一般的なフラット形状と比較して、広い視野角と高い臨場感及びリアリティが得られる曲面ディスプレイ。ゲームプレイ用途で特に人気を集めています。
Xiaomi(シャオミ)は2024年4月15日から、日本市場の各店舗において『Xiaomi 曲面ゲーミングモニター G34WQi』の発売を順次開始。市場想定価格は39,980円(税込)。
同社は2024年3月18日に『Xiaomi モニター A24i』を10,980円(税込)という低価格で日本発売。公式Xでは『かつてない勢いで売れている』と、日本ディスプレイ市場における確かな手応えをアピールしていました。
G34WQiはライトユーザー向けのA24iとは真逆の本格仕様。他社製品と比較してどの程度のコストパフォーマンスとなるのか。スペックを比較してみましょう。
G34WQi | 34WP60C-B | S3422DWG | |
メーカー | Xiaomi | LG | Dell |
湾曲率 | 1500R | 1800R | 1800R |
解像度(Pixels) | 3440×1440 | 3440×1440 | 3440×1440 |
サイズ | 34インチ | 34インチ | 34インチ |
最大リフレッシュレート | 180Hz | 160Hz | 144Hz |
色数 | 約1670万色 | 約1677万色 | 約1670万色 |
応答速度 | 1ms(MPRT) | 5ms(GTG)、1ms(Motion Blur Reduction) | 1ms(MPRT) |
sRGB | 100% | 99% | 99% |
DCI-P3 | 95% | 不明 | 90% |
輝度 | 350nits | 300nits | 400nits |
コントラスト比 | 4000:1 | 3000:1 | 3000:1 |
FreeSync Premium(ラグ低減) | 対応 | 対応 | 対応 |
ブルーライト低減 | 対応 | 対応 | 対応 |
視野角 | 178度 | 178度 | 178度 |
スピーカー | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 |
タイプ | VA | VA | VA |
HDR | 不明 | 対応 | 対応(400) |
ポート | Display Port(1.4)×2、HDMI(2.0)×2、オーディオ出力×1 | Display Port×1、HDMI×2、オーディオ出力×1 | Display Port(1.4)×1、HDMI(2.0)×2、USB-A(3.2 Gen 1)×2、オーディオ出力×1 |
寸法(スタンド装着時) | 811.3×210×510.1mm | 809×223×483mm | 807.9×234.18×427.31(最低)mm |
重量 | 6.9kg | 6.8kg | 7.71(スタンドなし – VESAマウント時) |
VESA | 対応(75x75mm) | 不明 | 対応(100×100) |
Amazon実売価格(2024年4月15日時点) | 36,980円 | 60,610円 | 53,980円 |
スペックが近い他社製品と比較して圧倒的と言えるのがその『安さ』。市場想定価格の時点で3万円台は完全に『価格破壊』のレベル。
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価格に合わせて性能を削るのが通常ですが、G34WQiに関して言えばそういった要素が極めて少ない印象。
それどころか『滑らかさ(最大リフレッシュレート【1秒間に画面を書き換え可能な回数】180Hz)』『残像の少なさ(応答速度1ms【残像を計測し動画の応答性能を示した数値】』『メリハリ(コントラスト比4000:1)』『色域の広さ(sRGB:100%、DCI-P3:95%)』など他社を上回る部分も。
HDRに関する説明はされていませんが、輝度が『350nits』とそれなり。かつコントラスト比も高いので、この部分はあまりデメリットにならないと個人的には感じています。
これは明らかに安すぎる!売り切れるかもしれませんね。かなり欲しいです。
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