO X7 Proのほうが最終温度は少し高い。ただし『POCO X7 Proの冷却が悪い』とまでは言い切れない。なぜなら、より高い性能を維持しようとして熱を使っている可能性もあるからだ。

フレームレート

  • POCO X8 Pro:13 FPS to 30 FPS
  • POCO X7 Pro:14 FPS to 28 FPS

ここは大差ではないが、POCO X7 Proはレンジがやや狭く、動きが少し安定寄りに見える。

楽天モバイル(アフィリエイト広告)

【POCO X8 Pro vs POCO X7 Pro】3DMark(Wild Life Extreme Stress Test) 実測の裏側『GPUクロック推移』『GPU温度推移』『GPUクロック × 温度(重ね解析)』

GPUクロック推移(1秒平均)|POCO X7 Pro vs X8 Proの実動作を可視化

POCO X8 ProとPOCO X7 ProのGPUクロック推移比較グラフ。3DMark実行中の周波数変化をPerfetto平均値で可視化

このグラフは、スマートフォンのGPU(グラフィック性能)の動きを1秒ごとに記録したも。ゲームや3D処理をしているとき、GPUはずっと同じ性能で動いているわけではなく、温度・電力・負荷状況に応じて細かく上下している。

グラフの読み方

  • 縦軸(Y軸):GPUの動作周波数(高いほど高性能)
  • 横軸(X軸):経過時間(テストの進行)

このグラフから分かること

POCO X8 Pro

  • 全体的にクロックが高く、性能は優秀
  • ただし細かい上下(ジグザグ)が多く、制御が頻繁に入っている

POCO X7 Pro

  • クロックはやや低め
  • しかし動きが比較的安定しており、ブレが少ない

重要なポイント

👉 クロックが高くて安定している=必ずしも速いわけではない

実際の処理速度は、

  • CPUとの連携
  • スケジューリング
  • 発熱制御

なども影響するため『見た目の安定=実性能』ではないのがポイント

GPU温度推移(1秒平均)|発熱と制御の違いを比較

POCO X8 ProとPOCO X7 ProのGPU温度推移比較グラフ。3DMark負荷中の温度変化をサーマルログから分析

サーマル閾値(温度の上限目安)

示している温度はあくまで最大の目安であり、実際の制御は温度だけで決まるわけではありません。負荷のかかり方や電力、発熱の上昇速度など複数の要因をもとに制御されるため、同じ温度でも挙動が異なる場合があります。

項目POCO X7 ProPOCO X8 Pro
CPU85 / 90 / 100 / 117 ℃85 / 90 / 100 / 117 ℃
GPU85 / 90 / 100 / 117 ℃85 / 90 / 100 / 117 ℃
BATTERY50 / 55 / 59 / 60 ℃50 / 55 / 59 / 60 ℃
SKIN(外装)53 / 55 / 57 / 70 / 80 / 90 ℃53 / 55 / 57 / 70 / 80 / 90 ℃

グラフの読み方

このグラフは、スマートフォンのGPU温度の変化を1秒ごとに記録したもの。

  • 縦軸(Y軸):GPUの温度(℃) → 数値が高いほど発熱している状態
  • 横軸(X軸):経過時間(秒) → テストがどれくらい進んだか

このグラフから分かること

POCO X8 Pro

  • ほぼ常に95℃前後で張り付く
  • 高い温度を維持しながら性能を出し続けるタイプ

POCO X7 Pro

  • 85〜92℃あたりで上下
  • 温度を抑えながら動作する傾向

重要なポイント

👉 温度が高い=悪い、ではない

スマホは以下をバランスして動いている:

『電力(バッテリー消費)』『性能(クロック)』『温度(発熱)』

このグラフの本質

  • POCO X8 Proは → 高温を許容して性能優先の制御
  • POCO X7 Proは → 温度を抑えて安定重視の制御

GPUクロック × 温度(重ね解析)|性能と発熱の関係を可視化

POCO X8 ProとPOCO X7 ProのGPUクロックと温度の関係を重ねて比較したグラフ。発熱と制御傾向の違いを可視化

グラフの読み方

このグラフは、スマートフォンの『性能(クロック)』と『発熱(温度)』を同時に重ねて表示したもの

  • 縦軸(Y軸):正規化された値(0〜1) → 数値そのものではなく、「相対的な高さ」を比較するための指標
  • 横軸(X軸):経過時間(秒)

線の意味

  • シアン(X8 Temp):POCO X8 Proの温度
  • グレー(X7 Temp):POCO X7 Proの温度
  • 赤(X8 Clock):POCO X8 Proの性能(クロック)
  • 緑(X7 Clock):POCO X7 Proの性能(クロック)

👉 ポイント:温度とクロックの『動きの関係』を見るグラフ

このグラフから分かること

POCO X8 Pro

  • 温度はほぼ常に高い位置で安定
  • しかしクロックは徐々に下がっていく

👉 高温状態でも性能が維持されていない

POCO X7 Pro

  • 温度はやや低めで推移
  • クロックは早い段階で下がるが、その後は安定

👉 温度と性能のバランスを取る制御

共通の挙動

  • 温度が上がるとクロックが下がる傾向がある
  • ただしその制御の仕方が両者で大きく異なる

重要なポイント

👉 温度と性能は常にトレードオフ

スマホは内部で以下を同時に調整している:

  • 発熱(温度)
  • 性能(クロック)
  • 消費電力

このグラフの核心

  • POCO X7 Pro → 早めに性能を抑えて温度を安定させる(先読み制御)
  • POCO X8 Pro → 温度を上げても性能が落ちる(制御が後追い)

【POCO X8 Pro vs POCO X7 Pro】原神(60fps)プレイ時の『平均/総合フレームレート』『GPU温度』『GPUクロック推移』を比較検証

風立ちぬ地のワープポイント『七天神像-風』の周りをひたすらグルグル回るという単純な検証。ゲーム内の時計を『午前6時』にセットしてからスタート。

端末の検証環境

  • 使用端末:POCO X8 Pro(8GB/256GB)、POCO X7 Pro(12GB/512GB)
  • 室温:22℃
  • 画面の明るさ:白画像を表示させて照度計で50LUX程度に調整
  • ケースなし
  • バッテリーセーバーOFF

原神の設定

  • 画質:最高
  • レンダリング精度:最高
  • シャドウ品質:高
  • 視覚効果:中
  • SFX品質:高
  • シーン細部:最高
  • フレームレート:60
  • モーションブラー:高
  • Bloom:ON
  • アンチエイリアス:TAA
  • 人群れの密度:高
  • マルチプレイ時、チームメイトのSFX:ON
  • 互換モード:オン
  • シェーダーのキャッシュクリア:クリアする
  • 現在のグラフィックAPI:Vulkan

【原神60fps:POCO X8 Pro VS POCO X7 Pro】『平均フレームレート/総フレームレート』10分間比較

POCO X8 ProとPOCO X7 Proの描画性能比較グラフ。10分間ゲームテストにおける平均FPSと総描画フレーム数を比較し、X8 Proは低いGPUクロックでもほぼ同等の実性能を示した

グラフの読み方

  • 上:平均FPS(なめらかさ)
  • 下:総フレーム数(実際に描画された量)

そして色👇

  • 赤:POCO X7 Pro
  • 青:POCO X8 Pro

👉 横に長いほど性能が高い

このグラフから分かること

① 平均FPS

  • POCO X7 Pro:60.09 FPS
  • POCO X8 Pro:59.73 FPS

👉 差は 0.36 FPS(約0.6%)。人間には 完全に体感不能レベル

② 総フレーム数(10分)

  • POCO X7 Pro:36,052
  • POCO X8 Pro:35,839

👉 差は 213フレーム。10分でこの差は誤差レベル

重要なポイント

 見た目の差は『ゼロ』

👉 どちらも 常時ほぼ60FPS維持0.36FPS差は測定誤差と同じレベル

端末の傾向

POCO X8 Pro

  • わずかに低いが誤差

👉効率重視の動作

POCO X7 Pro

  • わずかに数値上は上

👉高クロック寄りの動作

【原神60fps:POCO X8 Pro VS POCO X7 Pro】GPU温度(1秒平均)の10分間推移

POCO X8 ProとPOCO X7 ProのGPU温度推移比較グラフ。高負荷時の発熱差を時間経過で可視化

グラフの読み方

  • 縦軸:温度(℃)
  • 横軸:時間(秒)
  • 赤:POCO X7 Pro
  • 青:POCO X8 Pro

👉 線が上に行くほど『発熱(消費電力)が大きい

このグラフから分かること

① 全体的な温度差

  • POCO X7 Pro:約55〜62℃
  • POCO X8 Pro:約45〜52℃

👉 常に 約10℃前後の差

② 時間経過による変化

  • POCO X7 Pro:時間とともにじわじわ上昇
  • POCO X8 Pro:上昇はするがかなり緩やか

③ スパイク(急上昇)

👉 両方あるが、POCO X7 Proの方が高く・荒い

【原神60fps:POCO X8 Pro VS POCO X7 Pro】GPUクロック推移(1秒平均)の10分間推移

POCO X8 ProとPOCO X7 ProのGPUクロック推移比較グラフ。1秒平均の周波数変動と傾向差を示した比較図

グラフの読み方

軸の意味

  • 横軸:時間(秒) → テストの経過時間
  • 縦軸:GPUクロック(MHz) → GPUの動作速度

👉 上に行くほど『強く回している』

色の意味

  • 赤:POCO X7 Pro
  • 青:POCO X8 Pro

線の見方(重要)

  • ギザギザ:実際の動き(負荷に応じて上下)
  • 太い線:全体の傾向(平均的な動き)

👉 波は気にしすぎなくていい。 全体の高さを見る

このグラフから分かること

まず一番大事な事実👇

✔ GPUクロックの違い

  • POCO X7 Pro:だいたい350〜400MHz
  • POCO X8 Pro:だいたい300〜340MHz

👉 POCO X8 Proの方が常に低いクロックで動作

重要なポイント

クロック差がはっきりある

👉 約50〜70MHzの差

それでも性能差はほぼゼロ

👉 FPS差は誤差レベル

端末の傾向

POCO X8 Pro

  • クロック低め
  • 安定している

👉 効率で出すタイプ

POCO X7 Pro

  • クロック高め
  • 上下の振れが大きい

👉 パワーで押すタイプ

POCO X8 Pro vs POCO X7 Pro『処理能力』検証結果まとめ

POCO X8 ProとPOCO X7 Proのベンチマークスコアと実使用時の効率差をまとめた比較画像。AnTuTuやGeekbenchでは見えにくい発熱とGPU負荷の違いを解説

代表的なベンチマークソフトのスコアだけを並べると、一見して旧モデルのPOCO X7 Proの方が『高性能』であるかのような結果になりました。

しかし、実際の使用シーンを想定した『データ圧縮』や『画像編集』といったCPU負荷の高い処理では、両機種の体感差はほとんど見られません。むしろPOCO X8 Proに関しては、今後のアップデートによる最適化(伸び代)すら感じさせる結果となりました。

さらに、GPU性能が真価を問われる『原神(60fps設定)』のような高負荷環境では、POCO X8 Proが明確な優位性を示しました。特筆すべきは、POCO X7 Proよりも低いGPUクロックかつ低温を維持しながら、安定して60fpsに近い動作を実現している点です。

これは、単なる『最大瞬間風速(ピーク性能)』の向上ではなく、実用域における『効率(少ない負荷で同等の処理を行う能力)』が進化していることを意味します。

結論として、ベンチマークスコアという一面的な指標ではPOCO X8 Proの真価を測ることはできません。数値には表れにくい『低負荷・低発熱での安定稼働』こそが、本機の持つ真の実力と言えるでしょう。

関連リンク

あわせて読みたい
手にした瞬間感じたPOCO X8 Proの高いビルドクオリティ。『iPhone風』を超える洗練デザインこの記事に書いてある内容一覧 独自路線から『洗練』へ。POCO X8 Proのデザイン刷新がiPhoneユーザーを惹きつける理由 『格安』を感じさせない贅沢な質感。iPhone 16eと...
あわせて読みたい
POCO X8 Proは『8GB』で十分か?進化のポイントをわかりやすく解説2026年3月17日(火)、小米技術日本株式会社が『POCO X8 Pro』『POCO X8 Pro Max』の2モデルをリリースしました。 POCO X8 Pro市場想定価格 8GB/256GB:59,980円(税込...

楽天モバイル(アフィリエイト広告)

瀬名 勇斗
運営者
サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
  • URLをコピーしました!