ソフトバンクのサブブランド『ワイモバイル』は、2023年8月23日に『シンプル S/M/L』からデータ容量を増やした新料金プラン『シンプル2 S/M/L』を発表。
シンプル2 はS『4GB:2,365円(税込)』、M『20GB:4,015円(税込)』、L『30GB:5,115円(税込)』といった料金形態。主なサービス内容は下記の通り。
プラン名 | シンプル2 | |||
---|---|---|---|---|
S | M | L | ||
データ容量 | 4GB | 20GB | 30GB | |
月間データ容量超過後の最大通信速度 | 4~6GBは300kbps、6GB超は128kbps | 20~30GBは1Mbps、30GB超は128kbps | 30~45GBは1Mbps、45GB超は128kbps | |
①月額基本料 | 2,365円(税込) | 4,015円(税込) | 5,115円(税込) | |
②PayPayカードゴールド特典 | 最大3%付与 | |||
③PayPayカード割 | -187円 | |||
④右記のいずれか | おうち割 光セット(A) | -1,100円 | -1,650円 | |
家族割引サービス (2回線目以降) |
-1,188円 | |||
⑤データ使用量が1GB以下/月の場合 | - | -1,000円 (-1,100円) |
-2,000円 (-2,200円) |
|
⑥だれとでも定額+(10分以内国内通話無料) | 880円(税込) | |||
⑦スーパーだれとでも定額+(10分を超える国内通話無料) | 1,980円(税込) |
一部の格安SIM(MVNO)を利用している人は『少し高いな』と感じるかもしれません。しかしワイモバイルには、2回線目以降適用可能な『家族割引サービス(-1,100円/月)』が用意されています。同割引により『シンプル2 S』は月額『1,265円(税込)』に。
また、ワイモバイルの支払いを『PayPayカード(会費無料)』『PayPayカード ゴールド』で行うとさらに『-187円/月』の割引。
月額1,078円でMNO品質のデータ容量を『4GB』確保出来る。こうなると大分『割安感』が増します。しかしソフトバンクにはワイモバイル以外に『LINEMO(ラインモ)』という選択肢も。
プラン名 | シンプル2(S) | LINEMO(ベストプラン) |
データ容量 | 4GB | 3GB~10GB |
月間データ容量超過後の最大通信速度 | 20~30GBは1Mbps、30GB超は128kbps | 10GBを超え15GB以下の場合は300kbps、15GBを超えた場合は128kbps |
翌月データ繰り越し | 対応 | 対応 |
月額基本料金 | 2,365円(税込) | 990円~2,090円(税込) |
PayPayカード割 | -187円 | – |
おうち割 光セット(A) | -1,650円 | – |
家族割引サービス (2回線目以降) |
-1,188円 | – |
データ使用量が1GB以下/月の場合 | -1,100円 | – |
5分かけ放題 | – | 550円 |
10分かけ放題 | 880円 | – |
24時間かけ放題 | 1,980円(60歳以上は1,100円割引) | 1,650円 |
通話料金 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
付帯サービス | – | LINEギガフリー |
LINEMOも、2024年6月11日に新料金プラン『ベストプラン』『ベストプランV』を発表。『ベストプラン』はデータ容量『3GB~10GB』、月額料金『990円~2,090円』の変動型。
LINEMOは余ったデータの『翌月繰り越し』には非対応となりますが、月のデータ消費が『3GB以内』なら選択肢として十分アリでしょう。
ワイモバイルにあってLINEMOにはないサービスがもう一つ。それが『端末の割引』です。ワイモバイルでは『シンプル2』契約時にスマートフォンを『特別価格』で購入可能。
ワイモバイルが販売しているスマートフォンは、通常価格の設定もかなり安め。しかし『単体のみを購入』することが出来ません。あくまで『SIMの契約』が前提に。
SIMの契約時にスマートフォンを『特別価格』で購入出来る通信業者は他にもあります。しかしワイモバイルの場合、実は『契約してから』も凄かった。
ワイモバイルには『機種変更』が用意されています(契約者が18歳以上の場合)。機種変更出来るタイミングは、手続きを行ってから『90日以降(口座振替で分割払いは180日以降)』。
先述している通り、ワイモバイルのスマートフォン販売価格は『安い』です。機種変更時、一部の端末にはそこからさらに『割引』が適用。2024年8月21日時点の『機種変更価格』は下記の通り。
iPhone
モデル名 | ワイモバイル販売価格(税込) | 機種変価格(税込) |
iPhone SE(第2世代)64GB(ソフトバンク認定中古品) | 21,600円 | 11,800円 |
iPhone SE(第2世代)128GB(ソフトバンク認定中古品) | 29,520円 | 19,720円 |
iPhone 12 mini 64GB(ソフトバンク認定中古品) | 31,680円 | 31,680円 |
iPhone 12 mini 128GB(ソフトバンク認定中古品) | 39,600円 | 39,600円 |
iPhone 12 64GB(ソフトバンク認定中古品) | 42,480円 | 24,840円 |
iPhone 12 128GB(ソフトバンク認定中古品) | 49,680円 | 32,040円 |
iPhone 13 128GB(ソフトバンク認定中古品) | 69,840円 | 57,600円 |
iPhone 13 256GB(ソフトバンク認定中古品) | 76,320円 | 64,080円 |
Android
モデル名 | ワイモバイル販売価格(税込) | 機種変価格(税込) |
Pixel 7a | 55,440円 | 44,640円 |
Pixel 8 | 59,472円 | 59,472円 |
Pixel 8a | 77,760円 | 70,560円 |
OPPO Reno11 A | 39,600円 | 23,760円 |
moto g64y 5G | 21,996円 | 14,796円 |
AQUOS wish4 | 31,680円 | 24,480円 |
Libero Flip | 31,680円 | 19,800円 |
OPPO A79 G | 21,996円 | 14,796円 |
Libero 5G IV | 21,996円 | 14,796円 |
AQUOS wish3 | 21,984円 | 6,800円 |
moto g53y 5G | 21,996円 | 14,796円 |
かんたんスマホ3 | 28,800円 | 9,800円 |
Android One S10 | 31,680円 | 24,480円 |
一昔まえは、端末のラインナップが『微妙』だったワイモバイル。その頃と比較して今はかなり充実しています。iPhone(ソフトバンク認定中古品)を激安で購入出来るのも魅力。通信キャリアのように、一定期間が経過したら『端末を返却』する必要もありません。
『家族割』『PayPayカード割』に『機種変更』を組み合わせたら、これは『ワイモバイルミラクル』が起きますね。
『転売・再販売など営利を目的とした購入は申込みを断る』と書かれているので、その点は注意が必要。あくまで『自分用』を前提として、ワイモバイルの機種変更を楽しく活用しましょう。
ワイモバイルについて
- 転入手続き申し込み時に必要なMNP予約番号期限:10日以上
- 開通手続き:オンライン回線切替受付サイト、もしくはワイモバイルカスタマーセンター切替窓口
- MNP開通手続きを行わなかった場合:商品到着日から6日後の午後8時30分までに切り替えを行わなかった場合、その翌日(商品到着日の7日後)に切り替え手続きが行われる(到着時間によって1日延びる場合がある)
- 切替受付時間:午前9時~午後8時30分まで(オンライン回線切替受付サイト)、午前10時~午後7時まで(ワイモバイルカスタマーセンター切替窓口)
- 切り替えにかかる時間:最大15分程度(オンライン回線切替受付サイト)、最大1~2時間程度(ワイモバイルカスタマーセンター切替窓口)
- 音声対応SIM基本料金:2,365円(税込)~
- 契約月の基本料金:日割り
- 10分かけ放題:880円(税込)
- 無制限かけ放題:1,980円(税込)
- 通話料金:22円/30秒
- データ容量:4GB~
- 翌月くりこし:対応
- 5G:対応
- 低速切り替え:非対応
- 通信回線:SoftBank
- eSIM設定方法(Android/iOS):https://www.ymobile.jp/store/to_beginner/esim_profile/
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