格安な『SIM』『プラン』『キャリア』は結局どれが正解なのか?mineo、LINEMO、楽天モバイルの違いを解説

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スマートフォンを持つ笑顔の女性

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マイそくは速度をコントロールすることで『低料金』を実現

マイそくを選ぶべき人

マイそくは『最大速度』『もっとも混雑する時間帯に速度制限』を設けることで、低料金を実現しています。

『電話番号をもう1つ持ちたい』『動画を長時間観られるサブSIMを探している』『お昼休みは午後1時〜』『スマートフォンの利用用途がはっきり決まっている』といった人に向いているプランと言えるでしょう。

マイそく(デュアルタイプ)月額基本料金/最大速度適した使い方
スーパーライト250円/32kbpsモバイルネットワークでインターネットを利用しない、電話番号追加
ライト660円/300kbpsたまにストリーミングで音楽を聴く(radikoなど。高解像度音源は不可)
スタンダード990円/1.5MbpsYouTube(480p)で動画を頻繁に観る、ストリーミング音楽を聴く
プレミアム2,200円/3Mbps(2025年3月13日から5Mbps)スマートフォンだけでなくタブレットやパソコンでも動画(720p〜1080p)を観る

マイそくを選ぶべきでは無い人

マイそくは月〜金のお昼(午後0時〜1時)の間速度制限が発生。最大32kbpsだと『QRコード』コード決済の画面を表示することもままなりません。

よってお昼休みに『QRコード決済で支払う(PayPayはオフライン支払いモード対応)』『スマートフォンでインターネットをしたい!』という人には不向きと言えます(QRコード決済を頻繁に使うならプレミアム一択)。

また最大通信速度が制限されるので(解除するオプションは用意されている)、頻繁に『パソコンをテザリング』といった使い方にも適しません。

10GB以上は無料で『速度のギアチェン』が可能なマイピタ

マイピタを選ぶべき人

マイピタは他の通信業者と同じく、月間データ容量分は『速度制限なし』で通信可能。10GB以上には無料で付帯する『パケット放題Plus』をうまく使いこなすことで、自由度を高められるのが特徴です。

2025年3月13日に追加される『50GB』は、パケット放題Plusに加えて『パスケット』『夜間フリー』が付帯。

夜間フリーは、『午後10時30分〜午前7時30分』までの時間帯に通信がカウントされなくなる、通常月額『990円(税込)』のオプションサービス。就寝時間が遅めな人は『大画面で映画を観てから寝る』なんて使い方が出来るかも。

マイピタ(デュアルタイプ)月額基本料金(税込)向いている人
1GB1,298円殆どスマートフォンを利用しない
5GB1,518円ストリーミングで動画を観たり音楽を聴かない
10GB(パケット放題Plus無料)1,958円YouTube(480p)で動画を頻繁に観る、ストリーミング音楽を聴く
20GB(パケット放題Plus無料)2,178円たまにパソコンやタブレットで動画を観る
50GB(パケット放題Plus、パスケット、夜間フリー無料)2,948円(2025年3月13日から)パソコン・タブレット・テレビでも動画を観る

マイピタを選ぶべきでは無い人

以前より通信品質が改善されているとは言え、mineoが『MVNO』であることに変わりはありません。『平日のお昼』『利用者人口密度の高い場所』など、環境によってはMNOよりも通信速度が低下しやすいです。

『動画を観る』程度のことは出来ても、パソコンをテザリング接続して『大きめなデータを短時間で送受信』といった使い方は、『時間や場所が限定される』と予め認識しておきましょう。

動画の解像度推奨される持続的な速度
4K UHD20 Mbps
HD 1080p5 Mbps
HD 720p2.5 Mbps
SD 480p1.1 Mbps
SD 360p0.7 Mbps

YouTubeがより

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瀬名 勇斗
運営者
サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
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