スマートウォッチを選ぶ基準は、『ディスプレイの大きさ』『デザイン』『GPSを内蔵しているか』『目当てのモニタリング機能がついているか』など人それぞれ。
私は最初スマートバンドを使っていたのですが、自分にとってはヘルスモニタリングよりも『情報の見やすさ』が重要だと気づき、途中からスマートウォッチに切り替え。これまで5種類以上使ってきました。
スマートウォッチは画面が大きいだけでなく、スマートバンドと比較して『出来ることが多い』のも特徴。
私が今メインで使ってる『TicWatch Pro 3 GPS』は、YouTube Musicから音源を一時保存(YouTube Premiumの契約必要)してオフライン再生可能。Bluetoothイヤフォンとペアリングすれば、デジタルオーディオプレーヤーに早変わり(本体にもスピーカーあり)。
Suicaは使えませんが、NFCによりGoogle Payに紐づけた一部カードでタッチ決済を行うことも(非対応のカードが多いです。PayPay 銀行のVisaデビットカードは問題なし)。いざという時に安心です。
大型ディスプレイを活かして、100文字を超える文章も無理なく読めます(LINEは通知画面で250文字程度まで受信)。返信は『打ち込み(Gboad)』もしくは『Google音声入力』。スマートウォッチ(TicWatch Pro 3 GPS)から直接行えます。
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ただし大型ディスプレイと言えど、時計サイズなので文字が打ちやすいかと言えば答えは『NO』。スラスラ文字を打ち込めるのは音声入力の方。LINEの返信程度であれば、スマートフォンをわざわざ取り出す必要はありません。
単体で色々なことが出来てしまうスマートウォッチ。Wear OS採用モデルは、使いたいアプリをインストールして自由にカスタマイズ出来るのもウリの1つ。ただし『電池持ち』に関してはあまり良い評判を聞きません。
『頻繁に充電する』という煩わしさを避ける為には、『電池容量』を重視したいところ。しかし殆どのスマートウォッチは『500mAh以下』。前モデルから電池が増えたといわれている『Galaxy Watch 5(44mm)』ですら、410mAhと500mAhに届きません。
スマートフォンは『5,000mAh』を超えると『電池大容量』のカテゴリー。スマートウォッチの場合はそれが『500mAh』です。今回は『電池大容量』に該当するスマートウォッチを6モデル選びました。
Xiaomi Watch S1 Pro | Amazfit T-Rex Ultra | Galaxy Watch 5 Pro | TicWatch Pro 3 GPS | TicWatch Pro 3 Ultra GPS | TicWatch Pro 5 | |
電池容量 | 500mAh | 500mAh | 590mAh | 577mAh | 577mAh | 628mAh |
チップセット | 不明 | 不明 | Exynos W920 | Snapdragon Wear™ 4100+Mobvoiデュアルプロセッサ | Snapdragon Wear™ 4100+Mobvoiデュアルプロセッサ | Snapdragon W5+ Gen1 |
画面 | 有機EL(1.47インチ) | 有機EL(1.39インチ) | 有機EL(1.4インチ) | 有機EL+FSTN液晶(1.4インチ) | 有機EL+FSTN液晶(1.4インチ) | 有機EL+FSTN液晶(1.43インチ) |
解像度 | 480×480 | 454×454 | 450×450 | 454×454 | 454×454 | 466×466 |
メモリ | 不明 | 不明 | 1.5GB | 1GB | 1GB | 2GB |
ストレージ | 不明 | 不明 | 16GB | 8GB | 8GB | 32GB |
Bluetooth | 5.2 BLE | 5.0 BLE | 5.2 BLE | 不明 | 5.0 | 5.2 |
重さ(バンド含まず) | 48.5g | 61g | 46.5g | 41.9g | 41g | 44.35g |
最大輝度 | 600nit | 1,000nit(ピーク) | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 |
MIL | 非対応 | STD-810G | STD-810H | 非対応 | STD-810G | STD-810H |
防水 | 5気圧 | 10気圧 | 5気圧 | IPX8 | IPX8 | 5気圧 |
NFC | 対応(Mastercardのみ) | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
GPS | 内蔵 | 内蔵 | 内蔵 | 内蔵 | 内蔵 | 内蔵 |
Wear OS | 非対応 | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
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『TicWatch Pro 3 GPS』『TicWatch Pro 3 Ultra GPS』『TicWatch Pro 5』は電池容量が大きいだけでなく、有機EL+FSTN液晶の『2層ディスプレイ』を採用。操作していない時はFSTN液晶に切り替え、消費電力を抑える徹底ぶり。
最新モデルのTicWatch Pro 5は、電池を『628mAh』まで増量。さらにチップセットを『Snapdragon W5+ Gen1』に刷新。超消費電力とスムーズな操作性を両立しつつ、急速重電機能(30分で65%)まで備える無双ぶり。
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現状でTicWatch Pro 5を欲しくないと言えば完全に嘘ですが、TicWatch Pro 3 GPSに満足しているのも事実。待ち続けたWear OS 3へのアップデートもようやく行われそうなので、ひとまずそれを待とうかと。
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