Android用 Googleマップが『ビーコン』対応でトンネル内の位置情報を把握し易く。ただしビーコン設置数は不明

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トンネル内で位置情報をつかみやすくなったAndroidのGoogleマップ

Googleは同社が提供する地図アプリ『Googleマップ(Android用)』において、2023年10月から一部のユーザーに向けて『Bluetoothトンネルビーコン』のサポートを開始。2024年1月17日時点では、より多くのユーザーが同機能を利用可能な状態に。

ビーコン(BLE)』とは、Bluetooth(Low Energy)の無線技術を使用して位置情報を計測する技術(機器)。Googleがリリースしたオープンソース規格『Eddystone』は、Androidに加えてiOSにも対応。iOSは他に独自規格『iBeacon』をサポートします(他にもLINEが提供するLINE Beaconあり)。

2013年にGoogleに買収されたWaze MobileのGPSアプリ『Waze』は、2016年時点でビーコンに対応。買収した企業の技術を使うというのはGoogleの十八番。

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ちなみにWazeは『Waze Beacons』というトンネル設置用のビーコン(Eddystone規格)もリリース済み(日本で普及しているかは不明。今後Googleマップの対応を理由に売り込むかも?)。

Googleマップの『Bluetoothトンネルビーコン』対応により、Android端末はビーコン(Eddystone)が設置されているトンネル内において、位置を把握しやすくなります。

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もっとも、日本のトンネル内にどの程度ビーコン(Eddystone規格)が設置されているかは情報として公開されておらず、精度に関しては『実際に同機能をONにして走ってみなければ分からない』といったところか。

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iPhoneであれば『iBeacon』『Eddystone』をどちらもサポートしているので精度がやや上がりそう(実際上がるかは分からない)ですが、残念ながら2024年1月17日時点で『Bluetoothトンネルビーコン』には非対応。Androidの特権ですね。

Bluetoothトンネルビーコン』はデフォルトでOFFの状態。Android端末でGoogleマップを開いたら、まず右上のアイコンを選択。続けて『設定』→『ナビの設定』→『Bluetoothトンネルビーコン』。

トンネルビーコン

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瀬名 勇斗
運営者
サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
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