
Nothingより
上位モデルのPhone(3a)Proはミドルクラスながらペリスコープカメラを搭載!
ウルトラズームの画質に興味津々
Phone(3a)の望遠カメラは光学ズームの倍率が『2倍(50mm相当)』。レンズのF値は『2.0』で、ウルトラズームの最大倍率は『30倍』となっています。Xiaomi 14Tに近い構成ですね。

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Phone(3a)の作例(4倍)Nothingより
独特なカメラデザインの『Phone(3a)Pro』は、ミドルクラスのスマートフォンながら、ハイエンドへの採用が目立つ『ペリスコープ』技術を導入(光学式及び電子式手ぶれ補正対応)。Phone(3a)は非対応のマクロモードもサポートしています。

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ペリスコープカメラの光学ズーム倍率は『3倍(70mm相当)』。ロスレスズームは『6倍』まで上がり、ウルトラズームの最大倍率は一般的なミドルクラスを超越する『60倍』。

Phone(3a)Proの作例(6倍)
ペリスコープカメラのイメージセンサーは、SONYのLYTIAブランドから『LYTIA 600(1/1.95インチ)』を採用。レンズのF値は『2.55』となっています。

このペリスコープカメラの仕様、前にどこまで見たことがある気が。私が所有するOPPOのハイエンドモデル『Find X8』でした。
ペリスコープカメラの構成が似ているPhone(3a)ProとFind X8
Find X8も望遠にペリスコープ技術を採用し、イメージセンサーはPhone(3a)と同じ『LYTIA 600』。F値も『2.6(73mm相当)』と近い数値です。最大倍率は『120倍』。
いくら最大倍率が高くても、物理的(光学)な拡大率が『3倍』では、高倍率で撮るのは難しいだろうというのが『撮影前』の見解。しかしFind X8は『生成AI』による画像処理がすごかった!

『写真らしさ』はやや薄れるものの、高倍率撮影時も『ガタガタで何が写っているか分からない』という仕上がりではないのです。ちなみに私はスマートフォンで撮るのに不向きな『鳥』を撮影しました。

Phone(3a)Proが搭載する『 Snapdragon 7s Gen 3 5G』は、オンデバイス(端末上)での生成AI機能をサポート。画像を処理するISP(Qualcomm Spectra Triple ISP)も、機械学習を活用した高解像度の描写に対応。
Find X8が持つズーム性能を体感したからこそ、気になって仕方がない『Phone(3a)Pro』のペリスコープカメラ。
海外の販売価格は459〜479ユーロとなっており、日本で発売されたとしてもPhone(2a)から値上がりすることは間違いなさそう。それでも欲しいのはやはり『Pro』ですね。ハイエンドのFind X8と撮り比べしたい!