OpenAIが東京にアジア初のオフィスを開設!日本語に最適化したGPT-4カスタムモデルの提供も

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OpenAI Japan

OpenAIより

OpenAIは2024年4月14日(現地時間)、公式ブログにおいて東京にアジア初のオフィス開設を発表。同時に『日本語に最適化されたGPT-4カスタムモデル』の提供も報告しました(カスタムモデルは数ヶ月以内にAPIで広くリリース予定)。

OpeAI Japanの社長には、AWSジャパン(アマゾン ウェブ サービス ジャパン)で社長を務め、2024年3月11日に退任した長﨑忠雄氏が就任。

OpenAIは2024年4月12日(現地時間)にGPT-4 Turboの提供を開始したばかり。GPT-4カスタム(日本語最適化)モデルはそのGPT-4 Turboと比較して、最大『3倍』高速な動作を影響するとのこと。

OpenAIが記事内で公開している動画を参考にすると、GPT-4カスタム(日本語最適化)モデルは質問に対してGPT-4 Turboより素早く回答。速いだけでなく『微妙な気候の変化』『平均気温』『花見に関する具体的なイベント名』を分かりやすく情報に加えています。

Blog Japan 1

OpenAIより

OpenAIが出資している英語学習アプリ『Speak』は、同モデルを採用することでユーザーの間違えを『2.8倍』速く説明することが可能に。トークン数の減少でコストを『47%』削減し、より高品質なフィードバックを実現したそうです。

OpenAIのCEOを務めるサム・アルトマン氏は、同記事の中で『日本にオフィスを開設できたことを嬉しく思います。日本は長い歴史を通じ、人々と技術が協力し、大変多くのことを成し遂げています。AIが、人々をより創造的で生産的になるのを助け、まだ想像されていない新しい産業にも広範囲に価値を提供することを加速できると信じています。』とコメント。今後の展開が楽しみですね。

関連リンク

  • OpenAI公式ブログ
瀬名 勇斗
運営者
サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
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