Xiaomi 14T ProのUSB Type-Cポートは最大『120W』の超急速充電に対応しています。データ通信も『超高速』だと尚良いのですが、これまでの検証結果を参考にすると旧規格の『USB2.0(480Mbps)』を採用。
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ポートがUSB2.0に準拠していると、上位のUSB規格を持つデバイスを接続しても最大データ転送速度は『480Mbps(60MB/s)』に制限。無駄に高い買い物となる可能性があるので注意しましょう。
データ転送速度に関しては『イマイチ』なXiaomi 14T ProのUSB Type-Cポートですが、実は接続した『外部ストレージ』に『アマゾンプライム・ビデオ』『Netflix』『YouTube Premium』などのコンテンツを保存することが可能。
実際私がXiaomi 14T Proに接続した外部ストレージは『Micro SDカード(カードリーダー+Micro SDカード)』と『ポータブルSSD(SSDケース+SSD』。
【Xiaomi裏技】YouTube、Netflix、アマプラの動画をポータブルSSD、Micro SDに保存する方法
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スペック的な転送速度は『ポータブルSSD』の方が上ですが、Xiaomi 14T Proとの接続環境下では『Micro SDカード』と大差なし。動画の保存を前提とするなら、『つけた状態で邪魔にならない形状』を重視した方が良いかと。
もっとも、フルHD(1080p)の解像度を再生するには『5MB/s』以上の安定的な速度が必要(Amazonより)。現行の外部ストレージはほぼスペックを満たしていますが、Micro SDカードを選ぶ際には念の為『規格(最低転送保証速度)』を確認しておきましょう。
スピードクラス一覧(SDアソシエーションより)
最低転送保証速度 | スピードクラス | UHSスピードクラス | ビデオスピードクラス | SD Expressスピードクラス |
600MB/s | – | – | – | E600 |
450MB/s | – | – | – | E450 |
300MB/s | – | – | – | E300 |
150MB/s | – | – | – | E150 |
90MB/s | – | – | V90 | – |
60MB/s | – | – | V60 | – |
30MB/s | – | 3 | V30 | – |
10MB/s | 10 | 1 | V10 | – |
6MB/s | 6 | – | V6 | – |
4MB/s | 4 | – | – | – |
2MB/s | 2 | – | – | – |