Find X9(Dimensity 9500)AnTuTu実測|Geekbench/3DMarkで性能と安定性も検証

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OPPO Find X9の背面デザイン(実機)—ベンチマーク検証用端末

この記事に書いてある内容

  • Dimensity 9500における主なアップデート内容
  • Find X9(Dimensity 9500)のAnTuTu Benchmark(v10/v11)実測結果(3回連続)
    • Find X9(Dimensity 9500)のAnTuTu Benchmark(v11.0.8)スコアまとめ
    • Find X9(Dimensity 9500)のAnTuTu Benchmark(v10.5.2)スコアまとめ
    • Find X9(Dimensity 9500)のAnTuTu Benchmark(v11.0.8)実測結果に関する評価
  • Find X9(Dimensity 9500)のAnTuTu Benchmarkスコアを『Find X8(Dimensity 9400)』『Xiaomi 15T Pro(Dimensity 9400+)』『Xiaomi 15 Ultra(Snapdragon 8 Elite)』『Nothing Phone (3)(Snapdragon 8S Gen 4)』と比較
    • Find X8(Dimensity 9400)のAnTuTu Benchmark(v11.0.8)実測結果(3回連続)
    • Xiaomi 15T Pro(Dimensity 9400+)のAnTuTu Benchmark(v11.0.8)実測結果(3回連続)
    • Xiaomi 15 Ultra(Snapdragon 8 Elite)のAnTuTu Benchmark(v11.0.8)実測結果(3回連続)
    • Nothing Phone (3)(Snapdragon 8S Gen 4)のAnTuTu Benchmark(v11.0.8)実測結果(3回連続)
    • 『Find X8』『Xiaomi 15T Pro』『Xiaomi 15 Ultra』『Nothing Phone (3)』のAnTuTu Benchmarkスコアから見える性能差
  • Find X9のGeekbench 6(CPU)スコア(実測値)を『Find X8』『Xiaomi 15T Pro』『Xiaomi 15 Ultra』『Nothing Phone (3)』と比較
  • Find X9(Dimensity 9500)、Find X8(Dimensity 9400)、Xiaomi 15T Pro(Dimensity 9400+)の3DMark Wild Life Stress Testスコア比較
    • Find X8とFind X9の『3DMark Wild Life Stress Test』実測結果を比較
    • Xiaomi 15T ProとFind X9の『3DMark Wild Life Stress Test』実測結果を比較
    • Find X9(Dimensity 9500)の長時間ゲームプレイ推奨設定(参考程度)
  • 関連リンク

OPPO Find X9の検証は、オウガ・ジャパンから本体を貸していただき行っています。

Dimensity 9500における主なアップデート内容

Find X9が搭載するSoc『Dimensity 9500』は、MediaTek社が2025年9月22日にリリース。前世代(Dimensity 9400)から『AI』『ゲーム』『省電力』性能をまとめてアップグレードし、ハイエンドモデルの土台をより強固に。

  • CPU設計の世代更新:第3世代オールビッグコア設計
  • CPU構成の刷新:Arm C1-Ultra / C1-Premium / C1-Pro 構成へ
  • CPU最大クロック言及:ウルトラコア最大 4.21GHz
  • L3キャッシュ増量12MB → 16MB
  • ストレージ更新UFS 4 + MCQ → UFS 4.1(4-lane)
  • メモリ/キャッシュ+UFSによる高速化訴求:読み書き2倍、AIモデル読み込み40%高速化
  • GPU刷新Immortalis-G925 MC12 → Mali-G1 Ultra MC12
  • GPU性能/効率の改善訴求:ピーク性能 最大+33%、電力効率 +42%
  • NPU更新+AIエンジン進化NPU 890 → NPU 990、Generative AI Engine 2.0
  • 通信の実効強化(下りCA):Sub6 DL 4CC 300MHz → 5CC 350MHz(スペック比較)+5CCで帯域幅改善の訴求
項目Dimensity 9400Dimensity 9500
CPU構成 / クラスタ1× Arm Cortex-X925(2MB L2、最大3.62GHz)3× Arm Cortex-X4(各1MB L2)4× Arm Cortex-A720(各512KB L2)1× Arm C1-Ultra(2MB L2)3× Arm C1-Premium(各1MB L2)4× Arm C1-Pro(各512KB L2)
コア数Octa(8)Octa(8)
L3キャッシュ12MB16MB
SLC10MB10MB
メモリ種類LPDDR5XLPDDR5X
最大メモリ周波数最大 10667 Mbps最大 10667 Mbps
ストレージUFS 4 + MCQUFS 4.1(4-lane)
セルラー(世代/帯域)3GPP-R17、Sub-6GHz(FR1)、2G-5G multi-mode、5G-CA、4G-CA、5G FDD/TDD、4G FDD/TDD、TD-SCDMA、WCDMA、EDGE、GSM3GPP-R17、Sub-6GHz(FR1)、2G-5G multi-mode、5G-CA、4G-CA、5G FDD/TDD、4G FDD/TDD、TD-SCDMA、WCDMA、EDGE、GSM
セルラー(機能)5G/4G Dual SIM Dual Active、Dual Data、SA & NSA;SA Option2、NSA Option3/3a/3x、NR FR1 TDD+FDD、DSS、256QAM、VoNR/EPS fallback5G/4G Dual SIM Dual Active、Dual Data、SA & NSA;SA Option2、NSA Option3/3a/3x、NR FR1 TDD+FDD、DSS、256QAM、VoNR/EPS fallback
DL(下り)Sub6 DL 4CC 300MHz、R17 Enhancement、LB DL 4×4 MIMOSub6 DL 5CC 350MHz、R17 Enhancement、LB DL 4×4 MIMO
UL(上り)Sub6 UL 2CC 200MHz、R17 Enhancement、FDD UL 2×2 MIMO/PC2Sub6 UL 2CC 200MHz、R17 Enhancement、FDD UL 2×2 MIMO/PC2
省電力MediaTek UltraSave 4.0、R17 Power Saving EnhancementMediaTek 5G UltraSave、R17 Power Saving Enhancement
GNSSGPS L1CA+L5+L1CBeiDou B1I+B1C+B2a+B2bGLONASS L1OFGalileo E1+E5a+E5bQZSS L1CA+L5NavIC L5GPS L1CA+L5+L1CBeiDou B1I+B1C+B2a+B2bGLONASS L1OFGalileo E1+E5a+E5bQZSS L1CA+L5NavIC L5+L1
Wi-FiWi-Fi 7(a/b/g/n/ac/ax/be)Wi-Fi 7(a/b/g/n/ac/ax/be)
Wi-FiアンテナTBTC(Triple Band Triple Concurrency)TBTC(Triple Band Triple Concurrency)
Wi-Fiピーク速度7.3Gbps7.3Gbps
Bluetooth6.0(dual Bluetooth engine)6.0(dual Bluetooth engine)
Bluetoothピーク速度12Mbps12Mbps
最大カメラセンサー320MP320MP
最大動画撮影8K60(7690×4320)8K60(7690×4320)4K120(EIS)4K60 cinematic mode
GPUArm Immortalis-G925 MC12Arm Mali-G1 Ultra MC12
ビデオ再生/エンコード8K60 10-bit decode(HEVC/AVC/VP9/AV1)8K30 10-bit encode(HEVC/AVC)8K60 8-bit HEVC encode8K60 10-bit decode(HEVC/AVC/VP9/AV1)8K30 10-bit encode(HEVC/AVC)8K60 8-bit HEVC encode
ディスプレイ最大リフレッシュWQHD+ 180HzWQHD+ 180Hz
ディスプレイ特記事項Tri-port MIPI for Tri-Fold DisplaysTri-port MIPI for Tri-Fold Displays
NPU / AIMediaTek NPU 890(Generative AI, Agentic AI)MediaTek NPU 990(Generative AI, Agentic AI)
ISPImagiq 1090Imagiq 1190

Dimensity 9500のCPUは、性能重視の『第3世代オールビッグコア』設計を採用。最大4.21GHzの『ウルトラコア』に加え、『3つのプレミアムコア』『4つのパフォーマンスコア』で動きます。これにより前世代より、単体の処理(シングル)が最大『+32%』同時処理(マルチ)が最大『+17%』速くなる一方、ピーク時の消費電力を下げて電池もちを改善。ゲームや通話をしながら『別作業をする』といったシーンでも、電力効率が上がるとしています。

次に『読み書きの速さ』。新しいキャッシュ/メモリ設計と、『UFS 4.1(4レーン)』対応により、データの読み取り・書き込みが大幅に高速化(Find X9のストレージはUFS 4.1)。これによりアプリ起動や処理の待ち時間が減り、巨大なAIモデルの読み込み時間も短縮されます。

ゲーム面ではGPU(映像を描く心臓部)が強化され、ピーク性能や省電力が向上。さらにレイトレーシングを高フレームレートで扱う技術や、Unreal Engine機能対応により『AAA』レベルのリアルタイムレンダリングと没入感あるライティングを実現。

AIは第9世代『NPU 990』と新しいAIエンジンで、生成AIの処理を高速化しつつ省電力化。長文(128Kトークン)処理や、超高精細な画像生成などを端末内で行いやすく。

カメラはISPを『Imagiq 1190』にアップデートすることで、『RAW処理』『連続フォーカス追従』『映画風ポートレート動画』などを強化。Find X9では、4K解像度の動画を『120fps』でより滑らかに撮影出来ます。

Find X9(Dimensity 9500)のAnTuTu Benchmark(v10/v11)実測結果(3回連続)

Find X9は16GB/512GBモデルを使用しています。

OPPO Find X9でAnTuTuベンチマークの3Dテスト(Seasons Ray Tracing)を実行中

AnTuTu Benchmarkはスマートフォンやタブレットの性能を数値化してくれる代表的なアプリ。『CPU(処理速度)』『GPU(グラフィック性能)』『MEM(RAM、ROMの読み書き速度)』『UX(アプリの動作速度)』を測定し、その結果を総合スコアとして表示します。

AnTuTuスコア目安(v11)性能レベル適した使い方(参考程度)
~50万程度一般的なエントリークラス通話・LINE・読書・軽いWeb検索程度。ゲームやカメラ処理は厳しい
50万~85万程度エントリークラス上位~下位ミドルクラスSNS、動画視聴、ナビ、ライトなゲームはストレスを感じない程度
85万~120万程度一般的なミドルクラス日常利用はスムーズで快適。動画・写真の処理も比較的はやい。グラフィック設定中程度で3Dゲームも遊べる
120万~170万程度上位ミドルクラス3Dゲーム、写真編集、AI(オンデバイス)などを行える
170万~240万程度ハイエンド負荷の重い3Dゲームも安定的にこなす。ヘビーユーザー向き
240万~超ハイエンド最高峰の性能。ゲーミングスマホやフラッグシップ級

室温約20〜22度の室内で同時検証。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。

Find X9(Dimensity 9500)のAnTuTu Benchmark(v11.0.8)スコアまとめ

AnTuTu v11 1回目(総合3461784)
AnTuTu v11.0.8実測:OPPO Find X9 総合3461784(CPU1017797/GPU1284430/MEM387262/UX772295)
AnTuTu v11 2回目(総合3303956)
AnTuTu v11.0.8実測:OPPO Find X9 総合3303956(CPU979227/GPU1173490/MEM383302/UX767937)
AnTuTu v11 3回目(総合3223326)
AnTuTu v11.0.8実測:OPPO Find X9 総合3223326(CPU918699/GPU1160028/MEM384427/UX760172)
計測回数1回目2回目3回目
AnTuTu(v11)総合3,461,7843,303,9563,223,326
CPU1,017,797979,227918,699
GPU1,284,4301,173,4901,160,028
MEM387,262383,302384,427
UX772,295767,937760,172
実測中の最高温度(℃)35.240.542.5
温度上昇(℃)+12.3+5.3+2
電池減少(%)-4-6-6

V11へのアップデートにより、AnTuTu Benchmarkは従来の理論的な測定に偏らず、より実際の利用シーンに近い作業を増やす方向でテスト内容が見直されています。 

スマホの『頭脳』として機能するCPUテストでは、従来の単核/多核評価に加え、加解密(暗号化/復号)アルゴリズム圧縮アルゴリズムなど日常用途に近い処理、さらに複雑な棋局分析を模した国際チェスのテストが追加されています。また、処理器のAI演算能力を測るためのCPU AI専用テストも追加され、AI性能の中核指標の一つとして『GEMM(行列演算)』も盛り込まれています。 

主にグラフィック処理を担当するGPUテストでは、代表的な3Dシーン(例:『四季:小木屋』『海岸线HD:石之庇护所』)をUE 5.5へ移行し、レンダリング調整を実施。さらに光线追踪(レイトレーシング)性能テストが追加されています。 

メモリ/ストレージの挙動を扱うMEMテストでは、従来のメモリ帯域/遅延に加えて、ストレージで従来の順次・ランダム読写だけでなく、混合ランダム読写を追加し、多タスク並行時の負荷をより現実に近い形で再現することを狙っています。さらにAI時代を見据え、AI大規模モデルのファイル読み取り能力テストも追加されています。 

アプリの『体感(動作速度)』を示すUXテストでは、既存項目を実利用に合わせて更新しつつ、Word文書処理Excel表計算処理のテストを追加。加えて動画フォーマット変換テストも加わり、日常的なオフィス処理やマルチメディア処理の観点からも評価できる構成になっています。 

Find X9(Dimensity 9500)のAnTuTu Benchmark(v10.5.2)スコアまとめ

2回目、3回目の計測では『画像のデコード』の部分が『異常値』として検出されています。

AnTuTu v10 3回分まとめ(2897356/2790378/2641926)
AnTuTu v10.5.2実測(3回分):OPPO Find X9 総合2897356/2790378/2641926(異常表示あり)
計測回数1回目2回目3回目
AnTuTu(v10.5.2)総合2,897,3562,790,3782,641,926
CPU643,008619,007597,179
GPU1,374,8011,235,8701,198,641
MEM472,200459,657403,710
UX407,347475,844442,396
実測中の最高温度(℃)33.740.642.7
温度上昇(℃)+13.5+6.9+2.1
電池減少(%)-5-7-7

Find X9(Dimensity 9500)のAnTuTu Benchmark(v11.0.8)実測結果に関する評価

AnTuTu Benchmark(ver.11.0.8)の実測結果は3回続けて『300万』超えをキープ。AnTuTu Benchmark『ver11』のスコアは、ver10よりも『トータル(総合)』『CPU』『UX』が高めに出る傾向。Find X9の性能が『最高峰(超ハイエンド)』であることは間違いないですが、混同しないように注意しましょう。

AnTuTu Benchmark『v10』と『v11』の違い(Find X9の1回目測定値参照)

項目v10.5.2(実測)v11.0.8(実測)v11の増減率(対v10)
総合(1回目)2,897,3563,461,784+19.5%
CPU643,0081,017,797+58.3%
GPU1,374,8011,284,430-6.6%
MEM472,200387,262-18.0%
UX407,347772,295+89.6%

特筆すべきは『GPU』の数値。3回目で『100万超え』の端末は、他メーカーのハイエンドを含めてもかなり限定されるはず。前世代(Find X8)の時点でトップクラスだったグラフィック処理能力が、もう一段上へと進化。

凄まじいスコアを叩き出しつつ、電池温度の上昇は『42.5度(電池の劣化がしやすくなるとされているのは一般的に45度以上)』に抑えられています。電池の減り方は『-4〜-6%』とミドルクラス並み。MediaTekが紹介している『電力効率の高さ』を数値が実証しています。

Find X9(Dimensity 9500)のAnTuTu Benchmarkスコアを『Find X8(Dimensity 9400)』『Xiaomi 15T Pro(Dimensity 9400+)』『Xiaomi 15 Ultra(Snapdragon 8 Elite)』『Nothing Phone (3)(Snapdragon 8S Gen 4)』と比較

全端末室温約20〜22度の室内で同時検証。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。

Find X8(Dimensity 9400)のAnTuTu Benchmark(v11.0.8)実測結果(3回連続)

OPPO Find X8(AnTuTu v11.0.8 3回分)
AnTuTu v11.0.8実測(3回分):OPPO Find X8 総合3025871/2947248/2931603(CPU/GPU/MEM/UX内訳)
計測回数1回目2回目3回目
AnTuTu(v11)総合3,025,8712,947,2482,931,603
CPU919,774893,517887,290
GPU1,038,820985,597984,529
MEM412,086420,671409,892
UX655,191647,463649,892
実測中の最高温度(℃)33.038.339.2
温度上昇(℃)+13.8+5.3+0.9
電池減少(%)-7-8-9

Xiaomi 15T Pro(Dimensity 9400+)のAnTuTu Benchmark(v11.0.8)実測結果(3回連続)

Xiaomi 15T Pro(AnTuTu v11.0.8 3回分)
AnTuTu v11.0.8実測(3回分):Xiaomi 15T Pro 総合2790819/2471789/2474444(CPU/GPU/MEM/UX内訳)
計測回数1回目2回目3回目
AnTuTu(v11)総合2,790,8192,471,7892,474,444
CPU827,425627,784628,084
GPU996,704972,997977,654
MEM361,854340,086340,465
UX604,836530,922528,241
実測中の最高温度(℃)35.036.336.0
温度上昇(℃)+14.6+3.8+2.1
電池減少(%)-7-6-5
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Xiaomi 15 Ultra(Snapdragon 8 Elite)のAnTuTu Benchmark(v11.0.8)実測結果(3回連続)

Xiaomi 15 Ultra(AnTuTu v11.0.8 3回分)
AnTuTu v11.0.8実測(3回分):Xiaomi 15 Ultra 総合2515997/2502339/2498326(CPU/GPU/MEM/UX内訳)
計測回数1回目2回目3回目
AnTuTu(v11)総合2,515,9972,502,3392,498,326
CPU504,494481,351493,155
GPU1,148,1211,151,2021,134,422
MEM384,931389,479389,388
UX478,451480,307481,361
実測中の最高温度(℃)31.435.336.5
温度上昇(℃)+10.5+5.1+3.9
電池減少(%)-6-6-7
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Nothing Phone (3)(Snapdragon 8S Gen 4)のAnTuTu Benchmark(v11.0.8)実測結果(3回連続)

Nothing Phone (3)(AnTuTu v11.0.8 3回分)
AnTuTu v11.0.8実測(3回分):Nothing Phone (3) 総合2435431/2417758/2395519(CPU/GPU/MEM/UX内訳)
計測回数1回目2回目3回目
AnTuTu(v11)総合2,435,4312,417,7582,395,519
CPU720,763707,606698,628
GPU831,685820,284807,375
MEM407,478400,442398,509
UX475,505489,426491,007
実測中の最高温度(℃)36.041.042.0
温度上昇(℃)+15.0+5.0+2.0
電池減少(%)-6-6-7
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『Find X8』『Xiaomi 15T Pro』『Xiaomi 15 Ultra』『Nothing Phone (3)』のAnTuTu Benchmarkスコアから見える性能差

3回連続でAnTuTu Benchmarkを実測(同じ環境)して『3回目』のスコア。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。

AnTuTu内訳比較グラフ(Find X9ほか)
AnTuTuスコア比較グラフ:Find X9/Find X8/Xiaomi 15T Pro/15 Ultra/Nothing Phone (3)(CPU/GPU/MEM/UX内訳)

Find X9(Dimensity 9500)は、今回実測した中で唯一3回目においても『300万』を突破。Find X8(Dimensity 9400)のスコアを30万近く上回っています。それだけではありません。

Find X8の電池の減りは、3回を通して『-24%』。それがFind X9では『-16%』まで抑えられています。これは電池が5,630mAhから『7,025mAh(エネルギー密度向上で小型軽量)』に増量されたことや、Socの電力効率向上が大きく影響しているかと。

『Xiaomi 15T Pro(Dimensity 9400+)』『Xiaomi 15 Ultra(Snapdragon 8 Elite)』『Nothing Phone (3)(Snapdragon 8S Gen 4)』といった他メーカーのハイエンド比較では、Find X9の『CPU』スコアが突き抜け。

アプリの動作速度を示す『UX』の数値が、こちらも唯一『70万台後半』まで上昇しています。ハイパフォーマンスモンスターとして君臨していた『Find X8』を余裕で超えてきた『Find X9』。強すぎる。

Find X9のGeekbench 6(CPU)スコア(実測値)を『Find X8』『Xiaomi 15T Pro』『Xiaomi 15 Ultra』『Nothing Phone (3)』と比較

Geekbench 6 実行中
OPPO Find X9でGeekbench 6を実行中(CPUベンチマーク計測画面)

Geekbench6(CPU)は『シングルコア(1つのCPUコアで処理した時の性能』『マルチコア(複数コアで処理した時の総合的な性能)』を評価するベンチマーク。タスク処理の早さを知るための参考値となります。

Geekbench 6 結果(3236/9512)
Geekbench 6 CPU実測:OPPO Find X9 シングル3236・マルチ9512(Android 16)
Geekbench 6 結果比較(4機種)
Geekbench 6 CPU実測比較:Find X8(2793/7576)・Xiaomi 15T Pro(2568/7695)・Xiaomi 15 Ultra(3051/9389)・Nothing(2108/6548)
左から『Find X8』『Xiaomi 15T Pro』『Xiaomi 15 Ultra』『Nothing Phone (3)』のGeekbench6(CPU)スコア実測結果

テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。

Geekbench比較グラフ(Find X9ほか)
Geekbench 6 CPUスコア比較グラフ:Find X9/Find X8/Xiaomi 15T Pro/15 Ultra/Nothing Phone (3)(Single/Multi)

Find X9のGeekbench6(CPU)実測値は、単体で処理を行うシングルコアが前世代の2,793から『3,236』、総合力を示すマルチコアが7,576から『9,512』へと上昇。Dimensity 9500で導入された『第3世代オールビッグコア』設計がスマートフォンの『脳』となるCPUの性能を底上げ。

他メーカーのハイエンド実測値と比較しても、『シングルコア』『マルチコア』の双方で最高値となったFind X9。CPUの性能が高いと全体的な『体感速度』が上がるだけでなく、OSの更新やアプリの肥大化に柔軟対応。『端末を快適に使える期間』が長く維持されます。

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Find X9(Dimensity 9500)、Find X8(Dimensity 9400)、Xiaomi 15T Pro(Dimensity 9400+)の3DMark Wild Life Stress Testスコア比較

3DMark実行イメージ
OPPO Find X9で3DMark Wild Life Stress Testを実行中(ストレステスト計測イメージ)

3DMark(Wild Life)は、スマホやタブレットのGPU性能を長時間連続で測定するベンチマークテストです。数分間のベンチマークではなく、20回連続で同じ負荷をかけ続けることで、端末が時間の経過とともにどう性能変化するかを確認できます。

CPH2797(Find X9)結果
3DMark Wild Life Stress Test実測:OPPO Find X9(CPH2797)Best 13945/Lowest 13005/安定性93.3%(20→35℃)
Find X9(Dimensity 9500)の測定結果
CPH2651(Find X8)結果
3DMark Wild Life Stress Test実測:OPPO Find X8(CPH2651)Best 11701/Lowest 11655/安定性99.6%(20→32℃)
Find X8(Dimensity 9400)の測定結果
2506BPN68R(Xiaomi 15T Pro)結果
3DMark Wild Life Stress Test実測:Xiaomi 15T Pro(2506BPN68R)Best 20153/Lowest 11373/安定性56.4%(20→44℃)
Xiaomi 15T Pro(Dimensity 9400+)の測定結果

Find X8とFind X9の『3DMark Wild Life Stress Test』実測結果を比較

項目Find X8(Dimensity 9400)Find X9(Dimensity 9500)両モデルの差
ベストループスコア11,70113,945+2,244(+19.17%)
ローストループスコア11,65513,005+1,350(+11.59%)
安定性(Stability)99.6%93.3%-6.3pt
最高温度32°C(20→32°C)35°C(20→35°C)+3°C
フレームレート範囲67〜131 FPS76〜134 FPS最小 +9 / 最大 +3
バッテリー消費-9%(63→54%)-8%(72→64%)+1pt

Find X8(Dimensity 9400)との比較では、『ベストループスコア(+19.17%)』『ローループスコア(+11.58%)』が上がり、『フレームレート(最小/最大)』がより滑らかに。特に『最小値』の底上げが『+9』と顕著です。

通常ゲーミング性能が向上すると『電池の減り』が大きくなりますが、Find X9ではFind X8の-9%から『-8%』に制御。安定性も『93.3%』と高い数値を維持。最高クラスのパフォーマンスが長時間維持されるということです。

Xiaomi 15T ProとFind X9の『3DMark Wild Life Stress Test』実測結果を比較

項目Xiaomi 15T Pro(Dimensity 9400+)Find X9(Dimensity 9500)両モデルの差
ベストループスコア20,15313,945-6,208(-30.81%)
ローストループスコア11,37313,005+1,632(+14.35%)
安定性(Stability)56.4%93.3%+36.9pt
最高温度44°C(20→44°C)35°C(20→35°C)-9°C
フレームレート範囲46〜153 FPS76〜134 FPS最小 +30 / 最大 -19
バッテリー消費-13%(72→59%)-8%(72→64%)+5pt

他社のハイエンドモデル(Xiaomi 15T Pro)と『ベストループスコア』の部分で比較すると、一見『Find X9の方が低性能』に見えます。しかしXiaomi 15T Proは安定性が『56.4%』と低く、ローストループスコアではFind X9が『+14.35%』と上回る結果に。

電池の減りもFind X9の方が『-8%』と少なく、最低フレームレートはXiaomi 15T Proの46FPSに対して『76FPS』。つまり『長時間ゲームプレイ』などのパフォーマンスを左右する基本性能は『Find X9の方が高い』という認識で問題ないかと(メーカーによるベンチマーク測定時の挙動の違い)。

ベンチマークに関する記事はこちらから

Find X9(Dimensity 9500)の長時間ゲームプレイ推奨設定(参考程度)

ジャンル解像度フレームレートグラフィック品質エフェクト/陰影
超重量級RPG(原神/崩壊:スターレイル等)FHD+(標準)※発熱を抑えたいならFHD60fps固定推奨(可変は避ける)中〜高(“高”ベースで一部だけ中に)(影:中 or 低、被写界深度/モーションブラー:OFF推奨)
FPS/TPS(PUBG/Apex/COD Mobile)FHD+60fps安定(対応タイトルは90fps上限設定可)(競技性なら“スムーズ”寄り)低〜中(影:OFF〜低、視認性優先)
MOBA/格闘/カジュアル(LoL/ユナイト/モンスト等)FHD+90fps推奨(対応時。非対応は60fps)中〜高(影:中、演出ONでも可)
エミュレーション系(PS2/Switch等)FHD(等倍)(余裕があれば1.25倍まで)30〜60fps目安(タイトル依存)設定優先(影/AAは軽め、フレームスキップは最終手段)
レース/スポーツ(アスファルト/eFootball等)FHD+60fps固定中〜高(モーションブラー:OFF推奨)
長時間バトロワ(荒野行動/PUBG長時間戦)FHD(安定性最優先)60fps固定低〜中(影:OFF〜低、発熱抑制>電池持ち)

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瀬名 勇斗
運営者
サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
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