LUTを読み込んでCMF Phone 2 Proのカメラを楽しみ尽くす方法

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CMF Phone 2 Pro
記事に書いてある内容

『静止画』から『動画』まで自由自在に細かくプリセットを作成出来るCMF Phone 2 Proのカメラアプリ

CMF Phone 2 Proのカメラアプリは『フィルタ(LUT)』を追加出来る

  • PhotoshopでCMF Phone 2 Pro用のLUTを作成
  • ChatGPTで◯◯◯風なLUTを作成(作例あり)

Nothing Phone (3a)とCMF Phone 2 Proの主な仕様

CMF Phone 2 Proにお勧めなSIM

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『静止画』から『動画』まで自由自在に細かくプリセットを作成出来るCMF Phone 2 Proのカメラアプリ

一部スマートフォンメーカーのカメラアプリでは、『露出』『ISO』『色温度』『レンズ』『F値』などの設定を保存し、プリセットとして読み込むことが可能。最近購入した『CMF Phone 2 Pro』も、下記の通りプリセットを作成出来ます(カメラのモードにより異なる)。

  • 表紙写真の設定
  • プリセット名をつける(英数字のみ)
  • 各プリセットに説明を入れる
  • カメラのモード設定(ポートレート、写真、動画、スローモーション、タイムラプス、パノラマ、エキスパート)
  • レンズ(背面・前面)
  • 焦点距離(15mm、24mm、35mm、50mm、70mm、100mm、140mm)
  • 露出
  • 解像度とフレームレート(1080p/30fps、1080p/60fps、4K/30fps)
  • フィルタ
  • 詳細設定(フラッシュ、タイマー、HDR、自動色調調整、モーション、解像度、グリッド、比率、スタンプ)

『写真』を例にプリセットの作成方法を紹介すると、まず下の『∧』をタップしてプリセット選択画面を開きます。

カメラアプリ1

続けて左上の『+』マークから『プリセットを作成』をタップ(QRコードを使ってプリセットをインポートすることも出来る)。

カメラアプリ2
カメラアプリ3

後は自分の好みで設定を決めていくだけ。『動画』『静止画』に加えて『ポートレート』『タイムラプス』など、モードに合わせて自由自在に設定が可能なCMF Phone 2 Proのプリセット機能。

プリセット設定画面

ミドルクラスのスマートフォンでここまで細かく設定出来ると感激ですね。保存したプリセットは一覧から簡単に呼び出せます。

プリセット

CMF Phone 2 Proのカメラアプリは『フィルタ(LUT)』を追加出来る

プリセットの作成だけで十分便利なCMF Phone 2 Proは、なんと『フィルタ(LUT)』の追加が可能です。LUTは『Look-Up Table』の略称で、画像や映像の『色調変換』『補正』が主な用途。

LUTの作成方法は色々ですが、今回は『Photoshop』『ChatGPT』を使用した方法を紹介します。

PhotoshopでCMF Phone 2 Pro用のLUTを作成

まずはPhotoshopから。こちらの画像は、CMF Phone 2 Proのカメラ(フィルタOFF)で撮影したカラーチャート。

カラーチャート

Photoshopで読み込み、『レイヤー』から『新規調整レイヤー』を作成。

新規調整レイヤー

『色相・彩度』のレイヤーを作成し、色相を『+5%』、彩度は『+28』に調整。

プロパティ
Color Chart
調整後のカラーチャート画像

『ファイル』→『書き出し』→『カラールックアップテーブル』の順に選択。

画質を『64』に設定し、フォーマットは『CUBE』にチェックを入れて出力。

エクスポート

エクスポートしたLUT(.CUBE)をCMF Phone 2 Proに転送(転送手段によってはファイル名が変わってしまいます。私はGoogle Driveを使用)。

フィルタを適用出来るのは『写真』『ポートレート』『夜間』。撮影画面右上の『∨』から『フィルタ』をタップ。

フィルタ設定前
カメラアプリUI

フィルタ一覧が並んだ一番左に『ペン』のようなアイコンが表示されるのでタップ。

フィルタ一覧

『LUTをインポート』を選択して転送したLUTデータを読み込ませると、オリジナルプリセットが適用されます。

サイフ1
フィルタOFF
サイフ2
Photoshopで作成したLUT適用のカスタムフィルタ

カメラアプリの色が気に入らなくても、Photoshopを駆使することで『自分好み』を追求出来ます。カメラ好きにはたまらない機能ですね。

ChatGPTで◯◯◯風なLUT(フィルタ)を作成(作例あり)

ChatGPTでLUT(.CUBE)を作成する方法はとてつもなく簡単です。例えば『◯◯◯風のLUTを.CUBE形式で出力して』と入力するだけ。

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とても簡単ではありますが、何度か試して『明らかに一部の色が破綻している』と感じるLUTも出力されました。こちらは『遊び程度』と考えましょう。

ちなみに、ChatGPTが出力した某カメラメーカー風のLUTで撮影した写真がこちら(夕刻撮影なのでやや暗め)。

バラ
キクイモモドキ
キバナコスモス1
キバナコスモス2
ジニア
ガザニア
ウィスキー山崎
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もはやCMF Phone 2 Proのカメラアプリで撮っているのが分からない程度の仕上がり。これ無限に楽しめますね。

私はChatGPTの『Plusプラン』を契約。無料プランでは出来ないと思っていたのですが・・・なんと出来ました。ChatGPT本当に凄いですね(ただし回数に制限がある可能性あり)。

LUTの追加は『Phone (3a)』のカメラアプリも対応しています(恐らくPhone 3でも使えるはず)。

Nothing Phone (3a)とCMF Phone 2 Proの主な仕様
Nothing Phone (3a)CMF Phone 2 Pro
SocQualcomm Snapdragon 7s Gen 3(4nm)MediaTek Dimensity 7300 Pro 5G(4nm)
容量8GB/128GB、12GB/256GB8GB/128GB、
8GB/256GB
電池5,000mAh5,000mAh
充電速度最大50W、7.5W(リバースチャージ)最大33W、5W(リバースチャージ)
サイズ163.5mm(高さ)×77.5mm(幅)×8.35mm(厚さ)164mm(高さ)×78mm(幅)×7.8mm(厚さ)
重量約208g約185g
画面サイズ:6.77インチ
ディスプレイテクノロジー:
フレキシブルAMOLED
スクリーンの素材:パンダガラス
解像度:1080 x 2392 (387 PPI)
色深度:10ビット
色数:
10億7000万色
コントラスト比:
1,000,000:1
ピーク輝度:1300nit
屋外輝度:1300nit
通常輝度:800nit
アダプティブリフレッシュレート:120Hz
タッチサンプリングレート:1000Hz
PW周波数:2160Hz
サイズ:6.77インチ
ディスプレイテクノロジー:
フレキシブルAMOLED
スクリーンの素材:パンダガラス
解像度:1080 x 2392 (387 PPI)
色深度:10ビット
色数:
10億7000万色
コントラスト比:
1,000,000:1
ピーク輝度:3000nit
屋外輝度:1300nit
通常輝度:800nit
アダプティブリフレッシュレート:120Hz
タッチサンプリングレート:1000Hz
PW周波数:2160Hz
カメラメインカメラ
解像度:5,000万画素
焦点距離:24mm
絞り値:F/1.88
イメージセンサーサイズ:1/1.57インチ
視野角:84.5度
オートフォーカス:対応
手ブレ補正:光学式、電子式
望遠カメラ
解像度:5,000万画素
焦点距離:50mm
絞り値:F/2.0
イメージセンサーサイズ:1/2.75インチ
視野角:49.5度
オートフォーカス:対応
光学ズーム:2倍
センサー内ズーム:4倍
ウルトラズーム:30倍
ウルトラワイドカメラ
解像度:800万画素
焦点距離:15mm
絞り値:F2.2
イメージセンサーサイズ:1/4インチ
視野角:120度
フロントカメラ
解像度:3200万画素
焦点距離:22mm
絞り値:F2.2
イメージセンサーサイズ:1/3.44インチ
視野角:81.2度
メインカメラ
解像度:5,000万画素
焦点距離:24mm
絞り値:F/1.88
イメージセンサーサイズ:1/1.57インチ
視野角:84.5度
オートフォーカス:対応
手ぶれ補正:電子式
望遠カメラ
解像度:5,000万画素
焦点距離:50mm
絞り値:F/1.85
イメージセンサーサイズ:1/2.88インチ
光学ズーム:2倍
デジタルズーム:20倍
ウルトラワイドカメラ
解像度:800万画素
焦点距離:15mm
絞り値:F2.2
イメージセンサーサイズ:1/4インチ
視野角:119.5度
動画撮影
4K録画:30FPS
1080p録画:30FPSまたは60FPS
スローモーション録画:120FPS
タイムラプス:4K
手ブレ補正:電子式
フロントカメラ
解像度:1600万画素
焦点距離:24mm
絞り値:F2.45
イメージセンサーサイズ:1/3
おサイフケータイ対応対応
防塵防水IP64IP54
スピーカーデュアルステレオスピーカーデュアルスピーカー
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、2.4G/5G802.11 a/b/g/n/ac/ax、2.4G/5G
対応周波数帯5G
デュアルモード (NSA & SA) と 4 x 4 MIMO
5G NR 周波数帯
n1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n20、n28、n38、n40、n41、n48、n66、n77、n78
4G LTE 周波数帯
1、2、3、4、5、7、8、12、17、18、19、20、26、28、38、40、41、42、48、66
3G UMTS (WCDMA) 周波数帯
1、2、4、5、6、8、19
2G GSM
850、900、1800、1900
5G
デュアルモード (NSA & SA)
5G NR 周波数帯
n1、n2、n3、n5、n7、n8、n12,、n20、n28、n38、n40、n41、n48、n66、n77、n78
4G LTE 周波数帯
1、2、3、4、5、7、8、12、17、18、19、20、26、28、38、40、41、42、48、66
3G UMTS (WCDMA) 周波数帯
1、2、4、5、6、8、19
2G GSM
850、900、1800、1900
Bluetooth5.45.3
SIMnanoSIM+eSIM(日本のみ)nanoSIM+eSIM(日本のみ)
認証画面内指紋認証センサー、顔認証画面内指紋認証センサー、顔認証
Micro SDカード非対応対応
位置情報GPS (L1)、GLONASS (G1)、BDS (B1I)、GALILEO (E1)、QZSS (L1)GPS (L1), GLONASS (G1), BDS (B1I), GALILEO (E1), QZSS (L1)
Essential Space対応対応
アップデート3年間のAndroidアップデート、6年間のセキュリティパッチ3年間のAndroidアップデート、6年間のセキュリティパッチ
CMF Phone 2 Proにお勧めなSIM

docomoの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)

docomo回線が使えるお勧め格安SIM

Softbankの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(◎)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)

Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

auの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(◎)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)

au回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイルの周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)、Band 28(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)

楽天回線が使えるお勧め格安SIM

関連リンク

瀬名 勇斗
運営者
サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
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