モトローラからmoto g24登場!あわや1万円台のメモリ8GBスマホ。Dolby Atmosステレオスピーカー搭載

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moto g24
  1. Motorola(Japan)は2024年3月22日から『moto g24』を20,800円(税込)で発売。色は『マットチャコール』と『アイスグリーン』の2色。
  2. moto g24の強みは、安価な価格、Dolby Atmosをサポートするステレオスピーカー、8GBメモリ、128GBストレージ、Micro SDカード対応、最大90Hzのリフレッシュレート、5,000mAhの大容量電池など。
  3. 弱みは、ストレージがeMMC5.1、性能の低いSoc、最大15Wの遅い充電速度、5G非対応。メモリ増量で速度向上が期待されるが、Socの性能が足りない可能性あり。

Motorola(Japan)は2024年3月12日、公式Xにおいて最新スマートフォン『moto g24』の発売開始時期(2024年3月22日から)を告知しました。直販価格は『20,800円(税込)』。カラーは『マットチャコール』『アイスグリーン』の2色展開。

moto g24は、SocにMediaTek社の『Helio G85』を搭載するエントリークラスのスマートフォンです。スペックを見て、同端末の『強み』『弱み』と感じるポイントは下記の通り。

moto g24の強みと感じるポイント

  • 販売価格が安い
  • Dolby Atmosをサポートするステレオスピーカー
  • 8GBの大容量メモリ(拡張含まず)
  • 128GBの大容量ストレージ
  • Micro SDカード対応(最大1TB)
  • ディスプレイの最大リフレッシュレートが90Hz
  • 5,000mAhの大容量電池搭載

Dolby Atmosをサポートするステレオスピーカー

2万円程度のスマートフォンなので、本来はスピーカーが『ステレオ仕様』であれば十分なはず。moto g24はさらに『Dolby Atmos』までサポートしているのだから、この部分は間違いなく強み。

メモリ8GBなら余裕をもってアプリを起動出来る

メモリ容量が『4GB』程度の場合、利用するアプリの数が増えると頻繁に『メモリクリア』を行わなければ動作が遅くなります。8GBあれば余裕をもって『メモリから直接起動』出来るので、レスポンスが向上します。

1秒間に90回滑らかに画面切り替えが可能

ディスプレイ解像度がやや低めな『HD+』というのは、スマートフォンの画面サイズなので個人的にはマイナスと捉えません(HD+解像度のディスプレイを採用するmoto g53j 5Gに満足している)。そして最大リフレッシュレート(1秒間に画面を切り替え可能な回数)が60Hzではなく『90Hz』なのはプラスの要素。

画面が高輝度?

公式サイトではディスプレイが『高輝度』であることもアピールされていますが、スペックに『最大輝度』の記載はなし。旧モデルとなる『moto g13』を参考にすると、確かに輝度は高めでした。ただしこの部分が踏襲されているかは不明なので、気になる人は家電量販店などで実機を確認したほうが良いかと。

端末名Motorola moto g53j 5GMotorola moto g52j 5GMotorola moto g13
照度実測最大値(LUX)288287350
タイプ液晶液晶液晶

moto g24の弱みと感じるポイント

  • ストレージ規格がeMMC5.1
  • Soc性能が低い
  • 充電速度が遅い(最大15W)
  • 5Gに非対応

ストレージが旧規格。メモリ増量でどの程度体感速度が補われているか

ストレージ規格は旧モデル(moto g13)と同じ『eMMC』。最近はエントリーモデルでもUFS(2.2)の採用が目立つので、この部分は明確な弱みとなります。ただしメモリを『8GB』に増量しているので、操作時の体感速度に関してはある程度の改善を期待出来るかと。

Soc性能がイマイチ。動作の快適さを求めるなら上位モデルがお勧め

moto g24が搭載するSoc『Helio G85』はmoto g13と同じもの。moto g13のAnTuTu Benchmarkトータルスコアは『271,409』。安さよりも『動作の快適さ』を求めるなら、『40万』を超えているmoto g53j 5Gmoto g53j 5Gの購入をお勧めします。

端末名Motorola moto g53j 5GMotorola moto g52j 5GMotorola moto g13
AnTuTu Benchmark(Ver.10)402,604464,624271,409

最大充電速度15W。短時間でフル充電は望めない

充電速度が『最大15W』と控えめ(充電器別売り)。価格帯は少し上(直販価格29,800円)ですが、エントリーモデルのOPPO A79 5Gは最大『33W』の急速充電に対応しています。電池容量が5,000mAhと大きめなので、フル充電までにかかる時間はそれなりに覚悟しておきましょう。

Motorola moto g24のスペック

Motorola moto g24
SocMediaTek Helio G85
容量8GB/128GB
電池5,000mAh
重量約181g
画面
  • サイズ:6.6インチ
  • 種類: 液晶
  • 画面比率:20:9
  • 解像度:1,612×720ピクセル
  • リフレッシュレート:90Hz
カメラリアカメラ

  • メインカメラ
    解像度:5,000万画素
    F値:1.8
    オートフォーカス:PDAF
  • マクロカメラ
    解像度:200万画素
    F値:2.4

フロントカメラ

  • メインカメラ
    解像度:800万画素
    F値:2.0
イヤフォンマイクジャック対応
Bluetooth5.0
位置情報GPS, A-GPS, GLONASS, Galileo
Wi-FiWi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz / 5GHz)
SIMNanoSIM カード×2(DSDV)
防塵防水IP52
指紋認証側面
スピーカーステレオ(DOLBY ATMOS対応)
NFC対応
Micro SDカード対応(最大1TBまで)
OSAndroid™ 14

Motorola moto g24にお勧めな格安SIM

  • 4G:LTE LTE B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B40/B41
  • 3G:W-CDMA B1/B2/B5/B8
  • 2G:GSM 850MHz/900MHz/1,800MHz/1,900MHz

docomoの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(×)

docomo回線が使えるお勧め格安SIM

Softbankの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(×)

Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

auの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(×)

au回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイルの周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)

楽天回線が使えるお勧め格安SIM

瀬名 勇斗
運営者
サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
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