
この記事に書いてある内容
- NEEWER『58mmスマホ望遠レンズ(LS-71)』の紹介
- NEEWER『58mmスマホ望遠レンズ(LS-71)』の同梱品
- NEEWER『58mmスマホ望遠レンズ(LS-71)』の外観や重さ(実測)
- NEEWER『58mmスマホ望遠レンズ(LS-71)』に付属するクリップの取り付け方と装着感
- NEEWER『58mmスマホ望遠レンズ(LS-71)』をスマートフォン(クリップ)に装着
- NEEWER『58mmスマホ望遠レンズ(LS-71)』使用とデジタルズームの画質を比較
- NEEWER『58mmスマホ望遠レンズ(LS-71)』を装着すると遠くの被写体にフォーカスしやすく
- NEEWER『58mmスマホ望遠レンズ(LS-71)』の実効焦点距離132mm〜302mmにおける画質評価
- 常用域の最高画質(実効焦点距離約132mm)
- テレマクロの真骨頂(実効焦点距離約172〜216mm)
- デジタルと光学の融合限界(実効焦点距離約261〜302mm)
- POCO X7 Pro+NEEWER『58mmスマホ望遠レンズ(LS-71)』の写真作例
- 実際に使って感じたNEEWER『58mmスマホ望遠レンズ(LS-71)』のメリットとデメリット
- 関連リンク
NEEWER 58mm望遠レンズ(LS-71)
NEEWER『58mmスマホ望遠レンズ(LS-71)』の紹介
スマートフォンカメラを物理的に拡張出来る後付タイプのレンズ。私が今回購入したのはNEEWERの『58mm望遠レンズ(第3世代)』。購入時の価格は6千円程度。一眼レフ用のレンズと比較すれば格安ですが、『スマホ用レンズ』としてはそれなりに高価な部類。製品特徴(公式情報より)は下記の通り。
- 光学2倍(異なる場合あり)望遠:スマホのメインカメラに装着し、デジタルズーム不要で遠くの被写体を鮮明に撮影
- 高品質な光学設計:5群6枚構成のHD光学ガラスにより、シャープでクリアな描写を実現
- 自然なボケ味:大口径レンズでポートレートに適した自然な背景ぼかし
- 軽量・頑丈な設計:アルミ合金ボディで持ち運びやすく耐久性も◎

NEEWER『58mmスマホ望遠レンズ(LS-71)』の同梱品
同梱品は『望遠レンズ』『17mmネジ付きクリップ』『フロントキャップ(レンズに装着)』『リアキャップ(レンズに装着)』『クリーニングクロス』『キャリングケース』『簡易説明書』。


NEEWER『58mmスマホ望遠レンズ(LS-71)』の外観や重さ(実測)
スマホレンズ特有の『オモチャ感』は皆無。どちらかと言えば『一眼レフ用のレンズを小型化』したような佇まい。『NEEWER』のロゴが映えます。


公表されているレンズの重さは『113g』ですが、実際に測ってみると『107.16g』。キャップを取り付けた状態で『6g程度軽い』という嬉しい結果に。

クリップ+レンズ(キャップなし)だと『124.22g』。

NEEWER『58mmスマホ望遠レンズ(LS-71)』に付属するクリップの取り付け方と装着感
クリップは本体に接する面が大きめ。3千円程度のレンズに付属するモノと比較してしっかりとした作りです(グリップ部分はやや大きめ)。


POCO X7 Proのメインカメラにクリップを取り付けてみました(クリップが画面の右上に被るので、取り付け前にディスプレイの明るさやカメラの設定を終えておいた方が良い)。クリップによってはレンズに対して『斜め』になってしまい、光軸のズレが『歪み』の原因に。NEEWER 58mm望遠レンズの付属品はほぼ水平にフィット(カメラ形状によっては異なる場合あり)。

レンズが穴の中央にくるよう調整したら、ネジを締めてクリップとスマホを固定します(強い力が加わるとズレてしまうのは物理的。


レンズのリアキャップを取り外してクリップの穴に装着。マグネットによる着脱ではなくスクリュータイプです(クリップがズレないように抑えながら回す)。
NEEWER『58mmスマホ望遠レンズ(LS-71)』をスマートフォン(クリップ)に装着

頭デッカチにはなりますが、レンズのデザインが洗練されているので見た目はそれほど悪くない。


NEEWER『58mmスマホ望遠レンズ(LS-71)』使用とデジタルズームの画質を比較
ここからは実際に撮影(スマートフォンはPOCO X7 Pro)した画像を紹介していきます。公式説明は『光学2倍』となっていますが、POCO X7 Pro装着の場合は『デジタルズーム1.6〜1.7倍(42〜45mm相当)』程度の拡大率でした。
デジタルズームが強めのPOCO X7 Pro。『45mm相当(1.7倍)』ではむしろ『レンズ無し』でも良いと感じさせる画質。レンズを装着(デジタルズームなし)すると、デジタルズーム1.7倍と比較して被写界深度が浅くなって財布の端や背景がボケています。


レンズ装着時の焦点距離を『52mm相当』『80mm相当』に調整すると、『物理的拡大』の強みがモロに。レンズなし『91mm相当』『133mm相当』と比較してナイロンの質感や色がリアルで、糸の細かいディテールまで確認出来ます。マクロレンズだと被写体に『近づいて』撮影しなければなりませんが、『光学+デジタルズーム』では離れた位置から精細な描写を得ることが可能です。




NEEWER『58mmスマホ望遠レンズ(LS-71)』を装着すると遠くの被写体にフォーカスしやすく
外に出て撮影してみると『新たなメリット』を発見。デフォルトでは『ピントが合わない』被写体でも、望遠レンズを装着することでくっきりフォーカス(もちろん倍率を上げても高画質を維持)。『大きく精細に撮れるだけ』ではありませんでした。



NEEWER『58mmスマホ望遠レンズ(LS-71)』の実効焦点距離132mm〜302mmにおける画質評価
『高倍率』ほどデジタルズームとの画質差が広がる『NEEWER 58mm望遠レンズ』。どの程度の倍率まで『実用的なクオリティ』を得られるのかテスト(実効焦点距離は望遠レンズの倍率を1.65倍として換算)。
常用域の最高画質(実効焦点距離約132mm)
メインセンサーの解像力を最も高く維持できています。葉の表面の細かな毛や質感、ヒラタアブの輪郭が非常に鮮明。周辺部の描写も安定しており、外付け望遠レンズによる歪みや色収差も最小限に抑えられています。


テレマクロの真骨頂(実効焦点距離約172〜216mm)
昆虫の複眼や羽根の虹色の光沢まで緻密に描写されています。特筆すべきは背景のボケ味。f/1.5という明るいF値と、200mm相当の圧縮効果が相まって、スマートフォン単体では不可能な『本物の光学的なボケ』が主役を浮かび上がらせています。




デジタルと光学の融合限界(実効焦点距離約261〜302mm)
300mm相当に達すると、流石にデジタルクロップ特有の『エッジの甘さ』が僅かに見られ始めます。しかし、ISO 80という低感度を維持しているためノイズによる破綻がなく、ウェブ掲載用としては十分すぎるクオリティ。望遠レンズの底上げにより、スマホ単体のデジタルズームよりも遥かにディテールが残っています。


NEEWER 58mm望遠レンズ(LS-71)
POCO X7 Pro+NEEWER『58mmスマホ望遠レンズ(LS-71)』の写真作例
POCO X7 Proの明るいメインカメラ(光学式手ブレ補正搭載)と『NEEWER 58mm望遠レンズ』のセットアップでは、光量の少ない日陰においても『低ISO』『早いシャッタースピード』が維持されクリアな画質。
私が所有するスマホ用のレンズは、等倍だと『黒フチ』が残る場合が殆ど(デジタルズームで調整)。NEEWER58mm望遠レンズでは、等倍でも『黒フチ』が出ませんでした(POCO X7 Proの場合)。
『マクロレンズ』と比較して『撮影しやすいな』と感じた同望遠レンズ。デジタルズームと併用する場合は『手ブレ補正』『画像処理』など複合的な要素が影響するので、NEEWER 58mm望遠レンズのポテンシャルをフルに引き出したいなら、『ミドルクラス〜ハイエンド』との組み合わせをお勧めします。














NEEWER 58mm望遠レンズ(LS-71)
実際に使って感じたNEEWER『58mmスマホ望遠レンズ(LS-71)』のメリットとデメリット

- 光学的な望遠距離を簡単に拡張出来る
- 高倍率撮影時の画質がアップグレード
- 外付けレンズを装着しても画質がクリア(暗くならない)
- 『低ISO』『手ブレしづらいシャッタースピード』『自然な色合い』が保たれている
- 柔らかい物理的な背景ボケを得られる
- 等倍設定で黒フチが残らない
- デフォルトだとフォーカス出来ない被写体にピントが合う
- デザインが凝っていて安っぽさを感じさせない
- クリップの作りがしっかりしている(等倍で黒フチが残りづらい)
- 公式値より重量が『6g』軽かった
- 持ち運びしやすいキャリングケース
- 公式値よりは軽いがスマホ用レンズとしては中々の重量感
- 逆光時にゴーストが発生しやすくなる
- 実効倍率が光学2倍にならない可能性がある

