2024年3月22日から、『20,800円』という直販価格でMotorola(モトローラ)が日本発売を開始したスマートフォン『moto g24』。2024年8月2日時点では、Amazonや楽天市場において実売価格が『1万円台』。
安さだけがウリのスマートフォンはお勧め出来ません。moto g24の場合は『バランスのとれたカメラ画質』『良好な電池もち』『空間オーディオ効果』『メモリ8GB』『3Dプリンター用の素材を使用した立体デザイン』など、価格以外にも強みとなるポイントが盛り沢山。
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スマートフォンは基本的に画面を見ながら使用するものなので、『見やすさ』がとても重要。ハイエンドクラスのスマートフォンであればディスプレイの『色域』『色深度』まで気にしたいところですが、廉価モデルに求めるのは『明るさ』。
利用場所が『室内』に限定されているならそこまで重視する必要は無いですが、昼間の『屋外』では画面の明るさが視認性の良し悪しに大きく影響。明るいディスプレイほど見やすくなります。
ただし『有機EL』の場合は、極端に明るい画面を長時間表示したままの状態にしていると、素子が劣化して『焼きつき』発生の可能性を高めるので注意が必要。
一般的な液晶ディスプレイは応答速度や発色の部分で有機ELに劣りますが、明るい輝度設定で長時間利用しても『焼き付き』のリスクが低いのは間違いなくメリット。
最近のスマートフォンは、ディスプレイの明るさを『自動』に設定していると、光の強い場所を自動的に認識して画面の明るさを手動設定の『100%以上』にブースト。視認性を向上させます。
私の場合、『有機ELディスプレイ』を採用するモデルでは『自動』設定をあえてOFFにしています。サブ端末として利用する機会が多い『液晶ディスプレイ』搭載モデルはONにして使い分け。
では、ディスプレイの明るさの設定を『自動』に設定した状態では、どの程度まで明るくなるのか。『moto g24』『moto g52j 5G』『moto g53j 5G』『moto g64 5G』4モデルの画面に同じ白い画像を表示し、照度計で実測してみました。
モデル名 | 画面解像度 | 手動設定(100%) | 自動設定 |
moto g24 | HD+ | 335LUX | 470LUX |
moto g52j 5G | FHD+ | 290LUX | 375LUX |
moto g53j 5G | HD+ | 275LUX | 340LUX |
moto g64 5G | FHD+ | 300LUX | 380LUX |
実測した中で一番明るかったのは、意外にも実売価格最廉価な『moto g24』。唯一400LUXを超え、なんと『470LUX』を記録。手動設定時も『335LUX』と高めです。
moto g24は画面解像度が『HD+』と低めですが、解像度は基本的に高くなるほど消費電力が上がります。画面の明るさも同じ。つまり『高解像度で明るいディスプレイ』は電池の消耗をはやめます。
スマートフォンのディスプレイサイズでは『高解像度』の恩恵を受けづらく、moto g24を使用していて『解像が粗いな』と感じることも無いに等しいです。HD+解像度で消費電力を抑え、輝度を高めて視認性を向上させるというのはバランスのとれたナイスな調整。
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高額な端末(iPhoneなど)を車のナビに代用している人をたまに見かけますが、基本的に画面が点灯しっぱなしになるので、利用時間が長くなるほど端末は劣化。
位置測位によほどの誤差が無いのであれば、moto g24の様な『明るい液晶ディスプレイ搭載廉価モデル』に切り替えることをお勧めします。
moto g24のスペック
moto g24 | |
---|---|
Soc | MediaTek Helio G85 |
容量 | 8GB/128GB |
電池 | 5,000mAh |
重量 | 約181g |
画面 |
|
カメラ | リアカメラ
フロントカメラ
|
イヤフォンマイクジャック | 対応 |
Bluetooth | 5.0 |
位置情報 | GPS, A-GPS, GLONASS, Galileo |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz / 5GHz) |
SIM | NanoSIM カード×2(DSDV) |
防塵防水 | IP52 |
指紋認証 | 側面 |
スピーカー | ステレオ(DOLBY ATMOS対応) |
NFC | 対応 |
Micro SDカード | 対応(最大1TBまで) |
moto g24にお勧めな格安SIM
- 4G:LTE LTE B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B40/B41
- 3G:W-CDMA B1/B2/B5/B8
- 2G:GSM 850MHz/900MHz/1,800MHz/1,900MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(×)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(×)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
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