SHARPのAQUOS senseシリーズは、米国国防省規格「MIL-STD-810G」に準拠している希少(堅牢)なスマートフォンです。
AQUOS sense8に関して言えば16項目のMIL規格に準拠し、『高さ1.22mから合板(ラワン材)に製品を26方向で落下させる試験』『30~60℃まで変化させる高温保管試験』『深さ約1.5mの水中に30分間浸漬させる試験』など8項目の環境試験をクリアしています(SHARPより)。
『おサイフケータイ』にも対応しているので、実用性を重視した『女性』に根強い人気というイメージの同シリーズ。ただし家電製品としての『スペック』は、一時までイマイチな印象でした。
ところが『AQUOS sense6』には10億色の色表現に対応する『IGZO OLED(有機EL)』を初搭載。ハイエンド譲りの画像処理技術を導入し、カメラ画質もワンランク上に。
投稿が見つかりません。さらに『AQUOS sense7』ではメインカメラのイメージセンサーを『1/1.55インチ』に大型化。苦手だった『低照度(夜景含む)シーン』の画質を大幅にアップグレードしました。
投稿が見つかりません。しかし『Snapdragon 695 5G』の影響で、『IGZO OLEDがHDRに対応しない』というまさかの事態が発生。OLED(有機EL)は液晶と比較してコントラスト比が高いので、HDRコンテンツを表示するのに適しています。
AQUOS sense7には、HDR非対応を補う『バーチャルHDR』という新機能を導入。同機能をONにすると、一般的なSDRコンテンツの表示がHDRに近づきます。その精度は中々のもの。
AQUOS sense8はSocを『Snapdragon 6 Gen 1』に刷新したことで、HDRのサポートが復活。画質を『標準』『ダイナミック』『シネマ』の3種類から選べるようになったのもポイントです。
バーチャルHDRはHDR非対応のAQUOS sense7を補完するための機能かと思っていましたが、AQUOS sense8でも健在。つまり『HDRコンテンツの再生』『SDRをHDR調に表示』という、ハイエンドさながらの2刀流を実現したのです。
- ➡ IIJmioでAQUOS sense8を購入する
- ➡mineoでAQUOS sense8を購入する
- ➡ AmazonでAQUOS sense8を購入する
- ➡ 楽天市場でAQUOS sense8を購入する
- ➡ ヤフーショッピングでAQUOS sense8を購入する
- ➡メルカリでAQUOS sense8を購入する
- ➡楽天モバイルでAQUOS sense8を購入する
- ➡UQモバイルでAQUOS sense8を購入する
AQUOS sense7のIGZO OLEDは、HDRコンテンツの表示に非対応というだけでなく、最大リフレッシュレートが『60Hz』止まりでした。
リフレッシュレートとは、1秒間に画面を書き換え可能な回数を示します。つまり数値が高くなるほど『滑らかな表示』が可能に。
最近では廉価なスマートフォンでも『90Hz』のリフレッシュレートを採用。いくら表示が美しく電池もちが良いディスプレイでも、『滑らかさに欠ける』というのは明確な『デメリット』。
AQUOS sense8ではIGZO OLEDのリフレッシュレートが遂に『90Hz』化。加えて上位モデルに使われているフレームの間に『黒画面』を挿入する機能まで使えるように。
『設定』➡『ディスプレイ』から『なめらかハイスピード表示』を設定すると、対応するアプリのフレームレートが最大『180fps』相当に。
同機能により、AQUOS sense8の表示はAQUOS sense7からどう変わったのか。比較対象機にPixel 7a(90Hz)を加え検証してみました。
動画は『240fps』で撮影してスローモーション編集。実際目に見える表示とは大きく異なります。予めご認識ください。
AQUOS sense7と比較して、最大リフレッシュレートが90HzのPixel 7aはスクロールが細やか。AQUOS sense8は一瞬『壊れているのか!?』とギョッとす内容。もちろん壊れていません。
180Hzは『1秒間に180コマで表示』することを意味します。どれだけ目が良い人でも、通常の速度でフレームの間に挿入された『黒画像』を認識することは出来ないはず(もちろん私には全く見えない)。
ダークモードでは『なめらかハイスピード表示』の効果がさらに高まった印象(黒画像を挿入しているのだから当然か?)。
私はスマートフォンをかなりの数所有していますが、Pixel 7aを含めた『リフレッシュレート90Hz』の端末よりも、AQUOS sense8の方がスクロール時に『フワっとした軽さ』を実感。どちらかと言えば『120Hz』『144Hz』対応端末に近いです。
『HDR対応』『バーチャルHDR搭載』『リフレッシュレート180Hz駆動』『新素材採用でブルーライト約50%低減』が備わった『IGZO OLED』を搭載するAQUOS sense8。もはや『スペックがイマイチなAQUOS sense』では無くなりました。これヤバいぞ!
- ➡ IIJmioでAQUOS sense8を購入する
- ➡mineoでAQUOS sense8を購入する
- ➡ AmazonでAQUOS sense8を購入する
- ➡ 楽天市場でAQUOS sense8を購入する
- ➡ ヤフーショッピングでAQUOS sense8を購入する
- ➡メルカリでAQUOS sense8を購入する
- ➡楽天モバイルでAQUOS sense8を購入する
- ➡UQモバイルでAQUOS sense8を購入する
AQUOS sense8、AQUOS sense7の主な仕様
モデル名 | AQUOS sense8 | AQUOS sense7 |
Soc | Snapdragon 6 Gen 1(4nm) | Snapdragon 695 5G(6nm) |
容量 | 6GB/128GB | 6GB/128GB |
電池 | 5,000mAh(USB Power delivery Revision3.0) | 4,570mAh(USB Power delivery Revision3.0) |
重量 | 159g | 158g |
画面 | サイズ:6.1インチ 種類:IGZO有機EL 表示色:10億色 解像度:1080×2432ピクセル ピーク輝度:1,300nit コントラスト比:1,300万:1 |
サイズ:6.1インチ 種類:IGZO有機EL 表示色:10億色 解像度:1080×2432ピクセル ピーク輝度:1,300nit コントラスト比:1,300万:1 |
カメラ | リアカメラ
フロントカメラ
|
リアカメラ
フロントカメラ
|
オーディオ | モノラル(シングルスピーカー) | モノラル(シングルスピーカー) |
イヤフォンジャック | 対応 | 対応 |
Bluetooth | 5.1 | 5.1 |
おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
位置情報 | GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS(みちびき) | GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS(みちびき) |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
SIM | nanoSIM/eSIM DSDV | nanoSIM/eSIM DSDV |
防塵防水 | IP68 | IP68 |
MIL規格 | MIL-STD-810H準拠 | MIL-STD-810H準拠 |
DisplayPort v1.4 | 対応 | 非対応 |
OS | Android™ 13 | Android 13 |
AQUOS sense8にお勧めな格安SIM
- 5G : n1/n3/n28/n41/n77/n78/n79
- LTE :B1/B2/B3/B5/B8/B12/B17/B18/B19/B21/B28/B38/B41/B42
- 3G : B1/B2/B5/B8
- GSM : 850/900/1,800/1,900MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(◎)、Band28(×)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(◎)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM