2024年7月1日(月)、株式会社BAKERUが月額0円SIMサービス『みんギガ』のベータ版を公開しました。
みんギガは『Z世代をギガ不足から開放する』ことをコンセプトとしており、『アンケートに答えてギガを配布』する仕組みを導入。つまりユーザーは『無料(課金なし)』でモバイル通信を利用可能です。
みんギガのサービス概要
- サービス名:みんギガ
- 月額料金:無料
- 契約事務手数料:無料
- 解約手数料:無料
- 対象:18歳~25歳
- プラン内容:データ通信のみ、月間データ容量500MBを月初に無償付与。さらにアンケートに答える毎に500MBを無償で付与(回答後5日以内)
- SIM形式:データ通信専用のeSIM
- 回線:au
- 5G:対応
- 最低利用期間:特になし
- 登録に必要なもの:LINEアカウント及びeSIM搭載端末
- サイトURL:https://mingiga.com/
Z世代をターゲットにしているので、対象年齢は『18歳~25歳』に限定。ただし身分証明書の提示については『必要ありません(※今後必要となる可能性はございます)』との表記があり、実年齢をどうやって確認するのかは気になるところ。
みんギガへの登録に必要なのは、身分証明証ではなく『LINEアカウント』。公式サイト内にある『今すぐLINEで申し込む』ボタンから手続きを行います。
ちなみに同サービスは格安SIM『mineo』との共同企画で、『au(5G対応)回線』の利用が可能です。実際に試してみたいところですが、残念ながら私は対象年齢をオーバー。
個人的には、『mineo』にとっても大きなメリットがあると感じる『みんギガ』のサービス内容。みんギガで『マイそく(スタンダード)』の弱点をカバー出来るからです。
マイそく(スタンダード)は最大『1.5Mbps』でデータ通信し放題(3日間で10GBを超えると速度制限)。スマートフォンで長時間ストリーミング動画を観るのに適したプランです。
月額料金は『990円(税込)』と激安ですが、平日(月~金)の午後0時~1時までは通信速度が最大『32kbps』に制限(電話番号を使用した通話は行える)。制限時はQRコード決済すら厳しい状況に。
みんギガは、そんなマイそく(スタンダード)の『魔のお昼』を『無料』で補填してくれる存在となるでしょう。
mineoは通信回線を『ドコモ』『SoftBank』『au』から選ぶことが可能。みんギガは『au』限定なので、mineoは『ドコモ』『SoftBank』のいずれかを選ぶのが吉。そうすることで、平日お昼の補填だけでなく『通信の保険』としても作用します。
2024年7月3日時点ではまだ『ベータ版』運用中のみんギガ。当面はユーザーを増やし、サービスを軌道にのせることが優先事項か。
mineoについて
- 転入手続き申し込み時に必要なMNP予約番号期限:10日以上
- 開通手続き:Myページから
- MNP開通手続きを行わなかった場合:MNP予約番号有効期限前日に強制的に変更
- 切替受付時間:午前9時~午後9時(Aプラン、Dプラン)※午後8時以降に手続きを実施した場合は切り替えが翌日になる場合あり、午前10時~午後7時(Sプラン)※午後6時以降に手続きを実施した場合は切り替えが翌日になる場合あり
- 切り替えにかかる時間:最大30分程度(Aプラン/Dプラン)、1時間程度(Sプラン)
- 音声対応SIM基本料金:250円(税込)~
- 契約月の基本料金:日割り
- 通話料金:22円/30秒(無料通話アプリmineo電話を使うと10円/30秒、10分かけ放題時間超過後は11円/30秒)
- 10分かけ放題:550円(税込)
- 無制限かけ放題:1,210円(税込)
- データ容量:1GB~(マイピタ)
- 翌月くりこし:対応(マイピタ)
- 5G:対応(マイピタ)
- 低速切り替え:対応(マイピタ)
- 通信回線:NTTドコモ、SoftBank、au
- eSIM:対応(Aプラン、Dプラン)
- eSIM設定方法(Android):https://support.mineo.jp/setup/guide/esim.html
- eSIM設定方法(iOS):https://support.mineo.jp/setup/guide/ios_esim.html
- APN設定方法(Android):https://support.mineo.jp/manual/network_setup.html
- APN設定方法(iOS):https://support.mineo.jp/setup/guide/ios_network.html
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