スマートフォンでブラウジングや読書をしている最中に『画面が勝手に消える』のは煩わしいですよね。あまりにその頻度が高いと感じる場合は、ディスプレイの設定を見直す必要があります。
ひとつは『スリープ(画面消灯)』の時間を長めに設定すること。画面が自動的に消灯するまでの時間は、大体15秒~10分の間で設定出来ます。設定時間が15秒や30秒と短めの場合は、上記に該当する可能性大。
例えばネットショッピングをしていて『買う』『買わない』を迷っている時は、あっという間に時間が過ぎてしまいますよね。デザインなどを吟味している最中に画面が消えてしまっては、至福の時間が台無しに。
スリープ(画面消灯)を『5分』『10分』に設定しておけば、途中で画面が消えてしまう頻度は間違いなく減少。ただし『デメリット』も生じます。
画面は基本的に『消耗品』です。有機ELの場合は、同じ内容を長時間表示させておくことで『焼きつき』の原因に。また点灯時間が長くなるほど消費電力が増えて、それに伴い電池の減りが早まります。
つまり『必要な時だけ画面が点灯している状態』が、利用者・端末の双方にとって理想的。一部のスマートフォンには、その理想を実現してくれる機能が搭載されています。
Google Pixel 8では同機能(スクリーンアテンション)につき『前面カメラを使用して、ユーザーが画面を見ているかどうか検出します。この検出はデバイスのみで行われます。画像が保存されたり、Googleに送信されたりすることはありません』と説明しています。
画面消灯を『15秒』、スクリーンアテンションを『ON』に設定して使い勝手を試してみましたが、フロントカメラが視線を認識している内は画面が点灯(端末から顔をそらして15秒経過すると消灯)。
メーカーによって異なる『設定方法』『名称』を、私が所有する実機を元に下記にまとめました(同じメーカーでも設定出来ない場合あり)。
Google(Pixel 8で確認)
設定➡ディスプレイ➡画面消灯➡スクリーンアテンション
Motorola(Motorola moto g53y 5Gで確認)
設定➡ディスプレイ➡画面消灯➡親切ディスプレイ
Nothing(Phone 2aで確認)
設定➡ディスプレイ➡画面消灯➡スクリーンアテンション
Xiaomi(Xiaomi 13Tで確認)
設定➡ロック画面➡視線検出
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