2024年11月7日(木)から、SHARPが各チャネルにおいて『AQUOS sense9』の発売を開始しました。個人的に着目していたのが『デザイン』の刷新です。
AQUOS sense9の筐体デザインは、デザイナー三宅一成氏が設立した『miyake design』による監修。イメージ画像の時点で、前世代との違いは明白でした。とはいえ、画像は所詮画像。実物を手にとるまで『真の進化』を体感することは出来ません。
では、実際AQUOS sense9を手にとってみてどう感じたのか。触れた瞬間の感触は『柔らかい』でした。素材はアルミニウムなので、物質的な柔らかさではありません。丸みを帯びた優しいフォルムが『柔らかさ』として手のひらから伝わってきたのです。
先代は手に触れる部分がやや鋭く加工されており(完全に直角ではない)、触れた瞬間に『柔らかさ』を感じることはありません。アルミニウムの冷んやりした質感がそのまま伝わって来ます。
AQUOS sense9から得られる触れた瞬間の『柔らかさ』は、アルミニウムの冷たさをうまく中和しているかのような錯覚さえ覚えます。デザインのマジックと言えるでしょう。
AQUOS sense9に『柔らかさ』を感じたのは、手で触れた瞬間だけではありません。上下左右バランスのとれた『ベゼル』が外側のフレームに近い『R』を描いており、それが『視覚的な柔らかさ』を生み出しています。
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