【試した】NothingのCMF Watch Proが『アプリOFF』の状態で『通知』可能に

Nothingのサブブランド『CMF』が展開するスマートウォッチ『CMF Watch Pro』は、1.96インチの有機ELディスプレイを備えつつ、高級感のあるスタイリッシュな見た目でお値段は『11,000円（税込）』。発売開始当初は品切れの状態が長く続きました。

品切れが続いた理由は『コスパ』の部分だけでなく、海外でソフトウェアの不具合が露呈されていたので、その部分も原因だろうと個人的には考えていました。

あわせて読みたい

CMF by NOTHNG WATCH PROに二度目のアップデートロールアウト開始。量産はまだ少し先か世界中で品薄状態が続く、『Nothing』のサブブランド『CMF by NOTHNG』のスマートウォッチ『WATCH PRO』。日本市場においても、取り扱いを行っている『Amazon』『楽天市...

CMF Watch Proは同社にとって初めてのスマートウォッチ

実際にCMF Watch Proを使用してみた印象をお伝えすると、『動作』『電池もち』の部分に関しては文句なし。ただし付属のバンドが金属アレルギーを考慮していなかったり、タイマーがバックグラウンドで動作しなかったりと初号機故の作り込みの甘さも。

しかしファームウェアは何度かアップデートが行われ、◯◯が表示されないなど細かいバグは大体修正されたと感じます（電卓も追加）。

最新アップデートでアプリがOFFの状態でも通知を行えるように？

2024年3月5日に配信された最新アップデート（アプリ：V2.3.0）では、『CMF Watch』のアプリがスマートフォンのバックグラウンドで動作していなくても『通知が行われるようになる』という一歩踏み込んだ内容（Technerd Bhai氏のXより）。

あわせて読みたい

【2週間使った】Redmi Watch 3 Activeレビュー！3つのデメリット＆8つのメリット＆気に入った文字盤私が『Redmi Watch 3 Active』を使い始めてから2週間以上が経過しました。今回はそれを踏まえ、同デバイスの『デメリット』『メリット』『お気に入りの文字盤』を3項目...

HUAWEI Band 8の公式説明を参考にすると『アプリの常時実行（バックグラウンドで実行）が許可されていなければ、LINEやGメールなどの通知が来なくなる』場合があるとのこと。こういった仕様のスマートウォッチでは、バックグラウンドのアプリ動作が必須。

バックグラウンドにアプリを常駐させておくと、消費電力やメモリの消費が大きくなります。また、端末によっては自動でタスクキルが発動し、気がつけばアプリがオフになっていて『通知が来ない』といった状況に。『CMF Watch Pro』ではその部分が改善されているのか。

CMF Watch Proとアプリを最新バージョンにアップデートして動作テスト

実際にアップデート（CMF Watch Proのバージョンは11.0.0.50）を行い、CMF WatchのアプリをOFFに。その上で『LINE』『通話』『SMS』の動作をそれぞれ確認。

その結果、『LINEのメッセージ通知』『LINEの着信通知（着信している事が分かるだけ）』『通話着信通知（登録している名前が出る）』『SMSメッセージの受信』『Gメールの受信』を、アプリOFFの状態で問題なく行うことが出来ました。

Nothingは先日世界に向けて、ミドルクラス上位の性能を持つスマートフォン『Nothing Phone（2a）』をリリース。CMF Watch Proと同じく『4万円台～』といった手頃なお値段。2つ揃えるのもアリかと。

あわせて読みたい

安くて高性能なピカりスマホ！Nothing Phone (2a)を『買い』『イマイチ』だと思ったポイントまとめ。イギリスのNothingから、日本のミッドレンジモデルを震撼させるニュースマートフォン『Nothing Phone (2)』がついにリリースされました。Google Pixel 7aなどと同等の性能を持ちつつ、独特の洗練されたデザインやGlyph インターフェースも健在。上位モデルから引き継がれたカメラ機能も。今回は『買い』『イマイチ』だと思ったポイントをまとめてみました。

[itemlink post_id=”116191″]

CMF Watch Pro、Amazfit Bip 5、Redmi Watch 3 Activeの主な仕様