Xiaomi 13T ProからXiaomi 14T Proへのモデルチェンジで行われたアップデートは、『カメラ(Leica)』だけではありません。Xiaomi 14T Proは同シリーズとして初めて『ワイヤレス充電』をサポート。
グローバルモデルはワイヤレス充電に関する表記が最大『50W』なのに対し、日本モデルは最大『10W』となっています。わざわざスペックダウンさせているのか、それとも何らかの理由で『10W』と低めに書いているのか分かりません。
2025年1月9日(木)時点でXiaomi Japanから発売されているもっとも高出力なワイヤレス充電器は、最大15Wの『Xiaomi 15W Magnetic Power Bank 6000mAh』。モバイルバッテリーと一体型のタイプです。
Xiaomi 15W Magnetic Power Bank 6000mAhは『Qi2.0』の認証を取得。Qi2.0はWPC(ワイヤレスパワーコンソーシアム)が開発し、2023年に発表したワイヤレス充電規格。
ワイヤレス充電規格はQi2.0の前世代となる『Qi』、他にもApple社が開発した『MagSafe』などが存在します。
QiはAndroidからiOSまで幅広いOSをサポート。ただし最大出力が『5〜15W』とバラバラ。さらにコイルの位置に端末が固定されないので、置き場所によっては速度(効率)が低下してしまい、充電に時間がかかる場合も。
マグネットを使って最適な位置で効率的に充電を行える『MagSafe』に関しては、最大出力が『15W』と高めですが公式サポートは『iOS』のみとなっています。
『汎用性の高いQi』『充電効率/出力に優れるMagSafe』のイイトコドリをしたのが『Qi2.0』です。『磁気充電』『Android/iOS』『最大15W充電』を全てサポート。