【検証】iPhone SE（第2世代）でも留守番電話の『文字起こし』はまともに機能するのか？iPhone 15と比較

iPhoneはiOS 18へのアップデートにより『留守番電話機能』を搭載しました。自動応答・音声の録音に加え、その内容をリアルタイムに『文字起こし』することも。

通信業者が提供する一般的な留守番電話サービスは月額『330円』程度。1年間継続すると『3,960円』、2年間で『7,920円』の固定費が発生。iPhoneの留守番電話機能に切り替えれば、固定費を継続的に節約出来ます。

録音（文字起こし）データは『本体』に保存される（iCloudで他のiPhoneと同期も可能）ので、留守番電話センターに問い合わせる必要もなし（通話料金が発生しない）。

先述している通り、留守番電話機能が追加されたのは『iOS 18』をサポートするiPhoneです。その内の1つが2020年発売モデルの『iPhone SE（第2世代）』。

iPhone SE（第2世代）は4.7インチの比較的小さめなディスプレイを採用し、重量はたったの『約148g』。2台めのスマートフォンとして、日常的に持ち歩いても邪魔になりません。

iPhone SE（第2世代）が搭載するSocは、2024年時点ではやや世代が古いと感じる『A13 Bionicチップ』。一般的な使い方をする分には問題のない処理能力を持ちますが、『ライブ文字起こし』といった最新機能はスムーズに動作するのか。

2023年モデルのiPhone 15（A16 Bionic）と、文字起こしの精度を比較してみることに。

下記の文章を読み上げ、iPhone SE（第2世代）とiPhone 15の留守番電話に録音。回線はどちらも無課金状態の『povo』を使用しました（『声の大きさ』『話す速度』は出来るだけ近づけるように意識）。

意外なことに、前半は『iPhone SE（第2世代）』の方が正しく文字を起こしています。どちらも完璧な精度とは言い難いですが、『営業電話であること』『どんな商品を売ろうとしているのか』は文字を読むだけで十分把握可能。

内容を正確に知りたい場合は『再生ボタン』を押して音声データを確認すれば良いだけ。文字のみで『必要』『不必要』のどちらかを判断出来るのは大きいですね。

少し古い『iPhone SE（第2世代）』でも問題なく動作した留守番電話の『文字起こし』機能。『小さいサブスマホ』を探しているAndroidユーザーにもお勧めです。

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