テレビは基本的に消耗品です。購入時と比較して『画面が暗くなってきた』のであれば、それは正しい買い替え時。ただし『特に不具合は無いけどインターネットに接続したいから』という理由で買い替えるなら、それは『間違った買い物』になる可能性を高めます。
インターネットに接続可能なテレビの多くは、『Android TV』というGoogleのOSを搭載しています。OSを動作させるには、データの演算処理を行う『CPU』が必要に。
通常OSを搭載している製品(スマートフォンやパソコンなど)は、製品仕様に『どんなCPU(Soc)が使われているか』が明記されいます。しかしテレビに関してはなぜか『非公開』が多い印象(特にチューナー搭載型)。
スマートフォンやパソコンなどは新陳代謝が早く、CPUの性能が短いスパンでアップグレードされています。テレビに関しては『操作する』ではなく『観る』ことがメイン。画質さえ良ければ、2~3年前のモデルでも人気ランキングの上位にランクイン。
テレビメーカーの製品仕様にCPUの情報が記載されていないのは、『CPU性能を基準にしてテレビを買っている人が現状で殆どいないから』なのかもしれません(それでも最低限の情報として本来は明記すべき)。
調理場に例えると、CPUは『シェフ』の役割を果たします。CPUは毎年アップグレードを繰り返しているので、旧型のインターネット対応テレビは『シェフの調理速度が遅い(データ処理速度が遅い)』可能性があるのです。
通常のテレビは『リモコンでチャンネルや音量を変える』といった使い方がメイン。しかしインターネットに接続可能なテレビは専用のホーム画面が用意されており、『Amazonプライムビデオ、Netflixといったストリーミングサービスの切り替え』『サムネイルの移動』『カテゴリー及び作品を選択』など様々な作業が発生。
CPUの性能が低いと、その『作業』がモタつきます。『画質が綺麗で動作速度が遅い』というのはとてもアンバランス。しかしテレビにおいてはそういった状況になりがちです。
上記を避けられる為には、『ディスプレイ』と『CPU』を分離する必要があります。それを実現するのがAmazonの『Fire TVシリーズ』です。
私はFire TV Stickを第1世代から利用していますが、現在使用中の『Fire TV Stick 4K Max(第1世代)』では動作速度が明確に向上(2023年秋に第2世代が登場)。最初は『大して変わらないだろう』と高を括っていたのですが、一度スムーズな環境に慣れてしまうともう旧型に戻れません。
仮に今利用中のテレビに不具合が発生しても、『画質最優先で新しいテレビを選べる』というのもメリット。『Google TVに対応しているか』『CPUの性能は大丈夫か』などを気にする必要が無いのです。
私はパソコンのディスプレイ(著作権保護に対応したもの)や、持ち運び出来るポータブルディスプレイにもFire TV Stick 4K Maxを接続して動画を観ています。
片手にすっぽり収まるサイズなので、インターネット接続環境と画面さえあればどこでもOK。『テレビごと移動させる』必要はありません。
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TSM-4201F2K、Fire TV Stick 4K 第2世代、Fire TV Stick 4K Max(第2世代)の主な仕様
モデル名 | ドン・キホーテチューナーレススマートテレビ(TSM-4201F2K) | Fire TV Stick 4K 第2世代 | Fire TV Stick 4K Max(第2世代) |
OS | Android TV OS | Fire OS | Fire OS |
Soc | MSD6683 | Mediatek MT8696D | Mediatek MT8696T |
CPU | ARM Cortex-A53×4: クアッドコア 1.2 GHz |
ARM Cortex-A55×4: クアッドコア 1.7 GHz |
ARM Cortex-A55 クアッドコア 2.0 GHz |
GPU | mali 470 | IMG GE9215 | IMG GE9215 |
メモリ | 1GB | 2GB | 2GB |
ストレージ | 8GB | 8GB | 16GB |
対応解像度 | 1920×1080ピクセル | 3840×2160ピクセル | 3840×2160ピクセル |
最大リフレッシュレート | 不明 | 60Hz | 60Hz |
映像 | 不明 | Dolby Vision、HDR10、HDR10+、HLG、H.265、H.264、VP9、AV1 | Dolby Vision、HDR10、HDR10+、HLG、H.265、H.264、VP9、AV1 |
音声 | 不明 | Dolby Atmos、7.1 サラウンド対応、2chステレオ、最大5.1chのHDMIオーディオパススルー | Dolby Atmos、7.1 サラウンド対応、2chステレオ、最大5.1chのHDMIオーディオパススルー |
Wi-Fi | 不明 | 802.11 a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz, 5GHz) | 802.11 a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz, 5GHz, 6GHz) |
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