
近利用頻度が増している『8インチ台』のタブレット。持ち運びしやすい『重さ』『サイズ』であることが特徴です。
スマートフォンの大型化も進んでいますが、同じコンテンツを表示させてみると、視認性の高さは雲泥の差。『電子書籍を読む』『動画視聴』『仕事のデータ編集(確認)』『ゲーム』など、大画面の恩恵を受けられるシーンは盛りだくさん。


私が特に気に入っているのは、『漫画リーダー』としての使い方。スマートフォンからの読書環境移行であれば、イラストから受ける印象の違いに驚くはず。作者の世界観が伝わりやすくなり、没入感が大きく高まります。

トレードオフとなるのが『重さ』です。タブレットはスマートフォンと比較して物理的に大きくなるので、その分重量が増すのは仕方のないこと。
| 端末名 | 画面サイズ | 重量 |
| iPlay 70 mini Ultra | 約8.8インチ | 約335g |
| iPlay 70 mini Pro | 約8.4インチ | 約310g |
| Headwolf FPad7 | 約8.4インチ | 約385g |
| Redmi Pad SE 8.7 4G | 約8.7インチ | 約375g |
| Amazon Fire HD 8 | 約8インチ | 約337g |
| Lenovo Tab One | 約8.7インチ | 約320g |
| Lenovo Legion Tab | 約8.8インチ | 約350g |
| REDMAGIC Astra | 約9.06インチ | 約370g |

8インチ台のタブレットは、私の手のサイズだと『片手持ち』が可能。ただし手の平を大きく広げた状態が続くので、利用時間が長くなるほど『疲れ』を感じやすくなります。

今回はタブレットにおける『読書環境改善』を目的に、Amazonから『2つ』のアイテムを購入。どちらも購入時のお値段は『千円以内』なので、導入のハードルは低め。ここからは購入したアイテムの使用感を紹介していきます。

通勤・通学対応!タブレットを『持つ』から『支える』に変えるバンド。片手でページ送りも可能に
タブレットの持ちやすさを改善する代表的なアイテムといえば、背面に取り付ける『リング』。色々なデザインが登場しており、アクセサリーとしての要素も強め。
落下リスクを減少させるのは間違いないですが、『1〜2本の指に負担がかかりやすい』『ガタついて机に起きづらくなる』『粘着あとが残る場合がある』『取り外しづらい(シール貼付が多い)』などデメリットも。
今回購入したタブレットバンドは、デバイスの端に『引っ掛ける』タイプ。雑貨色が強いオシャレなデザインで、2本(微妙にカラーリングが異なる)セット755円(購入時)は破格!

品質がやや心配でしたが、両手で強めに引っ張っても壊れる様子はなし。

本体に触れるフック部分は、傷がつかないように『シリコン』が使われているなど細かい配慮も。

バンド部分がゴムなので、『斜め』『縦』『ダブル』など装着方法は自由自在。



私が所有するタブレットの中で、斜めに装着した場合は『iPad mini(8.3インチ A17 Pro)』『iPlay 70 mini Pro』『iPlay 70 mini Ultra』が画面にやや干渉(縦では干渉なし)。

しかしケースの上から着けたら干渉しなくなりました。フリップ型の上からも取りつけられたのは意外(フタ部分にかたがつくかもしれないので通常のTPUケースがお勧め)。

バンドが無い状態だと『手で掴んで持つ』といった感覚のタブレット。それが『背面を支える』に変わります。

『4本の指』がしっかり背面を支えるので、リングと比較しても安定感は上(軽く手を通すだけで十分)。

親指は自由。画面の端をタップして『ページ送り』をしやすくなりました。

つまり片手で『持つ(支える)』『ページ送り』が完結。通勤・通学の電車内で立ったまま読書をしている人、是非お試しあれ!
タブレットバンドのメリット
- 取り外し・取りつけ方が自由
- ケースの上から取りつけられる
- 取りつけたまま机に置いてもガタつかない
- 雑貨色強めでデザインがオシャレ
- フック部分がシリコン素材で傷つきにくい
- 価格が安い
- 片手持ち(支え)の安定感が格段に向上する
- 片手でページ送り出来るようになる(Kindleアプリ)
タブレットバンドのデメリット
- 長く使っているとゴム部分が傷んできそう
- 取り付け方によっては若干画面に干渉する
- 装着位置によっっては画面の端を使用したジェスチャー操作がしづらくなる
ソファにもたれたままのんびり読書。ページターナーでタブレット読書を極楽化
タブレットを使って家で読書をする時は、スタンドに立てれば『持つ(支える)』必要が無くなります。ただし『ページ送り』をする為に、その都度画面に手(指)を伸ばしてタップしなければなりません(かなり面倒)。

文字が主体の小説と比較して、『漫画』はページ送りの頻度が多くなりがち。せっかく手の負担が減ってのんびり読書に集中出来ると思ったら、『ページ送り』がそれを阻害。
ページ送りの部分さえ改善されたら、ソファにもたれたまま最高に楽な環境で読書を楽しめるのに!

『タブレット読書極楽環境』を実現してくれるのが『ページターナー(Bluetooth)』。私が購入したページターナーは『708円(購入時)』。ページ送り以外に『カメラシャッター』としても機能するようです。

お値段なりの安っぽさはありますが、シンプルなデザインで悪くない見た目。重さはたったの『約18.29g』。全体的に丸みを帯びた形状が手にフィットします。


『電池交換式』だと厄介なのですが、こちらは充電式(左側面のUSB Type-Cポートから。ケーブル付属)。

電源のON/OFFにも対応しています(右側面にスイッチあり)。

購入時点で評価が5点中『3.3』と微妙ですが、『Fire HD 8(2022年モデル)』『iPlay 70 mini Pro』『iPlay 70 mini Ultra』では問題なく動作(Kindleアプリ)。
『iPad mini(8.3インチ A17 Pro)』はボタンを2回押さないとページが移動しなかった(Kindleアプリ)ので、Androidタブレットよりは使い勝手が良くないと感じました。
『入力機器』として認識されるので、ボタンを押した直後は『カーソル』が表示(端末によってはカーソル表示時間やサイズを微調整出来る)。すぐ消えるのであまり気にならないはずです。
ページターナーのメリット
- 寝転びながらでも楽々ページ送り出来る
- とても軽い(18.29g)
- 充電式(USB Type-C)
- 読書環境が極楽化
- 価格が安い
ページターナーのデメリット
- 耐久性が未知数
- ページを送る時にカーソルが表示される
- iPad mini(2022年モデル)ではボタンを2回押す必要がある(Kindleアプリ)
