1つ目は『MNO』としての通信品質。モバイルネットワークが最も混雑する時間帯は、『平日のお昼(午後0時〜午後1時まで)』です。この混雑時に『どの程度の通信速度を維持出来るか』が、通信品質を示すひとつの分かりやすい基準に。
私の利用環境においては、平日のお昼でも『100Mbps』を余裕で超えてくるワイモバイル(5G接続時)。格安SIM(MVNO)との差は歴然です(通信を行う場所、利用者の人口密度により異なる可能性がある)。
先述している通り、ワイモバイルは2025年1月1日にシンプル2 Mの月間データ容量を基本料金据え置きで20GBから『30GB』に引き上げ(シンプル2 Lは30GBから35GB)。
近い容量帯(30GB)では、IIJmioやイオンモバイルなど通信キャリアから回線をレンタルしている『格安SIM(MVNO)』との月額コストが一気に縮まりました(割引適用時)。
『格安SIMの30GB』と『MNOの30GB』。データ容量は同じですが、利用料金が近いならどちらを利用したいと思いますか?私であれば断然後者。そういった人が実際多いのではないでしょうか。
出来れば無駄なく使いたい『MNOのデータ容量』ですが、NTTドコモの格安プラン『ahamo』、SoftBankのオンラインブランド『LINEMO』は『翌月へのくりこし』に非対応。使い切れなかった容量は消滅してしまいます。
データのくりこしは『格安SIMの特典』といったイメージですが、ワイモバイルの場合はMNOながら『翌月くりこし』に対応しているのが特徴。高解像度動画を見るなどして『無駄に使い切る』必要はありません。