Find X8でAnTuTu、Geekbench 6、3DMarkを実測したら『化け物』が次のステージを見据えていた。

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Find X8

OPPOのハイエンドスマートフォン『Find X8』は、SocにMediaTekの『Dimensity 9400』を搭載。『3nm(TSMC)』で製造されているSocが、一体どういったパフォーマンスを発揮するのかはとても興味深いポイント。

Find X8では先にカメラの撮影を行いました。高倍率撮影時の『生成AIサポート』は、Soc性能の高さをまざまざと見せつけられる驚きの内容。

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スウェーデンのカメラメーカー『Hasselblad(ハッセルブラッド)』とのコラボレートによる息をのむ描写も圧巻でした。スペックでは表しきれない『魔法』の様な力をFind X8は秘めています。

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今回は『AnTuTu Benchmark』『Geekbench 6』『3DMark』といった代表的なベンチマークアプリを使用し、Xiaomi 14 Ultra(Snapdragon 8 Gen 3)とパフォーマンスを数値で比較。

ハイエンドにおいては、主要ベンチマークアプリ測定時にサーマルスロットリング(過度な温度上昇を検知して周波数を抑える機能)を正常に機能させず、不正にスコアを高めようとするメーカーが目立つ印象。

スマートフォンが搭載するリチウムイオン電池は、一般的に『45度』を超えると劣化が進むとされています。よって45度を超えた状態で周波数を落とさないのはシステム的にアウト。高いだけのスコアに意味はありません。

『GPU』による処理は端末に負荷がかかりやすく、実用的な温度でどれだけ高いパフォーマンスを維持出来るか『耐久性』が重要に。

GPUに関しては『AnTuTu Benchmark』『3DMark』でそれぞれ『3回連続』計測を行い、『1回目と3回目のスコア差に目立った乖離が発生しないか』を検証します。

す。

Find X8のカメラで撮影した低圧縮画像一覧(Amazon Photos)

Find X8

OPPO Find X8とXiaomi 14 UltraのAnTuTu Benchmark(10.4.0)測定結果

AnTuTu Benchmark(1)
Xiaomi 14 Ultra(1回目)
AnTuTu Benchmark(2)
OPPO Find X8(1回目)
AnTuTu Benchmark(3)
Xiaomi 14 Ultra(2回目)
AnTuTu Benchmark(4)
OPPO Find X8(2回目)
AnTuTu Benchmark(5)
Xiaomi 14 Ultra(3回目)
AnTuTu Benchmark(6)
OPPO Find X8(3回目)
Find X8

OPPO Find X8とXiaomi 14 UltraのAnTuTu Benchmark(10.4.0)測定結果まとめ

端末名/SocOPPO Find X8/Dimensity 9400Xiaomi 14 Ultra/Snapdragon 8 Gen 3
CPU(1回目)389,666459,261
GPU(1回目)1,193,699881,975
MEM(1回目)420,663403,248
UX(1回目)339,144323,987
トータルスコア(1回目)2,343,1722,068,471
電池温度(1回目計測後)26.5度35.9度
CPU温度(1回目計測後)27.8度39.7度
電池の減り(1回目)-5%-8%
CPU(2回目)407,038440,081
GPU(2回目)1,208,203835,763
MEM(2回目)413,131401,163
UX(2回目)336,488325,846
トータルスコア(2回目)2,364,8602,002,853
電池温度(2回目計測後)29.3度40.8度
CPU温度(2回目計測後)31.4度51.6度
電池の減り(2回目)-5%-9%
CPU(3回目)410,93943,125
GPU(2回目)1,202,778807,739
MEM(3回目)410,774404,580
UX(3回目)3308,015322,546
トータルスコア(3回目)2,362,5061966,160
電池温度(3回目計測後)30.6度42.6度
CPU温度(3回目計測後)30.5度54.7度
電池の減り(3回目)-6%-8%

Find X8のカメラで撮影した低圧縮画像一覧(Amazon Photos)

Find X8

Xiaomi 14 Ultra(Snapdragon 8 Gen 3)は1回目『2,068,471』、2回目『2,002,853』、3回目『1966,160』といったスコア内容。2回目で電池温度が『40.8度』まで上昇しており、3回目も42.6度と高い状態。計測を続けたらさらにスコアは落ちていきそう。

CPUのスコアが特に高めで、3回とも40万台をキープ。気になったのは『電池の減り』です。Xiaomi 14 Ultraは『写真撮影』がメイン。電池の減りがそれなりに早いのは『画像処理』の負荷が大きいからだろうと考えていましたが、温度上昇の部分を鑑みるとそれだけでは無いのかも。

圧巻だったのはDimensity 9400を搭載するFind X83回目の実測で電池温度が『30.6度』。CPU温度もほぼ変わらず『30.5度』。これ、GPUの計測が『Lite版』のミドルクラスと変わらないじゃない!

実際に端末に触れても『ぬるい』程度。数字がバグっているわけでは無さそう。しかしバグを疑いたくなる低さです。

これだけの低温を維持しつつ、トータルスコアが3回連続で『230万』を超えているのだから完全にモンスター。スーパーサイヤ人の状態を『平常』で維持しているようなもの。

GPUのスコアは3回連続で『120万』程度。写真撮影時にオンデバイス(端末内)の画像処理が恐ろしく早かったのは、GPUの超高性能が大きく影響していることでしょう。まさかここまでだったとは。

個人的に気になったのが『UX』スコア。UXはアプリの動作速度を示すので、CPUのパフォーマンスに依存。よって本来はXiaomi 14 Ultraのほうが『高い数値』となりそうなのですが、3回ともFind X8の方が上。これはOSの作り込みも影響していそう。

Find X8

Find X8のCPUスコアは尻上がりとなり、1回目が『389,666』から3回目では『410,939』まで上昇。まるでモンスターがウォーミングアップでもしていたかの様な動きです。

Dimensity 9400の高い電力効率と『5,630mAh』の超大容量電池により、電池残量の減りは1回目『-5%』、2回目『-5%』、3回目『-6%』とこちらもミドルクラス検証時並みの少なさ。短距離選手がスピードを落とさず10km走っている感覚です。

続けて『Geekbench 6』でCPU性能を再実測。AnTuTu BenchmarkのCPUスコアとは異なる結果に。

OPPO Find X8とXiaomi 14 UltraのGeekbench(6.3.0)測定結果

CPU 1
OPPO Find X8
Xiaomi 14 Ultra

Find X8が搭載するDimensity 9400は、もっとも高性能なプレミアムコアに『Cortex-X925×1(最大3.62GHz)』を採用。Xiaomi 14 UltraのSnapdragon 8 Gen 3は『Cortex-X4×1(最大3.4GHz)』。

性能はCortex-X925の方が上。この部分を鑑みると、AnTuTu BenchmarkよりもGeekbench 6の方が『正しくCPU性能を数値化している可能性が高い』と言えるでしょう。

さらにDimensity 9400はプライムコア『Cortex-X4×3』、高性能コア『Cortex-A720×4』といった盤石の構成。もうスペック時点で『化け物感』は漂っているのです。

最後は『3DMark』でGPU性能を再チェック!とんでもない結果が待ち受けていそうな予感。

Find X8のカメラで撮影した低圧縮画像一覧(Amazon Photos)

Find X8

OPPO Find X8とXiaomi 14 Ultraの3DMark(Wild Life)測定結果

3DMark 1
OPPO Find X8(1回目)
3DMark 2
Xiaomi 14 Ultra(1回目)
3DMark 3
OPPO Find X8(2回目)
3DMark 4
Xiaomi 14 Ultra(2回目)
3DMark 6
OPPO Find X8(3回目)
3DMark 5
Xiaomi 14 Ultra(3回目)
Find X8

OPPO Find X8とXiaomi 14 Ultraの3DMark(Wild Life)測定結果まとめ

端末名/SocOPPO Find X8/Dimensity 9400Xiaomi 14 Ultra/Snapdragon 8 Gen 3
電池の減り(1回目)0%-1%
電池温度変化(1回目)20度→20度20度→24度
フレームレート(1回目)39〜111fps55〜144fps
電池の減り(2回目)-1%-1%
電池温度変化(2回目)20度→21度25度→29度
フレームレート(2回目)67〜115fps64〜139fps
電池の減り(3回目)0%-1%
電池温度変化(3回目)21度→22度29度→33度
フレームレート(3回目)68〜105fps55〜132fps

3DMark『Wild Life』の検証結果は、『フレームレート』の部分を見るとXiaomi 14 Ultraが大きくリード。『Find X8のGPU性能は見せかけだったか!』と激怒しそうになりますが、フレームレート以外の数値にご注目ください。

Xiaomi 14 Ultraは『電池温度』が最終的に『33度』まで上昇。対してFind X8はたったの『22度』。電池の減りも合計で『-1%』。これはどう考えても本気を出していない。流している。

流しているのに、3回目の実測でフレームレートが『68〜105fps』というのはやはり化け物。この化け物の『真のGPU性能』を知ることになるのは、ハードウェアベースのレイトレーシング(光を追跡してより現実に近い光の屈折や反射を実現する技術)性能を把握出来る『Solar Bay』の検証時でした。

ハイエンドモデルでも、『レイトレーシング』をサポートする端末はまだそこまで多くありません。仮に対応していても、負荷が重すぎてフレームレートは低め。Xaomi 13T Proでテストした時は、アベレージフレームレートが『23.43fps』でした。

Wild Lifeでは本気を見せなかったFind X8。『Solar Bay』では一体どういった結果を出してくれるのか!

Find X8のカメラで撮影した低圧縮画像一覧(Amazon Photos)

Find X8

OPPO Find X8とXiaomi 14 Ultraの3DMark(Solar Bay)測定結果

Solar Bay 1
Find X8(1回目)
Solar Bay 2
Xiaomi 14 Ultra(1回目)
Solar Bay 3
OPPO Find X8(2回目)
Solar Bay 4
Xiaomi 14 Ultra(2回目)
Solar Bay 5
Solar Bay 6
Find X8

OPPO Find X8とXiaomi 14 Ultraの3DMark(Solar Bay)測定結果

端末名/SocOPPO Find X8/Dimensity 9400Xiaomi 14 Ultra/Snapdragon 8 Gen 3
Overall score(1回目)11,9388,701
平均フレームレート(1回目)45.39fps33.09fps
Overall score(2回目)11,8448,643
平均フレームレート(2回目)45.04fps32.87fps
Overall score(3回目)11,5888,264
平均フレームレート(3回目)44.06fps31.42fps

これがFind X8(Dimensity 9400)の本気です。負荷が超重いSolar Bayで『45.39fps』の平均フレームレートを記録。Xiaomi 14 Ultra(Snapdragon 8 Gen 3)との比較を見れば、どれだけぶっ飛んだ性能であるかが明確に分かります。

スマートフォン向けのゲームがレイトレーシングに本格対応するのはもう少し先になりそうですが、Find X8(Dimensity 9400)がその『』を見据えた端末であることは間違いなし。

OSバージョンアップ『4回』、セキュリティーアップデートも『6年』のサポート。色々な用途で長く使えそうなハイエンドスマートフォン『Find X8』。OPPOが久しぶりに高性能モデルを日本投入した理由が分かった様な気がします。

Find X8のカメラで撮影した低圧縮画像一覧(Amazon Photos)

Find X8

OPPO Find X8の主な仕様

モデル名OPPO Find X8
SocMediaTek Dimensity 9400
容量16GB(LPDDR5X)/512GB(UFS4.0)
電池容量公称値:5630mAh/21.79Wh、定格値:5490mAh/21.25Wh
充電速度80W SUPERVOOC™フラッシュチャージ/ 50W AIRVOOC™/ 55W PPS
サイズ縦:約157mm、横:約74mm、厚さ:約7.9mm
重さ約193g
画面
  • サイズ:約6.6インチ
  • 画面占有率:94.3%
  • 解像度:FHD+(2,760×1,256)
  • リフレッシュレート:最大120Hz
  • タッチサンプリングレート 最大: 240Hz(デフォルト: 120Hz)
  • 色域 ナチュラルモード: DCI-P3 100%、 プロモード: DCI-P3 100%、ビビッドモード: DCI-P3 100%
  • 色彩深度:10億7000万色
  • ピクセル密度 460 PPI 輝度
  • デフォルト設定時の通常輝度: 800nits
  • 日光下での最大輝度: 1600nits
  • HDR写真やHDR10+コンテンツを表示する最大輝度: 4500nits
  • パネルタイプ:AMOLED
  • カバーグラス:Corning® Gorilla® Glass 7i
カメラアウトカメラ
  • [広角] 約5000万画素(F値1.8 / OIS対応)
  • [超広角] 約5000万画素(F値2.0 / 画角120°)
  • [望遠] 約5000万画素(F値2.6 / OIS対応)

インカメラ

  •  [インカメラ] 約3200万画素(F値2.4)
スピーカーステレオスピーカー
防塵防水IPX8・X9/ IP6X
認証ディスプレイ指紋認証 / 顔認証
Bluetooth5.4
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax
位置情報GPS (L1 + L5)、GLONASS (G1)、BDS (B1I + B1C + B2a + B2b)、Galileo (E1 + E5a + E5b)、QZSS (L1 + L5)、NavIC (L5)
おサイフケータイ非対応
SIMデュアルSIMカードスロット SIM (nano SIM + nano SIM/e SIM)
Find X8

OPPO Find X8にお勧めな格安SIM

  • 5G :n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78
  • 4G FDD LTE : Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/66
  • 4G TD LTE : Band 38/39/40/41/42
  • 3G WCDMA: Band 1/2/4/5/6/8/19
  • 2G GSM : 850/900/1800/1900MHz
    キャリアアグリゲーション対応

docomoの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)

docomo回線が使えるお勧め格安SIM

Softbankの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)

Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

auの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)

au回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイルの周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)

楽天回線が使えるお勧め格安SIM

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瀬名 勇斗
運営者
サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
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