遂に日本市場においても、『Leica(ライカ)』の名を冠するXiaomiのスマートフォンが登場しました。孤高の最上位モデル『Xiaomi 14 Ultra』です。販売価格は『199,900円(税込)』。
『Leicaのエッセンスが詰まった超高性能カメラ(超広角・マクロ・望遠まで自在に撮れる)』『高性能なゲーム機』が1台におさまったと考えれば、『高くは無いのかもしれない』と思わせてくれる魔機です。
しかも199,900円(税込)には同端末のカメラパフォーマンスを向上させるアップグレードツール『プロフォトグラフィーキット(販売価格22,000円)』が含まれます(装着すると見た目や操作感がまんまカメラに)。
私がこれまで利用したことのあるXiaomiの最上位モデルは『Xiaomi 13T Pro』。日本では『最上位』という位置付けでしたが、ライセンスの関係上『Leica(ライカ)』と共同開発したカメラは無し。
また、海外では日本未発売のさらに高性能なモデルも存在。それらを含めた上で『最上位』に位置するのが、2024年5月10日時点では『Xiaomi 14 Ultra』です(Foldタイプなど亜種は除く)。
『Leica(ライカ)』と『Xiaomiの最上位モデル』が同時に爆誕した日本市場。私は同端末の体験会を目的として、『Xiaomi新製品発表会(2024上期)』に参加(メディアとして発表会に赴いたのは初めて)。
安達 晃彦氏がXiaomi Japanに加わった頃からオンラインで発表会を見てきましたが、当初はマイクトラブルが発生するなど日本においては『新興企業らしさ』が残る立ち上がりでした。
新製品発表会(2024上期)ではそれが『世界のXiaomi』に化けていた。入社からしばらくは不遇の期間があったであろう(私の勝手な想像)安達氏が、自信に満ちた表情で新製品を発表をしている姿を見て、素直に『良かったな』と思いました。
Xiaomi 14 Ultraの体験会はステージが4つに分かれており、それぞれのステージで案内を受けながら異なる被写体を撮影(慣れない場で腕の未熟さが出てしまい、微妙な構図が多いことはご容赦ください)。
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最初は暗い部屋の中に豆電球が1つ光っているという難易度高めなステージ。性能の低いカメラでは『光源が白とびする』『被写体が真っ暗にうつる』『ノイズ大量発生』といった事象が起こりまともに撮れないはず。
Xiaomi 14Ultraで撮影した写真からは『ダイナミックレンジの広さ』を一瞬で感じられます。黒つぶれをギリギリまでおさえつつ、シルエットを残す描写はLeica譲りか。高ISOながらノイズが目立たないのも見事です。
次のステージではテーブルの上に食器や食べ物が並べられており(最初食べる為に用意されているのかと思った)、『ボケ味』『色合い』『質感』を確認出来ました。
時間制限があったので(言い訳)、構図はかなり適当です。それでも『それなり』に見えるのは、やはりXiaomi 14 Ultraの描写力がとてつもなく高いから。これに慣れてしまったら他のスマートフォンで撮るのがしんどくなりますね。
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3つ目のステージは人物(とても綺麗なモデルさん。惚れてまうやろう!)撮影。私自身普段は人を撮る機会がほとんど無いので新鮮でした。
普段はフィルタ効果をほぼ使わないのですが、人物を撮る時は活用すべきかも。表情とフィルタがマッチすると思わぬ相乗効果を得られると実感。
色数を絞ってここまで表現豊かに仕上げられるのは、Xiaomi 14 Ultraのカメラが持つダイナミックレンジの広さとLeicaのチューニングありきと言えるでしょう。
最後は動画撮影。好きな人にとってはたまらないであろう電車のジオラマが被写体。私は動画を撮り慣れていないのでまともに撮れるか心配でしたが、自動ズーム機能に助けられました。ド素人が撮影したとは思えないクオリティに(撮影した動画はコチラから)。
Xiaomi 14 Ultraのカメラで撮影していて、一番楽しかったのは何気に『動画』かもしれません。『自動ズームにジオラマ』という組み合わせがベストマッチだったことを含めても、『Xiaomi 14 Ultraを購入したら絶対に動画を撮りたい』と思わせてくれました。
Xiaomi 14 Ultraを『欲しい』『欲しく無い』のどちらか2択で答えるなら当然ながら前者。しかし『買う』『買わない』を悩む時間もまた幸せ。ひとまず在庫切れになりませんように。
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Xiaomi 14 Ultraの主な仕様
端末名 | Xiaomi 14 Ultra |
Soc | Snapdragon 8 Gen 3 |
容量 | 16GB + 512GB |
電池 | 5,000mAh |
充電速度 | 有線:最大90W、無線対応 |
充電器 | 付属 |
重量 | 219.8g |
画面 |
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カメラ | ライカメイン(広角)カメラ
ライカフローティング望遠カメラ
ライカペリスコープカメラ
ライカ超広角カメラ
フロントカメラ
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おサイフケータイ | 非対応 |
防塵防水 | IP68 |
センサー | 近接センサー | 環境光センサー | 加速度計 | ジャイロスコープ | 電子コンパス | 赤外線ブラスター | 気圧計 | フリッカーセンサー | X軸リニア振動モーター | レーザーオートフォーカス |
スピーカー | ステレオ(Dolby Atmos) |
SIM | nano SIM + nano SIM |
Wi-Fi | Wi-Fi 7/Wi-Fi 6E/Wi-Fi 6 802.11 a/b/g/n/ac/ax/be |
Bluetooth | 5.4(デュアルBluetooth) |
対応コーデック | SBC/AAC/AptX/AptX HD/AptX Adaptive/LDAC/LHDC 5.0 |
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