私が『Redmi Watch 3 Active』を使い始めてから2週間以上が経過しました。今回はそれを踏まえ、同デバイスの『デメリット』『メリット』『お気に入りの文字盤』を3項目に分けて解説していきたいと思います。
Redmi Watch 3 Activeを2週間ちょっと使って感じた3つのデメリット
日本語の表示がやや粗い
購入前から分かっていたことですが、Redmi Watch 3 Activeのディスプレイ解像度は『240 × 280』とやや低め。例えるなら『ファミコンゲームの文字表示』を少し綺麗にした感じ(英数字はあまり粗さを感じない)。
最初は違和感がありましたが、『粗い』ではなく『ファミコンぽい』という認識に自分の中で変わっていき、現時点では『イマイチ』と感じない程度に。
Rakuten Linkの通話に非対応。発着信が不安定になる場合も(改善設定あり)
これはRedmi Watch 3 Activeに限ったことではないですが、Rakuten Linkアプリの通話に非対応(SMSは受信可能)。Bluetooth子機としても使えるRedmi Watch 3 Active。一般的な楽天モバイルユーザーはその部分の機能性を削がれます。
Redmi Watch 3 Activeを接続した状態でRakuten Linkに発信・着信すると、音が途切れ途切れになり不安定な状態に。『設定』→『Bluetooth』→『Redmi Watch 3 Active』から『通話』をOFFにすると改善します。通話をOFFにしても不在着信やSMSの通知は機能するので問題なし。
有機ELではなく液晶。高輝度時はベゼルとディスプレイの境界が目立つ
円安の日本において5千円程度で買えるRedmi Watch 3 Active。画面サイズが大きくなるほどコストが上がる『有機EL』の採用はどう考えても無理。よって液晶は妥協点となります。
液晶は有機ELと比較してどうしてもベゼルが太くなりがち。また、バックライトで画面全体を照らして表示を行うので、黒いウォッチフェイスを選んでも、ベゼルとディスプレイの境界線が分かります(輝度を上げるほど目立つ。有機ELは画素を消灯させるのでほぼ分からない)。常時点灯も不可。
Redmi Watch 3 Activeを2週間ちょっと使って感じた8つのメリット
電池の持ちが良い。ガッツリ使っても10日間以上は余裕で持ちそう。管理はズボラでOK
Wear OSを採用するスマートウォッチは、『2日間』電池が持てば良い方。長く電池を持たせる為に輝度を下げたり、アプリの通知回数を減らしたり試行錯誤しなければなりません。
Redmi Watch 3 Activeはそういった面倒な設定が一切不要。日常的に使っているアプリの通知は全てON。加えて睡眠中の『高度なモニタリング』『呼吸スコア』ON、『傾けて画面点灯』ON、『心拍の連続モニタリング』を自動に設定。12日経過して16%電池が残っていました。
Redmi Watch 3 Activeは5気圧防水なので水洗いが可能。私は入浴前にRedmi Watch 3 Activeを洗うのが最近の日課。
家電は洗った後『充電時のショート』に気をつけなければなりません。Redmi Watch 3 Activeは充電頻度が少ないので、『洗う』→『適度に乾かす』といったズボラな管理でOK。
見やすい大画面、分かりやすいUIが秀逸。スマートフォンでデータを確認することが無くなった
1.83インチの大画面は想定していた以上に『見やすい』です。UIは『簡単スマホ』などを彷彿とさせる『直感的なわかり易さ』に重点を置いたデザイン。アイキャッチを見れば『一目』で何の情報が表示されているか把握出来ます。
詳しいモニタリング情報はスマートフォンで見るのが一般的ですが、Redmi Watch 3 Activeの場合は時計本体で十分。
睡眠を例に挙げれば、『目標睡眠時間』『前日の睡眠時間(質をグラフ表示)』『深い睡眠の割合』『浅い睡眠の割合』『レム睡眠の割合』『平均心拍数』『過去7日間の睡眠グラフ(平均睡眠時間)』といった様々な情報を、数回スクロールするだけで把握可能。
通知を不快に感じない上質なバイブレーション
スマートウォッチの通知は基本的に『バイブレーション』がメイン。振動の仕方はメーカーによってバラバラ。数万円するデバイスでも『安っぽい』と感じる場合があります。
5千円ちょっとのRedmi Watch 3 Activeに『振動の品質』まで求めるのは酷だと思っていたのですが、これは良い意味で予想を裏切られました。
Apple Watchを彷彿とさせる安っぽさを感じさせない心地の良いバイブレーション。通知の回数が極端に多い日でもこれなら不快になりません。個人的にかなりポイント高いです。
Bluetooth子機としての使い勝手が実用レベル
同様の機能を搭載しているスマートウォッチは他にもありますが、私の経験上は『オマケ程度』のものが殆ど。音声が割れてしまって聞き取りづらくなり『機能としてはついているけど使わない』というのが多い印象。
しかしRedmi Watch 3 Activeは違いました。通話をしていて『聞き取りづらい』と感じることは今のところなし。相手に内容を聞き返されることもありません(確認すると聞こえづらさは無いようです)。
お気に入りの連絡先に『10件』電話番号を登録可能。通話履歴は直近のものが20件残り、名前や番号を選択すると発信を行います(番号を入力することも出来る)。スマートフォンがBluetooth通信の圏内にさえあれば、立派に子機として動作します。
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ちなみに、車の運転時にスマートウォッチで通話(手に持つのは保持にあたりNG)するのは基本的にOK。ただし『発信』『着信』といった操作を行う場合は必ず停車すること。運転しながらそれらを行うと、『スマートフォンを操作している』のと同じ扱いで罰せられます。
値段の割には作り込みがしっかりしている。ラウンドエッジで操作性良好
Redmi Watch 3 Activeは『廉価』な部類に入る5千円ちょっとのスマートウォッチ。『いかにも』といった安っぽい見た目でもそこに文句をつけるべきではありません。
しかしディスプレイのガラスにラウンドエッジ加工が施されていたり、フレーム部分もメタリックで『安っぽい』とは言い難い印象。
Redmi Watch 3 Activeの画面操作はスマートウォッチの『ジェスチャー』に近いです。画面の端をスワイプするので、ラウンドエッジ加工は見た目の高級感と共に操作性も向上させています。
寝ている時に着けていても邪魔だと感じない
Redmi Watch 3 Activeは1.83インチの大画面なので、1日を通してヘルストラッキングするなら『スマートバンドと使い分ける必要があるのでは』と考えていました。しかし驚いたことに、寝ている時に着けていても全く違和感がない。
これは『本体の底面がサラサラしてベタつかない』『軽い』『バンドの質感がとても良い(本体と同じくベタつかない)』ことなどが理由。この辺りは世界を代表するスマートバンド(ウォッチ)メーカーXiaomiのお家芸。流石といったところですね。
嫌でも健康を意識する。体を動かす&睡眠時間が増加
これはどのスマートウォッチ(バンド)を着けていても同じだと思いますが、日頃の『不健康状態』が可視化されるので、運動する頻度と睡眠時間は当然増加。
Redmi Watch 3 Activeは可視化した情報を分かりやすく(見やすく)伝えてくれるので、効果に関しては類似品を上回るだろうと感じています。
『座りすぎです』を通知する機能は珍しいものではありませんが、心地良いバイブレーションで催促されると、『体を動かそう』という気が起きるもの。スクワットや柔軟体操に勤しむ毎日です。
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屋外での視認性良好。十分な輝度
最大輝度の低いデバイスは、屋外において視認性が著しく低下。Redmi Watch 3 Activeを装着して外を歩いてみて、十分な明るさである事を確認しまいした。
輝度を高くすると見やすくなる反面、消費電力が上がるので電池もちの悪いデバイスでは悲惨なことに。先述している通り、Redmi Watch 3 Activeの電池もちは『かなり良い』。輝度を高めに設定しても、『1日で半分電池が減った』などという悲劇は訪れません。
Redmi Watch 3 Activeでお気に入りの文字盤
Redmi Watch 3 Activeには沢山の文字盤が用意されています(スマートフォンアプリから設定可能)。ただし微妙なデザインが大半。数少ない候補の中から、液晶なので『黒ベース』以外の文字盤を探さねばなりません。
私がダントツで気に入ったのは『Mechatronics』というモノクロの文字盤デザイン。UIが洗練されていて、情報量が多いのにゴチャゴチャせず落ち着いた雰囲気。『スマートウォッチらしくない』ところが逆に好印象でした。
Redmi Watch 3 Activeの主な仕様
モデル名 | Redmi Watch 3 Active |
サイズ | 46.94×38.88×10.94 mm |
重量(ストラップ含む) | 41.67 g |
センサー | 心拍数センサー(血中酸素センサーを含む)、加速度計 |
電池容量 | 289 mAh |
充電方法 | マグネット式 |
画面サイズ | 1.83インチ |
画面タイプ | 液晶 |
画面解像度 | 240 × 280 ピクセル |
画面の最大輝度 | 450nit |
防水性能 | 5 ATM |
Bluetooth | 5.3 |
マイク | 対応 |
スピーカー | 対応 |
ウォッチフェイス | 200種類以上 |
睡眠モニタリング | 対応 |
血中酸素レベル測定 | 対応 |
心拍数24時間モニタリング | 対応 |
ワークアウト・スポーツモード | 100種類以上 |
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