SoftBankのオンラインブランド『LINEMO(ラインモ)』。月間データ容量3GBの『ミニプラン:990円(税込)』、20GBの『スマホプラン:2,728円(税込)』といったシンプルな構成。
私が契約しているのは容量が少ない『ミニプラン』の方。利用をし始めて既に1年以上経過しますが、随所で『サブSIMとしての使い勝手の良さ』を実感。
先日東北新幹線で移動していた際に、最初は『楽天モバイル(最強プラン)』で通信。サービス開始当初と比較して電波状況が大きく改善された楽天モバイルですが、『トンネル』内では『圏外』が目立ちました(2024年5月時点)。
モバイルネットワークをLINEMO(SoftBank回線)に切り替えると通信が復活。アンテナピクトは高速通信が可能な5Gや4G+ではなく『4G』。高速通信は期待出来ませんが、トンネル内でも途切れずにインターネットを利用出来ました。
総務省は『携帯電話等エリア整備事業』を進めており、2020年6月9日に『東北新幹線の全線で携帯電話が利用可能』を発表。この時点でサービスを提供する電気通信事業者は『株式会社ドコモ』『KDDI株式会社』『ソフトバンク株式会社』となっています。
LINEMOのつながりやすさはトンネル内だけでなく『混雑時』も同じ。モバイルネットワークがもっとも混雑する時間帯は『平日のお昼』。回線をレンタルしている格安SIM(MVNO)においては、この『平日のお昼』に通信速度が大きく低下する場合が殆ど。
LINEMO(ミニプラン)は格安SIM並みの月額料金ながら、通信品質はさすがSoftBankのオンラインブランド。MNOの強みを活かし、私の利用環境においては平日のお昼でも『200Mbps』近い高速通信を高い確率で維持。
ユーザーが混雑していない時間帯(場所)であれば、格安SIM(MVNO)でも『100Mbps超え(5G接続時)』が珍しくなくなってきた昨今。私がお勧めしたいのは、『格安SIM』と『LINEMO(ミニプラン)』の使い分け。
サブSIM選びは『メインSIMの弱みをカバーしているか』が重要になります。『データ容量を増やす』『電話番号追加』のみを目的として適当に契約してしまうと、コストパフォーマンス低下の可能性を高めることに。
格安SIMをメインとして使う場合、サブSIMは『平日のお昼』など混雑時の通信速度にスポットをあてるべき。私の利用環境においては、まさに『LINEMOがベスト』と言えます。
サブSIMにLINEMO(SoftBank)を選ぶなら、メインSIMは『ドコモ』『au』『楽天モバイル』のいずれかをセレクトしましょう。そうするとどちらかで通信障害が発生した時に、片方の回線が『保険』として機能します。
混雑している場所や時間帯にスマートフォンを利用する機会が多いなら、『LINEMO(スマホプラン)』をメインにして、格安SIMをサブにするというのも一手。HISモバイル(自由自在プラン)なら『7GB:990円』、NUROモバイル(VMプラン)も『5GB:825円』と割安です。
LINEMOについて
- 転入手続き申し込み時に必要なMNP予約番号期限:10日以上
- 開通手続き:メールに記載のURLから
- MNP開通手続きを行わなかった場合:SIMカードの到着日から6日後の午後8時30分までに切り替えを行わなかった場合、その翌日(SIMカード到着日の7日後)に回線切替
- 切替受付時間:午前9時~午後8時30分まで
- 切り替えにかかる時間:最大15分程度
- 音声対応SIM基本料金:990円(税込)~
- 契約月の基本料金:日割り
- 5分かけ放題:550円(税込)
- 無制限かけ放題:1,650円(税込)
- 通話料金:22円/30秒
- データ容量:3GB~
- 翌月くりこし:非対応
- 5G:対応
- 低速切り替え:非対応
- 通信回線:SoftBank
- eSIM設定方法(Android/iOS):https://www.linemo.jp/process/esim/
- APN設定方法(Android):https://www.linemo.jp/process/apn/android/
- APN設定方法(iOS):https://www.linemo.jp/process/apn/ios/
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