3万円台でこの『軽さ』は反則級!moto g64 5Gという『体感』して欲しいスマホ。

moto g64 5G

2024年6月28日(金)から、Motorola(モトローラ)が日本の各チャネルで発売を開始した『moto g64 5G』。メーカー直販価格は『34,800円(税込)』。価格で判断するとエントリーモデルです。

しかしmoto g64 5GはSocに『Dimensity 7025』を搭載。スマートフォンの脳となりデータの演算処理を行うCPUは、上位モデル『Motorola edge 40 neo』や価格で上回る『OPPO Reno11 A』に近い処理能力を持ちます。

モデル名 Dimensity 7025(moto g64 5G) Dimensity 7030(edge 40 neo) Dimensity 7050(OPPO Reno11 A)
CPU
  • Cortex-A78×2@2.5 GHz
  • Cortex-A55×6@2GHz
  • Cortex-A78×2@2.6 GHz
  • Cortex-A55×6@2GHz
  • Cortex-A78×2@2.6 GHz
  • Cortex-A55×6@2GHz
GPU IMG BXM-8-256 Mali-G610 MP3 Mali-G68 MP4
プロセス 6nm(TSMC) 6nm(TSMC) 6nm(TSMC)

AnTuTu Benchmark(Ver.10)のトータルスコアは安定して『50万』超え。画面のタッチ感度も良好(実測値でタッチサンプリングレート最大250Hz)なので、体感速度は完全にミドルクラス。動作が『軽い』のです。

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Chrome』『Gメール』『YouTube』『Googleニュース』『Keep』『X』『Instagram』『PayPay』『Amazon』『楽天市場』『PayPayフリマ』といったアプリを起動して一通り操作してみましたが、私の環境ではどのアプリも軽快(タッチしてから開くまでがはやい)かつ表示が滑らか。スクロールした瞬間にフワっとした『軽さ』を感じられます。

リフレッシュレートの変更は『設定』➡『ディスプレイ』➡『リフレッシュレート』から行えます。『自動』『60Hz』『120Hz』から選ぶことが可能。

フワっとした軽さを実現しているのは、最大『120Hz』のリフレッシュレート(1秒間に画面を書き換え可能な回数)。前モデルmoto g53j 5Gから踏襲している性能ですが、解像度がHD+から『FHD+』に底上げされ、表示がより高精細に。

ディスプレイ性能が高いミドルクラスのスマートフォンというのは少し前から存在しますが、3万円台という低価格で『アプリの動作』と『スクロール時』どちらにおいても『軽さ』を得られる端末は極めて稀。

ましてやここは『物価高』が進む日本市場。moto g64 5Gの存在は、まさに『安いスマートフォン希望の星』と言えるでしょう。

ただし画面サイズが『6.5インチ』とそれなりに大きく、『5,000mAh』の大容量電池を搭載しているので、『重量』に関しては本来一定の妥協が必要。moto g64 5Gの重量を他端末と比較してみました。

端末名 画面サイズ 電池容量 重量
moto g64 5G 6.5インチ(液晶) 5,000mAh 約177g(バニラクリーム:約180g)
Redmi Note 10T 6.5インチ(液晶) 5,000mAh 約198g
Pixel 8 6.2インチ(有機EL) 4,575mAh 約187g
Pixel 8a 6.1インチ(有機EL) 4,492mAh 約188g
OPPO A79 5G 6.7インチ(液晶) 5,000mAh 約193g
Redmi 12 5G 6.8インチ(液晶) 5,000mAh 約200g
AQUOS R9 6.5インチ(有機EL) 5,000mAh 約195g
OPPO Reno11 A 6.7インチ(有機EL) 5,000mAh 約177g
Motorola edge 50 pro 6.7インチ(有機EL) 4,500mAh 約186g
Xperia V 6.1インチ(有機EL) 5,000mAh 約182g

通常ディスプレイが『有機EL』の場合は、液晶と比較して部品が減るので『軽量化』する傾向にあります。moto g64 5Gは液晶ディスプレイですが、Pixel 8aなど有機EL採用モデルを下回る重量。実際手に持っても『軽い』です。

つまりmoto g64 5Gは『アプリの動作』『スクロール』『手に持つ』といった3つのシーンで『軽さ』を体感出来るスマートフォン。悩んでいる人が実機に触れたら、高い確率で『買う』と思います。

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Motorola moto g64(y) 5Gの主な仕様

モデル名 moto g64(y) 5G
Soc Dimensity 7025
容量 8GB/128GB(moto g64y 5G:4GB/128GB)
電池容量 5,000mAh
充電速度 最大30W
サイズ
  • 高さ:約161.56mm
  • 幅:約73.82mm
  • 奥行き:約7.99mm
重量 約177g、バニラクリーム:約180g
画面
  • サイズ:6.5インチ
  • 種類: 液晶
  • 解像度:1080×2400ピクセル
  • リフレッシュレート:最大120Hz
  • タッチサンプリングレート:不明
  • 最大輝度:不明
  • ピーク輝度:不明
  • 色深度:不明
  • HDR10+:不明
  • DCI-P3
  • ガラス:不明
カメラ リアカメラ

  • メインカメラ
    解像度:5,000万画素
    イメージセンサー:不明
    F値:1.8
    センサーサイズ:不明
    焦点距離:不明(35mm換算)
    画素サイズ:不明
    オートフォーカス:PDAF
    手ブレ補正:光学式
    動画撮影:1080p@60fps/30fps
  • マクロカメラ
    解像度:200万画素
    イメージセンサー:不明
    F値:2.4
    焦点距離:不明(35mm換算)
    動画撮影:720p@30fps

フロントカメラ

  • 解像度:1,600万画素
    F値:2.4
スピーカー ステレオ(DOLBY ATMOS)
防塵防水 IP52
認証 側面指紋認証、顔認証
Micro SDカード 対応(最大1TB)
Bluetooth 5.3
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
位置情報 GPS, A-GPS, GLONASS, Galileo, QZSS, Beidou
おサイフケータイ 対応
イヤフォンジャック(3.5mm)
SIM nano SIM+eSIM

Motorola moto g64(y) 5Gにお勧めな格安SIM

  • 5G:n1/n3/n28/n41/n77/n78
  • 4G:LTE B1/B2/B3/B4/B8/B11/B12/B17/B18/B19/B26/B28/B38/B41/B42
  • 3G:W-CDMA B1/B2/B4/B5/B8

docomoの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)

docomo回線が使えるお勧め格安SIM

Softbankの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(◎)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)

Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

auの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(◎)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)

au回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイルの周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)

楽天回線が使えるお勧め格安SIM

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