一部のAndroidスマホで使える『ワンタップ画面最小化』ボタンがGoogle検索を捗らせる

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画面最小化ボタン

Androidスマートフォンで使える『Google(検索)』『Google Chrome』といった2種類のアプリ。トップ画面から検索して情報を調べられるのは共通。ただし表示される項目は異なります。

Googleアプリには『タブ』がありません。その代わり調べることには長けているのが特徴。株価や天気の表示に加え、『最近のスクリーンショットを検索』『曲の情報を調べる』『製品やサービスを見る』『テキストを翻訳』といった他機能へのショートカットも実装されています。

ページを開いた後に出来ることも、GoogleアプリとChromeで微妙に違います。ただしGoogleアプリから開いたページも『Chromeで実行中』と表示されているので、あくまでブラウザはChromeなのでしょう。

では何が違うのかと言えば、Googleアプリで開いたページはやはり『タブ』の切り替えが出来ません。メインは『情報の共有』『お気に入りのページに保存』『ページ内検索』『翻訳』。

直感的な部分ではChromeよりも優れているGoogleアプリですが、タブを使えないので『並行して調べる(掘り下げや比較など)』といった使い方には不向き・・・でした。

しかし私が所有する一部のAndroidスマートフォン(Xiaomi 11T Pro、Xiaomi 13T、Motorola moto g13、Google Pixel 6a[Android 14 QPR3 Beta])では、いつからか『Googleアプリを拡張』する機能が使えるように。

上記の4台でGoogleアプリからWEBページを開くと、閉じる(×)の右隣りに他の端末では見当たらない『V』の様なアイコンが追加。

最小化ボタン

このボタンを選択すると、開いているページが最小化(ピクチャーインピクチャー。フローティングウィンドウとは異なる。位置は自由に変更可)され、新しいGoogleの検索画面が背面に表れます。

検索画面背面表示

最小化したウィンドウは、2タップで再び最大化可能。『囲って検索』は『画面に知りたい何かが表示されている』ことが前提。Googleアシスタントや分割表示よりも手軽です。

Android 14 QPR3 BetaにアップデートしたPixel 6aにアイコンが表示され、Pixel 8(安定版最新バージョン)では使えない同機能。現状(2024年3月21日時点)まだテスト段階で、その内他のAndro端末でも使えるようになるということでしょう!

瀬名 勇斗
運営者
サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
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