2024年5月9日、Xiaomi Japan株式会社は日本市場に向けて『Redmi Note 13 Pro+ 5G』をリリースしました。同端末はミドルクラスながら、『2億画素』の超高解像度撮影に対応するカメラを備えます。
ただし『2億画素=高画質』というわけではありません。デジタル画像は画素(ピクセル)の集合体。つまり2億画素の画像というのは『2億個の画素で構成されている』ことを意味します。
高画質に必要なのは、『画素の数』ではなく1画素で取り扱える『光の量』。スマートフォンが搭載しているメインカメラの殆どは『ピクセル統合機能』を備え、複数の画素を1画素として扱うことで光量を増やしています。
メインカメラで撮影する際、通常モードでは基本的にピクセル統合機能が動作。有効画素が『5,000万画素』『1億800万画素』と書かれていても、データとして書き出される記録画素は大体が1,200万画素程度です。
4Kが『約830万画素』なので、大きめなディスプレイに表示することが目的だとしても『1,200万画素』あればまず問題なし。しかしそれはあくまで『等倍』の話。
例えば『1部分を拡大して表示したい』といった時には、大きくするほど解像の粗さが目立ちます。そういったシーンでは『高解像度』が有効に。『2億画素』で撮影した画像であれば、4Kディスプレイに表示した上で拡大しても、一定までは精細さが維持されます。
最高解像度撮影時は、基本的に『ピクセル統合』が機能しません。光りの量が減少するので『ノイズ』『手ブレ』が発生しやすくなり、『ダイナミックレンジ』も狭く。高解像度撮影時の画質を高めるには、『大型イメージセンサー』『手ブレ補正』が必要に。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gはミドルクラスのスマートフォンながら、メインカメラには『1/1.4インチ』の大きめなイメージセンサーを搭載。物理的にレンズを動かす『光学式』と『電子式』のデュアル補正機能も備えます。
- ➡ IIJmioでRedmi Note 13 Pro+ 5Gを購入する
- ➡AmazonでRedmi Note 13 Pro+ 5Gを購入する
- ➡楽天市場でRedmi Note 13 Pro+ 5Gを購入する
- ➡YAHOOショッピングRedmi Note 13 Pro+ 5Gを購入する
- ➡Qoo10でRedmi Note 13 Pro+ 5Gを購入する
- ➡メルカリでRedmi Note 13 Pro+ 5Gを購入する
高画質を得る上でもう一つ重要なのが『画像を処理する力』。Redmi Note 13 Pro+ 5Gは上位モデル譲りの『Xiaomi Imaging Engine』を採用しており、『CPU』『GPU』『DSP』『ISP』などを統合して画像処理速度を最大限に高めています。ハイエンドには劣るミドルクラスの処理能力をカバー。
『1/1.4インチの大型イメージセンサー』『画像処理速度を高めたXiaomi Imaging Engine』は一体どう作用しているのか。Xiaomiのエントリーモデル『Redmi 12 5G』と『Redmi Note 13 Pro+ 5G』で、高解像度撮影時の画質を比較してみました。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gのメインカメラはイメージセンサーに加えてレンズも大きめ(F1.65)。Redmi 12 5Gに近い画角では背景がはっきりとボケます(口径が大きいと明るく撮れるのも特徴)。
等倍の時点で色の鮮やかさに大きな開きを確認。被写体のバラを拡大すると『質感』も雲泥の差。光量が十分な場所においては『2億画素』でも十分な画質を得られました。
- ➡ IIJmioでRedmi Note 13 Pro+ 5Gを購入する
- ➡AmazonでRedmi Note 13 Pro+ 5Gを購入する
- ➡楽天市場でRedmi Note 13 Pro+ 5Gを購入する
- ➡YAHOOショッピングRedmi Note 13 Pro+ 5Gを購入する
- ➡Qoo10でRedmi Note 13 Pro+ 5Gを購入する
- ➡メルカリでRedmi Note 13 Pro+ 5Gを購入する
続いて光りが足りない低照度な場所でレザーの財布を撮影。
Redmi 12 5Gは明るさを保つのが精一杯。レザーの質感は完全に消えてしまい、傷なども判別しづらいのっぺりとした仕上がりに。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gは拡大してもレザーだと分かる程度にディテールが残っています。小傷も認識出来る程度。『2億画素』設定時に低照度でここまでしっかり撮れるのは正直意外でした。
2億画素の高画質を活かせるのが『4倍ロスレスズーム』。先述している通り、通常モード(メインカメラ)はピクセルを統合して撮影を行います。Redmi Note 13 Pro+ 5Gは『16画素』を1つに(2.24μm)。
ピクセルの統合を行わずに(全画素で撮影)1/4サイズをトリミングしたら、解像度的には通常モードと同じ。『デジタルズーム4倍』の解像劣化は起きず、『ロスレス品質』を得られます(ただし光量は減る)。
低照度環境で『4倍ズーム撮影』を行った結果がコチラ。
Redmi 12 5Gはピクセル統合した画像を拡大しているので、解像がガタガタに。Redmi Note 13 Pro+ 5Gは4倍ズーム時(しかも低照度)も十分な実用レベルを維持。
とはいえ、『高解像度(高倍率ズーム)撮影時に画質が劣化しやすい』のは紛れもない事実。暗い場所では通常モード(もしくは夜景モード)で撮影することをお勧めします。
ロスレス4倍ズーム撮影時は、等倍で得られない『臨場感』がプラスされます。少しザラッとした雰囲気に仕上がることが多いので、『フィルター効果』を設定してエモさに全振りするのもアリ。個人的には『KC64』がお気に入りです。
- ➡ IIJmioでRedmi Note 13 Pro+ 5Gを購入する
- ➡AmazonでRedmi Note 13 Pro+ 5Gを購入する
- ➡楽天市場でRedmi Note 13 Pro+ 5Gを購入する
- ➡YAHOOショッピングRedmi Note 13 Pro+ 5Gを購入する
- ➡Qoo10でRedmi Note 13 Pro+ 5Gを購入する
- ➡メルカリでRedmi Note 13 Pro+ 5Gを購入する
Xiaomi Redmi Note 13 Pro+ 5GとXiaomi Redmi Note 13 Pro 5Gの主な仕様
Xiaomi Redmi Note 13 Pro+ 5G | Xiaomi Redmi Note 11 Pro 5G | |
Soc | MediaTek Dimensity 7200-Ultra(4nm) | Qualcomm Snapdragon 695 5G(6nm) |
容量 | 8GB/256GB、12GB/512GB
|
6GB/128GB
|
電池 | 5,000mAh | 5,000mAh |
充電速度 | 最大120W(充電器同梱) | 最大67W(充電器同梱) |
重量 | 約204.5g | 約202g |
画面 |
|
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
|
メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
|
おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
防塵防水 | IP68 | IP53 |
センサー | 近接センサー | 360°外光センサー | 加速度センサー | 電子コンパス | 赤外線ブラスター | ジャイロスコープ | X 軸リニアモーター | 近接センサー | 環境光センサー | 加速度計 | 電子コンパス | IR ブラスタ | ジャイロスコープ |
スピーカー | デュアルスピーカー(Dolby Atmos対応) | デュアルスピーカー(Dolby Atmos対応) |
ネットワーク | Wi-Fi 6 / Wi-Fi 5 / Wi-Fi 4 / 802.11a/b/g/n/ac | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.3 | 5.1 |
SIM | nano SIM + eSIM | NanoSIM カード×2 |
指紋認証 | 画面内、AI顔認証 | 側面、AI顔認証 |
Micro SDカード | 非対応 | 対応 |
位置情報 | BeiDou B1、GPS L1、Galileo E1、GLONASS G1、QZSS L1、AGNSS A-GPS、A-GLONASSS、A-BDS | GPS L1、Glonass G1、BDS B1、Galileo E1 |
Redmi Note 13 Pro+ 5Gにお勧めなSIM
- 2G:GSM:850/900/1,800/1,900MHz
- 3G:WCDMA:1/2/4/5/6/8/19
- 4G:LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/28/66
- 4G:LTE TDD: B38/40/41/48
- 5G:n1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/48/77/78
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(×)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(×)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
関連リンク