楽天モバイルでは、2024年12月1日（日）午前0時以降留守番電話サービスを月額330円（税込）に有料化。私は月に1度使うか程度（必須ではない）なので、『裏技』を駆使してAndroidスマートフォン本体の留守電機能（伝言メモ）に切り替える予定。
ただし、スマートフォン本体の留守電機能は『標準電話アプリ』に紐づけ。つまり録音を聴くには標準電話アプリを起動する必要があります。録音を聞いたら、そのまま『相手に電話をかける』というのが通常の流れ。
標準電話アプリから発信してしまうと、楽天モバイルユーザーであれ『通話料金（22円/30秒）』が発生。スマートフォンの留守電機能は基本無料で使えますが、『うっかり標準電話アプリから発信』が増えれば、あっという間に『330円』を超えてしまいそう。
その『うっかり』を防いでくれる、『Rakuten Linkサポーター』という無料アプリが存在します。標準電話アプリの発信をRakuten Linkに切り替えてくれるスグレモノ。
今回はRakuten Linkサポーターの設定方法と使い勝手を紹介していきます。
Rakuten Linkサポーターの設定方法
まずGoogle Playから『Rakuten Linkサポーター』をダウンロードしてインストール。
Google Playより
Rakuten Linkサポーターを開いて、『デフォルトの通話転送アプリとして設定してください』から『設定』を選択。
『Rakuten Linkサポーターをデフォルトの転送アプリとして設定しますか？』と表示されたら『Rakuten Linkサポーター』にチェックを入れて『デフォルトに設定』を選択。
『Rakuten Linkへの遷移（せんい）を安定させるためオーバーレイ表示を許可して下さい』から『設定』を選択。
『次の画面で、Rakuten Linkサポーターに【他のアプリの上に重ねて表示】を許可した後、戻って来て下さい』と表示されたら『OK』を選択。
『他のアプリの上に重ねて表示』の中から『Rakuten Linkサポーター』を選択し、『他のアプリの上に重ねて表示できるようにする』にチェックを入れて初期設定に戻る。
『通知を許可して下さい』から『設定』を選択し、『通知の送信をRakuten Linkサポーターに許可しますか？』と表示されたら『許可』を選択。
利用方法の『下記の電話番号をRakuten Linkに転送しない（ハイフン無し、コンマ区切り）』に下記の番号（Rakuten Linkに対応していない番号）を入力して『ON』にする。
| 主な特番通話 | 番号 |
| 警察への緊急通報 | 110 |
| 消防・救急への緊急通報 | 119 |
| 海上で事件・事故が起きた時の緊急通報 | 118 |
| 災害伝言ダイアル | 171 |
| 消費者ホットライン | 188 |
| 児童相談所全国共通ダイヤル | 189 |
| 特定者向け情報の蓄積・再生【留守番電話】 | 1417 |
| 発信者番号非通知設定 | 147 |
| 発信者番号非通知設定解除 | 148 |
| ナビダイヤル（統一番号用電話番号） | 0570からはじまる電話番号 |
| 総務省消防庁（救急安心センター事業） | #7119 |
| 厚生労働省 子ども医療電話相談事業 | #8000 |
| DV相談ナビ | #8008 |
| 公益財団法人 日本道路交通情報センター | #8011 |
| 安全運転相談電話 | #8080 |
| 警察庁 性犯罪被害相談電話（全国統一） | #8103 |
| JAF ロードサービス救援コール | #8139 |
| 厚生労働省 女性相談支援センター等共通短縮ダイヤル | #8778 |
| 性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター全国共通短縮番号 | #8891 |
| 警察相談専用電話 | #9110 |
| 国土交通省 道路緊急ダイヤル | #9910 |
『次へ』を選択して詳細設定（2）に進み、通話アプリの選択画面を設定。『Rakuten Link』『標準電話アプリ』の選択が不要の場合は『OFF』。必要な場合は『ON』で『表示時間』を設定（デュアルSIM運用していて、もう片方の電話番号でもたまに発信をする場合はON）。
『次へ』を選択して詳細設定（3）に進み、Rakuten Link移動後に『発信ボタンを押してください。』というポップアップを表示させる場合は『ON』。非表示の場合は『OFF』に設定。
Xiaomi（シャオミ）端末を利用中の場合は、『ヒント』内の『Xiaomi製デバイスで必要な設定』から『設定』を選択。
『次の画面で【その他の権限＞バックグラウンドで実行中にポップアップウィンドウを表示する＞許可】を順にタップして下さい』と表示された『OK』を選択。
『その他の権限』から『バックグラウンドで実行中に新しい・・』を選択し、拒否を『常に許可』に変更。
Rakuten Linkサポーターの使い方
Rakuten Linkサポーターを設定してから標準電話アプリで発信をすると、電話番号が入力された状態でRakuten Linkに切り替わります。Rakuten Link側では再度発信ボタンをタップするだけ。
楽天モバイル以外の電話番号で発信しても『Rakuten Linkが起動』するので、『デュアルSIM運用』をしていて『楽天モバイル以外の電話番号でもたまに発信する』場合は、『通話アプリの選択画面』をONに設定しましょう。
楽天モバイルについて
- 転入手続き申し込み時に必要なMNP予約番号期限：7日以上（WEBの場合）
- 開通手続き：My楽天モバイルから
- MNP開通手続きを行わなかった場合：MNP予約番号有効期限が過ぎて長期間開通手続きを行わないと申込みが消滅する可能性がある
- 切替受付時間：午前9時～午後9時まで
- 切り替えにかかる時間：受付時間内の申し込みは当日開通（受け取り直後や午後9時00分直前に手続きをした場合、当日中に完了せず、翌日の開通となる場合がある）
- 音声対応SIM基本料金：1,078円（税込）～
- 契約月の基本料金：日割りなし
- 通話料金：22円/30秒（電話回線）、0円（Rakuten Link使用）
- 15分かけ放題（電話回線）：1,100円（税込）
- 無制限かけ放題（Rakuten Link使用）：0円（税込）
- データ容量：3GB～
- 翌月くりこし：非対応
- 5G：対応
- 低速切り替え：非対応
- 通信回線：楽天、au（パートナー回線）
- eSIM設定方法（Android）：https://network.mobile.rakuten.co.jp/faq/detail/00001374/
- eSIM設定方法（iOS）：https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/setting/ios/
- APN設定方法（楽天モバイルで購入した端末）：https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/setting/
- APN設定方法（楽天モバイル以外で購入した端末）：https://network.mobile.rakuten.co.jp/faq/detail/00001495/?l-id=guide_faq
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