Xiaomi(シャオミ)は2024年9月26日、グローバル市場に向けて『Xiaomi 14T』『Xiaomi 14T Pro』をリリースしました。Xiaomi Japanは2024年10月10日(木)に新製品の発表を予告(公式Xにて)しており、個人的には同シリーズの投入が濃厚と予想。
前世代となる『Xiaomi 13T』『Xiaomi 13T Pro』はどちらも日本で発売されており、下位モデルが上位モデルと『同じカメラスペック(イメージセンサーとレンズ)』という珍しい構成。これは2021年日本リリースの『Xiaomi 11T』『Xiaomi 11T Pro』を踏襲した内容でした。
日本においては『Tシリーズ=同じカメラスペック』というイメージを持っている人が少なくないはず。しかし日本未発売の『Xiaomi 12T』に関しては上位モデルと異なるイメージセンサーを採用し、『Xiaomi 12T Pro』との物理的な差別化が図られていました。
もっとも、スマートフォンのカメラ画質は『画像処理』の影響を受けるので、同じイメージセンサーとレンズを採用しても『Xiaomi 13T』『Xiaomi 13T Pro』で同じクオリティを得ることは出来ず。よってカメラ目的でも『安い方を買う』というのはあまりお勧めしません。
ちなみに、『Xiaomi 14T』『Xiaomi 14T Pro』は下記の通り12Tシリーズに近い傾向。
Xiaomi 14T Pro | Xiaomi 14T | |
メインカメラ |
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望遠カメラ |
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超広角カメラ |
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また、『CPU』『GPU』『NPU』『ISP』の計算能力を統合して画像の処理効率を高める『Xiaomi AISP』に関しても性能差が顕著に。
Xiaomi 14Tが最大『24TOPS』なのに対し、Xiaomi 14T Proは最大『54TOPS』で処理が可能。TOPSは1秒あたりの演算数(兆)。
Xiaomi AISPは『Fusion』『Tone』『Color』『Portrait』の4カテゴリーに大分類し、各カテゴリーで異種並列化などの処理を実行することで画質を向上させます。
Xiaomi AISPの性能差により、『ズーム』『HDR』『色合い』といった様々な要素で画質に開きが出る可能性が高いです。
Xiaomi 14Tシリーズに関しては、日本モデルにおいてもグローバルモデルと同じく『Leica』が採用されるかに注目が集まっています。『Leicaあり』『お値段据え置き』なら爆発的に売れそうな予感!カメラのスペックが異なる点は予めご認識を。
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