スマートフォンとタブレットの明確な違いは『画面サイズ』。一般的には『7インチ以上』のデバイスが『タブレット』として区分けされています。
スマートフォン(7インチ以下)の画面サイズでは、よほど画質に拘らないのであれば『SD(480p)』程度が適正。明確な差を得られない状態で解像度のみを高くすると、『データ通信量』が増えて月間データ容量を無駄に消費。電池の減りも早くなります。
著作権保護のかかったストリーミング動画を『HD(720p)』以上の解像度で再生するには、がデジタル著作権管理システムに基づいたWidevineのセキュリティレベルが『L1』である必要があります。
タブレットのセキュリティレベルを確認する方法は、まず公式ページの仕様部分をチェック。そこに記載が無い場合は、『端末名 Widevine』などで検索をかけてみましょう。
私が所有する8インチサイズのタブレット『UAUU T30』は、セキュリティレベルが『L3』。AmazonプライムビデオやNetflixのコンテンツは、『SD以下』の解像度でしか観ることが出来ません。
2024年8月22日(木)からXiaomi(シャオミ)が日本市場で発売を開始した『Redmi Pad SE 8.7』は、その名の通り8.7インチのディスプレイを備えるタブレット。この程度のサイズになると、『SD(480p)』解像度では『少しモヤっとするな』と不満を感じやすくなります。
Redmi Pad SE 8.7に関しては、2024年9月7日(土)時点で公式ページに『Widevine』の記載はなし。厳密には『購入しなければ分からない』といった状況です。
今回はRedmi Pad SE 8.7の実機を使用して『Widevine』をチェック。その上で、『Netflix』『アマプラ(Amazonプライムビデオ)』をHD解像度で観られるかを検証していきたいと思います。
端末がどのWidevineに準拠しているかを確認するために、『DRM Info』というアプリを使用。『Widevine CDM』の項目を見ると、『Security Level L1』との記載あり。デジタル著作権保護的には『問題なし』ということです。
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続けてAmazonプライムビデオを再生。開始から間もなく左下(再生時間の隣)に『HD(高解像度)』と表示され、画質が高精細化。さらに時間が経過すると『HD 1080p』に。
『UAUU T30(L3)』の場合は再生時間のみが表示。時間が経過しても高精細化はせず、『HD(高解像度)』『HD 1080p』には切り替わりません。
Netflixも同様。Redmi Pad SE 8.7はタイトルの下(再生時間の横)に『HD』の表示。UAUU T30ではHDの表示なし。
AmazonプライムビデオやNetflixは、デバイスにコンテンツをダウンロードすることが可能。Redmi Pad SE 8.7(プライムビデオ)で『ブラックアダム(吹替版)』をダウンロードしようとすると、選べるのは『最高画質(3.79GB)』『高画質(1.6GB)』『標準画質(0.56GB)』『データセーバー(0.29GB)』といった4種類。
『最高画質』でダウンロードしてみると、実際のデータサイズは『1.96GB』。ダウンロード前に表示されていた3.79GBではありません。ちなみに解像度の表示は『HD 1080p』で、画質は十分綺麗です。
UAUU T30は『最高画質(1.13GB)』『高画質(0.63GB)』『標準画質(0.48GB)』『データセーバー(0.27GB)』の4種類。ダウンロード後のデータサイズは『525MB』とこちらも小さめ。Redmi Pad SE 8.7と比較してわずか4分の1。
ディスプレイ自体の解像度はUAUU T30の方が高い(フルHD+)ですが、プライムビデオの表示が明瞭なのは、高解像度表示に対応しているRedmi Pad SE 8.7。
Redmi Pad SE 8.7はHD解像度で著作権保護のかかった動画をHD解像度で再生出来るだけでなく、スピーカーの『音質』もシングルスピーカーのUAUU T30とは雲泥の差。
Dolby AtmosをサポートするFire HD 8(ステレオスピーカー)と比較しても、臨場感に大きな開きあり(Redmi Pad SE 8.7は出力がしっかりしている)。少なくとも、1万円台で購入可能な廉価タブレットの音ではありません。
最近やや活性化の傾向にある『8インチ台』のタブレット市場ですが、セキュリティレベル『L1』と『L3』が混在。また、『スピーカーの音』に関してもメーカーによって差が大きそう。
ハイエンドのスマートフォンやタブレットを多数リリースしている『Xiaomi』のRedmi Pad SE 8.7は、UIもアップデートで改善(横向きでも使いやすいレイアウト)されています。
『通勤通学時に動画視聴』『ハイエンドのお供』『家で寝転びながら』といった使い道であれば、かなり高い満足感を得られるはずです。
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Redmi Pad SE 8.7、Redmi Pad SE 8.7 4Gの主な仕様
モデル名 | Redmi Pad SE 8.7 | Redmi Pad SE 8.7 4G |
Soc | Helio G85 | Helio G85 |
容量 | 4GB/64GB、4GB/128GB | 4GB/64GB、4GB/128GB、6GB/128GB |
電池 | 6,650mAh | 6,650mAh |
充電 | 最大18W | 最大18W |
重量 | 約373g | 約375g |
サイズ |
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画面 |
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カメラ | リアカメラ
フロントカメラ
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リアカメラ
フロントカメラ
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コネクタ | USB Type-C | USB Type-C |
Bluetooth | 5.3 | 5.3 |
対応コーデック | SBC/AAC/LDAC | SBC/AAC/LDAC |
Wi-Fi | Wi-Fi 5 (802.11a/b/g/n/ac) 2.4G WiFi / 5G WiFi | Wi-Fi 5 (802.11a/b/g/n/ac) 2.4G WiFi / 5G WiFi |
オーディオ | ステレオ(Dolby Atmosサポート) | ステレオ(Dolby Atmosサポート) |
位置情報 | – | GPS/AGPS、Beidou、Glonass、Galelio |
FMラジオ | 対応 | 対応 |
センサー | 加速度センサー | Eコンパス | ホールセンサー | IRブラスター | 近接センサー | 環境光センサー | 加速度センサー | Eコンパス | ホールセンサー | IRブラスター | 近接センサー | 環境光センサー |
カードスロット | 非対応 | SIM1+ SIM2+MicroSD |
カラー | グラファイトグレー、オーロラグリーン、スカイブルー | グラファイトグレー、オーロラグリーン、スカイブルー |
- 4G LTE:B1/2/3/4/5/7/8/13/18/19/20/26/28/38/40/41/66
- W-CDMA:B1/2/4/5/6/8/19
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(×)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(×)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band28(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
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