デスクトップパソコン用のディスプレイは、一般的なテレビとは異なり『スピーカーを搭載していない』モデルが多いです。つまりパソコンと接続しても音声を出力する事が出来ません。
別途スピーカーを購入しなければならないのですが、音質にそこまで拘らないのであれば『スマートフォン』で代用するのもひとつの方法。
今回は『2万円ちょっと』と廉価なのに、ステレオスピーカー(DOLBY ATMOS対応)を備えるMotorolaのスマートフォン『moto g24』をパソコンのスピーカーにしてみたいと思います。
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使用するアプリは『AudioRelay』。まずはWindowsパソコンにコチラのアドレスから同アプリをダウンロード。
インストール中表示される言語に日本語は含まれませんが、アプリ(AudioRelay)自体は『日本語』で起動します。
パソコン側のAudioRelayを起動したままの状態で、今度はAndroidスマートフォン(moto g24)にGoogle Playから『AudioRelay』をダウンロードしてインストール。
Androidスマートフォン(moto g24)をパソコンと同じネットワークに接続した状態で、AudioRelayを起動。ネットワークが間違っていなければ、パソコンとAndroidスマートフォン(moto g24)が自動的に接続されます。
『プレイヤー』項目内にある『サーバー』からパソコンの名称を選択すると、Androidスマートフォン(moto g24)のパソコンスピーカー化が完了。とても簡単です。
ただし再生するコンテンツに合わせて微調整が必要。例えば『音楽』をメインに聴きたいなら、プレイヤー項目内の『音質』を『128kbps』に設定(無課金の状態では10kbpsと128kbpsの2択)。
続けて『バッファ量』を『高バッファ』に。高バッファに設定すると動画に対して音声が遅延しますが、『音の途切れ』はほぼ無くなります。
音楽ではなく『話し声』がメインの場合は、遅延を無くす為にバッファ量を『低バッファ』に変更。圧縮設定を『10kbps』に下げるとデータ量を最小に抑えられますが、音質がかなり落ちるのでお勧めはしません。
AudioRelayにはプレミアムコース(2024年4月15日時点で140円/月、1,200円/年、2,150円/永久)も用意。プレミアムユーザーになるとバッファ量や圧縮設定をさらに細かく設定出来ます。
ちなみに、AudioRelayは課金せずとも『バックグラウンド再生』に対応。『他のアプリ使用』『画面OFF』の状態でパソコンのスピーカーとして機能します。
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