この記事に書いてある内容
■POCO X7 Proを利用して感じた『10』のメリット
- AnTuTu Benchmarkスコア160万超え!CPUの総合力はミドルクラス離れ
- ミドルを突き抜けたGPU性能!3DMark(Wild Life)の最高フレームレートが100FPSを記録。レイトレーシングテスト『Solar Bay』にも対応
- ズームアップからポートレートモードまで『HDR』が機能。高い画像処理能力がカメラの画質を『並以上』に引き上げ
- イヤフォンの音は『自分好み』にチューニング可能(簡単)。ステレオスピーカーは『AI』に対応。設定を変更すると『LC3』で接続可能。オーディオとしても優等生なPOCO X7 Pro
- 『メモ』『ギャラリー』『レコーダー』アプリがAIに対応。画像編集は驚きのクオリティ
- 外部ストレージに『YouTube』『Amazonプライムビデオ』『Netflix』などのコンテンツを保存出来る
- タブレットにスマートフォンの画面を表示して操作も出来る『ホーム画面+』に対応
- 美しく明るい有機ELディスプレイは『頑丈』で『水に濡れた手』でも操作出来る
- 最大90W充電は伊達じゃない。驚速モバイルバッテリー『Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh』との相性も抜群
- 2種類のテクスチャを使い分けたスポーティーかつ高級感のあるレザーデザイン(イエローバージョン)
POCO X7 Proを利用して感じた『2つ』のデメリット
- おサイフケータイに対応していない
- 6,000mAhの容量にしては動画視聴時に電池の減りがはやい
■POCO X7 Proをお勧めしたい人とは
■POCO X7 ProとPOCO F6 Proの主なスペックを比較
■POCO X7 Proにお勧めなSIM
■関連リンク
2025年2月12日より、小米技術日本株式会社が発売を開始したスマートフォン『POCO X7 Pro』。個人的には『日本のコスパを重視したヘビーユーザーにフィットした端末』という印象が強いです。
その理由は『価格』『性能』のバランス。先行発売の『POCO F4 GT』『POCO F6 Pro』は、『高性能』をウリとしたハイエンドモデル。性能を鑑みれば『低価格』であるものの、『ミドルクラスで満足』な層には届きづらかった印象。
市場想定売価を『49,980円(税込)〜』に抑え、ターゲットをハイエンドから『ミドルクラス層』にまで広げた『POCO X7 Pro』。そしてこのスマートフォン、『性能』がまた凄かった。
同端末を購入してから、2025年5月21日時点で3カ月程度が経過。4万円台の価格帯で『ハイエンド』を体感出来る、『ネオミドルクラス』POCO X7 Proのレビューをお届けします。
POCO X7 Proを利用して感じた『10』のメリット
AnTuTu Benchmarkスコア160万超え!CPUの総合力はミドルクラス離れ
POCO X7 Proはスマートフォンの核となるSocに『Dimensity 8400-Ultra』を搭載。処理能力を分かりやすく数値化してくれる代表的なアプリ、『AnTuTu Benchmark』のトータルスコアは、3回連続実測中2回目まで『160万超え』を記録。

POCO X7 Pro(Dimensity 8400-Ultra) のAnTuTu Benchmark(V10.4.8)スコア実測結果(左から1回目、2回目、3回目)
このスコアは『Pixel 9a』『Xiaomi 13T Pro』『Nothing Phone 2』といった『価格上位モデル』を大きくリード。日本の人気ミドルクラス『OPPO Reno11 A』『AQUOS sense9』とは、比較にさえならない別次元のパフォーマンスです。

AnTuTu Benchmark実測値(最大) | 端末名 |
200万〜 | OPPO Find X8、Xiaomi 14 Ultra、Xiaomi 15 Ultra |
150万〜200万 | Xiaomi 14T Pro、POCO X7 Pro |
100万〜150万 | Pixel 8、Pixel 8a、Pixel 9a、Xiaomi 13T Pro、Nothing Phone 2 |
50万〜100万 | OPPO Reno11 A、moto g64 5G、Nothing Phone (2a)、Nothing Phone(3a)、AQUOS sense8、AQUOS sense9 |
〜50万 | OPPO A3 5G、Redmi 12 5G、moto g24 |
『脳』となりデータの演算処理を行う『CPU』は、総合力を示す『マルチコア』のスコアが6千超え(Geekbench6で実測)。Tensor G4を備えるPixel 9aのスコアを大きく引き離しています。

POCO X7 ProのGeekbench 6(CPU)スコア

Pixel 9aのGeekbench 6(CPU)スコア
一般的なCPUは『高性能(ビッグ)コア』に『高効率(リトル)コア』といった構成。しかしDimensity 8400-Ultraの場合は8つ全てが『高性能コア(Arm Coretex-A725)』。そのことが『高いマルチコアスコア』を叩き出す要因となっています。
ミドルを突き抜けたGPU性能!3DMark(Wild Life)の最高フレームレートが100FPSを記録。レイトレーシングテスト『Solar Bay』にも対応
CPUに加え、3Dゲームプレイや『画像』『動画』の処理に影響を与える『GPU』性能が突き抜けているのもPOCO X7 Proの特徴。3DMark(Wild Life)のテストでは最大フレームレートが『100FPS』に到達。

Pixel 9aの3DMark(Wild Life)スコア

POCO X7 Proの3DMark(Wild Life)スコア

同価格帯の日本モデルは、3DMarkのレイトレーシングテスト『Solar Bay』に非対応。Pixel 9aで同テストを行おうとすると『お使いのデバイスはテストを実行するために必要な機能をサポートしていません』と表示されます。

Pixel 9aでSolar Bayのテスト画面を表示
驚いたことに、POCO X7 Proは『レイトレーシング(光を追跡してより現実に近い光の屈折や反射を実現する技術)テスト(Solar Bay)』に対応。しかも全体的なスコアがハイエンドモデル『Xiaomi 13T Pro』を超えている!ゲーミング性能も価格的には申し分なし。

POCO X7 Pro

ズームアップからポートレートモードまで『HDR』が機能。高い画像処理能力がカメラの画質を『並以上』に引き上げ
POCO X7 Proのメインカメラは、光の取り込み量に優れる『F1.5』の大口径レンズを搭載。『光学式手ブレ補正(OIS)』を備えるのも強みです。ただしイメージセンサー(SONY IMX 882)は『1/1.95インチ』と、サイズ的に言えば『並』。
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処理能力の高さが際立っているので、カメラに関しては『並』の性能でも特に不満はなし。しかし実際に撮影してみると、スペックからは辿れなかった『潜在力』が明らかに。

幅広いシーン(ズームアップや超広角、ポートレートモード含む)を『HDR』がサポート。『深み(立体感)』を得られる『並以上』の描写を連発しました。

POCO X7 Proのメインカメラ(標準モード)で撮影
また被写体の境界認識がうまく、ポートレートモードの『背景ボケ』はハイエンドさえ唸らす美しさ。
下位モデル『POCO M7 Pro』のメインカメラは、POCO X7 Proと同じ構成。近い画質になるかと思いきや、『HDR』『ポートレートモード』の部分で明確な違いを感じました。

つまりPOCO X7 Proのカメラは『画像処理』の部分に力を入れているということ。Dimensity 8400-Ultraの『ISP』『GPU』が画質の向上に寄与しているのは間違いないかと。
イヤフォンの音は『自分好み』にチューニング可能(簡単)。ステレオスピーカーは『AI』に対応。設定を変更すると『LC3』で接続可能。オーディオとしても優等生なPOCO X7 Pro
POCO X7 Proはイヤフォン(ヘッドフォン)で音楽を聴く際に、様々な『チューニング機能』を利用することが出来ます。
サウンド効果を『Xiaomiサウンド』に設定すると、『カスタム効果』からユーザー専用の『カスタムプリセット』を作成可能。
プリセットは『聞こえる音』『聞こえない音』を判別する聴覚テストの元自動作成されるので、適用すると『自分の耳に合った音』へと変化。
『パーソナライズされたサウンド』で『好みの聴こえ方』を選ぶことにより、『聴きたい音』へとさらに近づけることが可能です。
『パーソナライズされたサウンド』はイヤフォン(ヘッドフォン)それぞれの特性に合わせ、個別に設定を保存出来ます。接続すると自動認識されるので、『複数台持ち』でもリスニングはいたってスムーズ。
イヤフォン(ヘッドフォン)接続時だけでなく、POCO X7 Proは『スピーカー』もすごいんです。
ステレオサウンド再生に対応するデュアルスピーカーは、没入感を高められる『イマーシブサウンド』に加えて『AI Super Cinema』をサポート。
個人的にAI Super Cinemaを使用するのは初めてだったのですが、ONにすると『音声の聴き取りやすさ』が劇的に改善されます。対談系のコンテンツを見る時などに大活躍!

サイドツールボックスから『ビデオアプリを管理』に追加することで利用可能
POCO X7 Proは低いデータレートで『高音質』『低消費電力』を実現する『LC3』コーデックに公式で非対応。しかし開発者オプションの設定を変えるとあら不思議!LC3をサポートするイヤフォン(ヘッドフォン)を持っている人にとっても魅力的なデバイスです。

『メモ』『ギャラリー』『レコーダー』アプリがAIに対応。画像編集は驚きのクオリティ
『Xiaomi 15 Ultra』『Xiaomi 14T Pro』といったXiaomiの最新ハイエンドスマートフォンは、ミドルクラスでは使えないクラウドを活用した高度な『AI機能』を搭載しています。
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その部分は価格帯での『差別化要素』だと認識していたのですが、なぜか『4万円台』のPOCO X7 Proでも同様のAI機能が利用可能。
メモアプリは長文を要約する『AIサマリー』、メモを読みやすく整理する『AIレイアウト』、スペルミスを修正してくれる『AI校正』、言語を自動翻訳する『AI翻訳』を備えます。
ギャラリーは画像の『復元(あまり効果が分からない)』『拡張(素晴らし精度)』『消しゴム(背景が複雑でもオブジェクトを綺麗に消せる)』『反射除去(不自然な写り込みが消えてクリアに)』『空(晴天を雪に変えたり出来る)』に対応。
拡張は元画像をAIが分析し、背景を追加してくれる機能。私は同機能をXiaomi 14 Ultraではじめて使用したのですが、当初は『かなり微妙』な仕上がり。Photoshopなどとは比較にならない完成度でした。
しかしPOCO X7 Proで『拡張』を使ってみると、以前より飛躍的に技術が向上している!イメージ画像の『バランス調整』などに役立ちそう。WEB素材での使用なら十分なクオリティ。

元画像(POCO X7 Proで撮影)

生成AI拡張後

元画像 (POCO X7 Proで撮影)

生成AI拡張後
消しゴムは『通常(ローカル)』『Pro(クラウド)』の2種類。

元画像

POCO X7 Proで消しゴム(通常)を使ってカップを消す

POCO X7 Proで消しゴム(Pro)を使ってカップを消す
少し前まで『通常(ローカル)』は『背景が単調』な場合のみ有効でしたが、惜しいところまで精度が上がっています。『Pro(クラウド)』は粗を探すのが難しい圧巻の完成度。消しゴム機能に『雑』という印象を持っている人にこそ、一度使ってみて欲しいですね。
外部ストレージに『YouTube』『Amazonプライムビデオ』『Netflix』などのコンテンツを保存出来る
POCO X7 Proは『Micro SDカードスロット』を備えません。12GB/512GBの大容量モデルが用意されているので、保存領域に拘るのであればそちらを購入するのも一手。ただし想定売価は8GB/256GBの49,980円から『59,980円(税込)』に上がります。
XiaomiのMicro SDカードスロットを備えない『一部ハイエンドモデル』は、USB Type-Cポートに接続した外部ストレージに『YouTube Premium』『Amazonプライムビデオ』『Netflix』などのコンテンツをダウンロードして保存可能。

この便利拡張機能がPOCO X7 Proでも使えました。私が所有する『ポータブルSSD』『SDカードリーダー』をどちらも認識。低コストで保存領域を増やせます。

Netflixより
タブレットにスマートフォンの画面を表示して操作も出来る『ホーム画面+』に対応
主にハイエンドで利用可能な『ホーム画面+』。同機能をサポートするタブレットとスマートフォンを相互接続することで、スマートフォンの画面をタブレットに表示。この便利機能がPOCO X7 Proでも使えます。

Redmi Pad Proのホーム画面
表示に加えて操作も出来る(全てではない)ので、POCO X7 Proを『カバンの中から取り出す』『隣の部屋の取りに行く』といった手間が省略され効率的。

私が相方にお勧めしたいタブレットは、POCO X7 Proの様に低価格&高性能な『Xiaomi Pad 7』。2台どちらも購入して『10万円程度』はミラクルです。
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美しく明るい有機ELディスプレイは『頑丈』で『水に濡れた手』でも操作出来る
POCO X7 Proの有機ELディスプレイは『12bit(68億色)』をサポートし、太陽光モード設定時は最大『1,400nit』の高輝度表示に対応(ピーク輝度は3,200nit)。色に深みがあり、直射日光下の屋外でも表示内容が見やすいと感じます。
表現力に優れ視認性が高いだけでなく、ディスプレイのガラスには競合のリチウムアルミノシリケート製カバーガラスと比較して『最大2倍』の耐擦傷性を持つ『Corning® Gorilla® Glass 7i』を採用。
『濡れた指でも問題なし』と公式ページに書かれていたので実際に試してみたところ、『WEBページの閲覧』だけでなく『文字入力』も実用的に行えました。

最大90W充電は伊達じゃない。驚速モバイルバッテリー『Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh』との相性も抜群
POCO X7 Proは最大『90W』の超急速充電に対応。Xiaomiと言えば最大120Wの『神ジューデン』がイメージとして浮かびますが、正直90Wで不満を感じる人はほぼ居ないはず。
『Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh』との相性も抜群です。同モバイルバッテリーでPOCO X7 Proを『約10分』充電してみると、電池残量が46%から『73%』まで増えました(充電オプションはトップスピード設定)。


私が確認した時は出力値が82W(Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh)
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電池の劣化を『極力抑えたい』という人は、充電オプションをトップスピードから『標準』に変更し、『バッテリー保護(80%で充電停止』『スマート充電(充電習慣を学習。80%で停止』をONにしましょう(設定→バッテリーとパフォーマンス)。
2種類のテクスチャを使い分けたスポーティーかつ高級感のあるレザーデザイン(イエローバージョン)
背面にレザーのテクスチャを採用する端末は廉価モデルにも存在しますが、それらは実物がどうしても安いっぽい。POCO X7 Pro(イエローバージョン)の場合は手で触った感覚までもが『レザー』。
ブラックとイエローで色を切り替えるだけでなく、『テクスチャー』も2種類使用(デュアルテクスチャーデザイン)。性能だけでなく外側の『加工』にも相当な手間をかけています(指紋が目立たないのも特徴)。
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POCO X7 Proを利用して感じた『2つ』のデメリット
おサイフケータイに対応していない
POCO X7 Proは『FeliCa』をサポートしていないので、『Suica』『iD』『QUICKPay』『WAON』などを利用することが出来ません。
私の場合は『QRコード決済(楽天ペイやPayPay)決済』がメイン。加えてFeliCaに対応する『Garmin』のスマートウォッチを最近は愛用しているので、特に不便を感じません。

Suicaが使えるGarminのスマートウォッチ
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『FeliCa(NFC Type-F)』はサポートしませんが、『NFC Type-A/B』には対応するPOCO X7 Pro。『楽天ペイ』『Googleウォレット』から『クレジットカード(タッチ決済)』を追加することが可能です。

6,000mAhの容量にしては動画視聴時に電池の減りがはやい
私はこれまで複数の端末を使って『YouTubeの同じ動画を約90分間再生して電池がどの程度減るか』を検証しています(画面の明るさは照度計で50LUX程度に設定)。その結果が下記の通り。
端末名 | 画面サイズ(解像度) | 電池容量 | 減った電池量 |
Nothing Phone(2) | 6.7インチ(2,412×1,080px) | 4,700mAh | -6% |
POCO X7 Pro | 6.67インチ(2712 × 1220px) | 6,000mAh | -9% |
Xiaomi 13T | 6.7インチ(2,712×1,220px) | 5,000mAh | -7% |
Xiaomi 13T Pro | 6.7インチ(2,712×1,220px) | 5,000mAh | -10% |
Xiaomi 14T Pro | 6.67インチ(2712 × 1220px) | 5,000mAh | -8% |
Xiaomi 14 Ultra | 6.73インチ(3,200×1,440px) | 5,000mAh | -8% |
Xiaomi 15 Ultra | 6.73インチ(3,200×1,440px) | 5,410mAh | -4% |
Pixel 7a | 6.1インチ(2,400×1,080px) | 4,385mAh | -9% |
Pixel 8 | 6.2インチ(2,400×1,080px) | 4575mAh | -8% |
OPPO A79 5G | 6.72インチ(2,400×1,080px) | 5,000mAh | -6% |
OPPO Reno9 A | 6.4インチ(2,400×1,080px) | 4,500mAh | -6% |
OPPO Reno11 A | 6.7インチ(2,412×1,080px) | 5,000mAh | -6% |
OPPO Find X8 | 6.6インチ(2,760×1,256px) | 5,630mAh | -5% |
moto g24 | 6.6インチ(1,612×720px) | 5,000mAh | -7% |
moto g64 5G | 6.5インチ(2,400×1,080px) | 5,000mAh | -7% |
AQUOS sense8 | 6.1インチ(2,432×1,080px) | 5,000Ah | -4% |
AQUOS wish4 | 6.6インチ(720×1,612px) | 5,000mAh | -4% |
AQUOS sense9 | 6.1インチ | 5,000mAh | -5% |
POCO X7 Proは『-9%』電池量が減っています。Xiaomi端末は比較的動画再生時に電池が減りやすい傾向。しかし私はこの部分をそこまで『デメリット』として捉えていません。
一般的なリチウムイオン電池は、『500回』充電サイクル(0%から100%まで充電して1カウント)を行うと最大容量が『80%』程度に低下。
POCO X7 Proが採用する電池は、『1,000回』の充電サイクルで『90%』の最大電池容量が維持されるとXiaomiは公式に説明(POCO Internal Labの試験結果。実際の結果とは異なる場合あり)。
充電速度が極端に遅い場合は使い勝手が良いとは言い切れませんが、同端末は最大『90W』の超急速充電に対応。対応する充電器さえあれば、電池残量を増やすのは容易です。

『電池が劣化しづらい』『短時間で充電出来る』という2点を踏まえれば、多少電池の減りが早くてもあまり気にはなりません(極端に電池の減りがはやいわけでもない)。
POCO X7 Proをお勧めしたい人とは
POCO X7 Proを短い言葉で紹介するなら『安くて高性能なスマートフォン』が一番しっくりときます。メーカー側からすると、どちらかと言えば『利益が少ないモデル』に該当するのでは。
安くて高性能なPOCO X7 Proは『使ってなんぼ』です。利用頻度が低い人からすると、高性能が『無用の長物』になりかねません。『ゲームをする』『音楽を聴く』『動画を観る』『写真を撮る』などガンガン使い倒すべし。
処理能力の高さに加えて『AI機能』も充実しているので、『数年前に発売されたハイエンドモデル』からの乗り換えであれば、ほぼ全方位で満足出来るはず。『なぜこれが4万円台!?』と疑心暗鬼になるのが普通の感覚です。
Xiaomiのスマートフォンに『安いだけ』というイメージを持っている人にも是非購入してみて欲しい。『高いだけ』の端末を使っていたと気付かされるかもしれません。
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POCO X7 ProとPOCO F6 Proの主なスペックを比較
POCO X7 Pro | POCO F6 Pro | |
Soc | MediaTek Dimensity 8400 Ultra(4nm) | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2(4nm) |
ストレージ | 8GB/256GB、12GB/512GB(LPDDR5X/UFS 4.0) | 12GB/256GB、12GB/512GB(LPDDR5X/UFS 4.0) |
サイズ |
|
|
重さ | 約195g(プラスチック)、約198g(PU) | 約209g |
ディスプレイ |
|
|
カメラ |
メインカメラ
超広角カメラ
フロントカメラ
|
メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
|
電池容量 | 6,000mAh | 5,000mAh |
充電 | 最大90W(充電器同梱) | 最大120W(充電器同梱) |
セキュリティ | 画面内指紋センサー、AIフェイスアンロック | 画面内指紋センサー、AIフェイスアンロック |
スピーカー | ステレオ(Dolby Atmos) | ステレオ(Dolby Atmos) |
センサー | 近接センサー、360°環境光センサー、加速度計、電子コンパス、ジャイロスコープ、IRブラスター、フリッカーセンサー、Xリニア振動モーター | 近接センサー、360°環境光センサー、加速度計、電子コンパス、ジャイロスコープ、IRブラスター、フリッカーセンサー、Xリニア振動モーター |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax | 802.11a/b/g/n/ac/ax/be |
Bluetooth | 6.0 | 5.3 |
防塵防水 | IP68 | IP54 |
POCO X7 Proにお勧めなSIM
対応するネットワーク帯域
- 5G:n1/2/3/5/7/8/20/26/28/38/40/41/48/66/77/78
- 4G:LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/66
- 4G:LTE TDD:B38/40/41/42/48
- 3G:B1/2/4/5/6/8/192G:850/900/1,800/1,900MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧めSIM
Softbankの周波数帯対応状況

- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧めSIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧めSIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況

- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)、Band 28(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧めSIM
関連リンク

- AnTuTu Benchmarkスコア160万超え!CPUの総合力はミドルクラス離れ
- ミドルを突き抜けたGPU性能!3DMark(Wild Life)の最高フレームレートが100FPSを記録。レイトレーシングテスト『Solar Bay』にも対応
- ズームアップからポートレートモードまで『HDR』が機能。高い画像処理能力がカメラの画質を『並以上』に引き上げ
- イヤフォンの音は『自分好み』にチューニング可能(簡単)。ステレオスピーカーは『AI』に対応。設定を変更すると『LC3』で接続可能。オーディオとしても優等生なPOCO X7 Pro
- 『メモ』『ギャラリー』『レコーダー』アプリがAIに対応。画像編集は驚きのクオリティ
- 外部ストレージに『YouTube』『Amazonプライムビデオ』『Netflix』などのコンテンツを保存出来る
- タブレットにスマートフォンの画面を表示して操作も出来る『ホーム画面+』に対応
- 美しく明るい有機ELディスプレイは『頑丈』で『水に濡れた手』でも操作出来る
- 最大90W充電は伊達じゃない。驚速モバイルバッテリー『Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh』との相性も抜群
- 2種類のテクスチャを使い分けたスポーティーかつ高級感のあるレザーデザイン(イエローバージョン)
- おサイフケータイに対応していない
- 6,000mAhの容量にしては動画視聴時に電池の減りがはやい