GoogleがGoogle Workspaceにおいて、Googleドライブのアップデートに関する情報を提供しました。
通信環境に合わせた動画再生が可能に
動画再生に関しては、新たに『DASH(Dynamic Adaptive Streaming over HTTP)』という技術を導入。
同技術の採用により、通信速度に合わせて動画の画質が自動調整されるように。『再生をクリックしてから再生が開始されるまでの時間改善』『通常再生時と高速再生時のどちらにおいても再バッファリングの削減』を実現しています。
無駄を省いたより効率的な検索を提供
iOSデバイス版の検索機能も強化(Android版も近日公開予定)し、下記の通りエクスペリエンスを改善。
検索バーの下に表示されるフィルタは、アップデート前の状態だと『ドキュメント』『PDF』『写真や画像』『プレゼンテーション』などが横並びに表示されています。横スクロールしないと全てのフィルタを確認することが出来ず、選べるフィルタの数は一つだけ。
アップデート後は『Type』『People』『Modifed』の3種類にタブが大分類され、例えばTypeを選択すると『Documents』『Spreadsheets』『Presentations』『Forms』など詳細が縦一列に表示。無駄にスクロールせず目的のカテゴリーにたどり着けます。
また、『Type+Modifed』といった複数の項目を同時に選択することも。より細かく的を絞って、効率的に検索結果を表示出来るように。
日本版へのロールアウト時期は不明
ロールアウトについては『15日営業日程度かかる』と書かれており、そこに日本が含まれているのかは不明。iPhone 15とPixelを含む複数のAndroidデバイスで確認しましたが、2024年3月4日時点では変化なし。気長に待つとしましょう。