端末選びに拘るなら『SIM選び』も慎重に
いくら『処理能力』が高いスマートフォンを購入したとしても、『通信速度』が遅いとベストなパフォーマンスは得られません。
画面が大きい『高解像度』『高輝度』なタブレットを購入しても、『月間データ容量』が少なくては『動画配信サービス』を十分に満喫出来ません。
つまりインターネットを利用する人にとって『SIM(モバイルネットワーク)選び』はとても重要。今回は、『契約してから後悔しやすいSIMの選び方』を3通り紹介していきます。
他人の情報を鵜呑みにする
モバイルネットワークは基本的に、『基地局』を介して無線で通信を行います。有線とはそもそもの原理が異なるので、『他人の評価』を参考にするのが難しくなります。
例えば同じ『A』という地点で速度を実測した場合。通信が『混雑』『空いている』状況では、速度に乖離が発生する可能性が高まります。
厳密には『住所』『同時に通信を行っている人数』『基地局』『遮蔽物の存在』『天候』など細かい部分まで一致させないと、『自分にとっての正しい情報』は得られないということです(通信キャリア系列のメディアが自社以外を高評価するとも思えない)。

もっとも、家族でさえ一日の行動パターンは異なります。『通う学校』『勤務する会社』が違えば、電波状況はバラバラ。自分の生活圏で実際に通信を行うまでは『分からない』、人の意見は『参考程度』という気持ちが大切です。
2025年時点では、各キャリアにおいて帯域幅の広い『5G(sub6)』のエリア拡大が進んでおり、4Gがメインの頃よりも『通信の渋滞』が起こりづらい環境が整いつつあります(スポット的にパケ止まりが発生する可能性はあるが基地局が増えれば解消される見込み)。

一度『サブSIM』として運用(格安SIMではなくNNOがお勧め)することで、電波状況はある程度把握出来ます。楽天モバイル『〜3GB:1,078円』、LINEMOベストプラン(SoftBank)『〜3GB:990円』、povo(au)『基本料金0円:3GBトッピング990円』と、サブSIM運用のハードルは意外と低いです。
楽天モバイル、LINEMOベストプラン、povo2.0の主なサービス内容
通信サービス | 楽天モバイル(Rakuten最強プラン) | LINEMOベストプラン※オンライン専用 | povo2.0 |
月額基本料金 | 1,078円~ | 990円~※表記は基本料金 | 0円~ |
回線 | 楽天、au(パートナー回線) | SoftBank | au |
月間データ容量 | 3GB~ | 3GB~※時間帯により速度制御の場合あり | 0GB~ |
通信速度 | 高速(4G/5G) | 高速(4G/5G) | 無課金:最大128kbps、課金あり:高速(4G/5G) |
通話料金(国内) | 無料(Rakuten Link利用時)、22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
5分かけ放題(国内) | 無料(Rakuten Link使用時) | 550円 | 550円 |
10分かけ放題(国内) | 無料(Rakuten Link使用時) | – | – |
15分かけ放題(国内) | 無料(Rakuten Link使用時)、1,100円 | – | – |
無制限かけ放題(国内) | 無料(Rakuten Link使用時) | 1,650円 | 1,650円 |
超過後の通話料金 | 無料(Rakuten Link使用時)、22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
かけ放題通話方式 | RCS(Rakuten Link)、VoLTE | VoLTE | VoLTE |
合計利用料金 | 1,078円~ | 990円〜 | 550円~ |
契約事務手数料 | 0円 | 0円 | 0円 |
契約解除料金 | 1,078円(1年以内に解約もしくは契約解除された場合)※2025年4月1日より | 0円 | 0円 |
※LINEMOベストプランの詳細はLINEMOの公式サイト(https://www
