先日、私は『MNPワンストップ』を利用して、IIJmioから『ワイモバイル』に乗り換えを申請。これまで何度も落ちていたワイモバイルの審査が奇跡的に通り、晴れてユーザーになることが出来ました。
IIJmio(格安SIM)からワイモバイルに乗り換えた主な理由は、『近い基本料金で通信品質を上げられる』『継続的にスマートフォンを安く購入出来る』『PayPay経済圏の恩恵を受けたい』の3点。
ここからはその内容につき、詳しく解説していきます。
IIJmioは、他社からギガプラン(音声SIM)への乗り換え時に『スマートフォンを安く購入出来る』ことがストロングポイントとして真っ先に浮かぶ通信業者。
様々なモデルを選ぶことが出来ますが、やはりメインは通信です。キャリア(MNO)から回線をレンタルしている『格安SIM(MVNO)』なので、混雑時(平日のお昼など)に通信速度が低下しやすいのはデメリット。
ワイモバイルはSoftBankのサブブランド。自ら回線を供給する『MNO』です。一般的な格安SIMとは異なり、混雑時においても一定の通信品質を期待出来ます。
ユーザーが混雑する代表的な時間帯となる、『平日のお昼』に通信速度を実測した結果がコチラ(速度は通信を行う場所、時間帯、流動人口などによって異なる)。
IIJmio(au回線)が『1.0Mbps~1.4Mbps(下り)』まで低速化しているのに対し、ワイモバイルは『100Mbps~150Mbps(下り)』と高速通信を維持。
『au回線が関係しているのでは』と思うかもしれませんが、以前同じ時間帯にドコモ回線とau回線の比較を行った際は、どちらも『ほぼ同じ通信速度』。『au回線だから遅い』という可能性は低いです。
期待通りの測定結果となったワイモバイル。高品質が故か、最廉価な『シンプル2 S(月間データ容量4GB)』でも、月額基本料金は『2,365円(税込)』。IIJmio(ギガプラン)は月間データ容量5GBで月額『990円(税込)』。ワイモバイルの方が高額です。
通信品質ではワイモバイルが上回ったとしても、月額コストの部分を鑑みて『IIJmioの方が魅力的』と感じる人は少なくないはず。では、『ワイモバイルの月額コストをIIJmioに近づけられる』としたらどうでしょう。
私の母親と祖母は、すでに『ワイモバイル』のユーザーです。『1,100円/月』の割引を受けられる『家族割』サービスは、『離れて暮らす家族』も対象。この時点でシンプル2 Sの基本料金は『1,265円(税込)』に。
さらに『PayPayカード』を所有しているので、支払いに適用すれば『187円/月』の追加割引。これで『1,078円(税込)』。かなり近くまでIIJmioとのコスト差が縮まりました。
先述している通り、IIJmioではギガプラン(音声SIM)への乗り換え時に『スマートフォンを安く購入』することが可能。端末のラインナップ数は、格安SIMの中でダントツと言えるでしょう。
ワイモバイルもスマートフォンの取り扱いを行っています。一昔前までは『かんたんスマホ』など低スペックなエントリーモデルをメインに販売しており、ターゲットが『初心者』であることは明確でした。
その『初心者枠』にハマったのが私の母や祖母。そして今もワイモバイルユーザーを継続中。家族に一人でもワイモバルの契約者がいると『家族割』を受けられます。家族割を目的として、今度は『他の家族』が芋づる式に契約。
ユーザー層の変化に合わせてか、ここ最近のワイモバイルはスマートフォンのラインナップを大幅に拡充。『OPPO Reno11 A』『Libero Flip』『moto g64y 5G』の様な人気モデルに加え、『Pixel 8』『Pixel 8a』といったミドルクラス上位の性能を持つ端末も続々と投入。
『スマートフォンに慣れた』という元初心者に合わせて、AQUOS wish4のような『アップグレードしたエントリーモデル』を継続的に展開しているのも好印象。
ワイモバイルでスマートフォンを『安く』買えるのは、『SIMの契約時』にとどまりません。IIJmioも『選べるe-GIFT』の配布など契約後もユーザー特典を提供していますが、総合的なお得感はワイモバイルの方が上。
私は今回『SIM単体』で契約を行っており、スマートフォンを購入していません。ワイモバイルでスマートフォンを購入出来るのは、『手続きを行ってから90日以降』。既存ユーザー向けの端末価格はコチラ。
ワイモバイルでは、料金の支払い(端末含む)をPayPayポイントで行うことが可能。ユーザーは月額『508円(税込)』の『LYPプレミアム』サービスを課金なしで使い放題(コチラから申し込みが必要)。
同サービスに加入すると、Yahoo!ショッピングでの買い物時に付与されるポイントが5%から『7%』にアップ(上限:5,000円相当/月)。他にもYahoo関連サービス(トラベル、グルメなど)利用時のポイントアップが盛り沢山。
楽天モバイルユーザーは『楽天経済圏』で優遇されますが、ワイモバイルユーザーは『PayPay経済圏』の恩恵を受けやすく。私は今後『実質0円運用』を目指し、両方の経済圏をバランスよくお得に渡り歩くつもりです。
ワイモバイルについて
- 転入手続き申し込み時に必要なMNP予約番号期限:10日以上
- 開通手続き:オンライン回線切替受付サイト、もしくはワイモバイルカスタマーセンター切替窓口
- MNP開通手続きを行わなかった場合:商品到着日から6日後の午後8時30分までに切り替えを行わなかった場合、その翌日(商品到着日の7日後)に切り替え手続きが行われる(到着時間によって1日延びる場合がある)
- 切替受付時間:午前9時~午後8時30分まで(オンライン回線切替受付サイト)、午前10時~午後7時まで(ワイモバイルカスタマーセンター切替窓口)
- 切り替えにかかる時間:最大15分程度(オンライン回線切替受付サイト)、最大1~2時間程度(ワイモバイルカスタマーセンター切替窓口)
- 音声対応SIM基本料金:2,365円(税込)~
- 契約月の基本料金:日割り
- 10分かけ放題:880円(税込)
- 無制限かけ放題:1,980円(税込)
- 通話料金:22円/30秒
- データ容量:4GB~
- 翌月くりこし:対応
- 5G:対応
- 低速切り替え:非対応
- 通信回線:SoftBank
- eSIM設定方法(Android/iOS):https://www.ymobile.jp/store/to_beginner/esim_profile/
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