先日Googleは自社端末となるPixelシリーズに『Android 12』の先行配信を開始しました。年内に『Xiaomi』『Realme』『Oppo』『OnePlus』『Vivo』『Tecno』の端末にも順次アップデートが提供される予定です。
Android 12ではCPU使用率が22%削減。所有するPixel 5aにAndroid 12をインストールしてAntutuのベンチマークスコアを測定してみたところ、CPUスコアが6千程度、アプリの動作速度を示すUXスコアも9千程度上昇。明確な性能アップを確認する事が出来ました。ソフトウェアの改善でスコアがここまで上昇するとは驚きです。
Google以外のメーカーがリリースしているスマートフォンには、Androidをカスタマイズした独自ファームウェア(Android One対応モデルのぞく)が採用されています。10月21日現時点での最新バージョンはAndroid 11ベースですが、先述している通り一部のメーカーは年内にAndroid 12ベースのファームウェアを提供を開始。
大手グローバルメーカー『Oppo』は、10月11日にAndroid 12がベースとなる『ColorOS12』のグローバルバージョンを正式にリリース。同バージョンではメモリ使用量の30%削減、バッテリー消費量の30%削減が行われています。CPU使用率の削減も同様に期待出来るでしょう。
ハイエンドや最近のミッドレンジにおいては、CPUの最大クロック周波数が上がりメモリも大容量化しているので、アップデートの前と後でハッキリとした違いを感じるのが難しい状況に。ただし価格が安いエントリーモデルは別です。
ファームウェア軽量化の恩恵を一番大きく受けられるエントリーモデル。5G世代はSocに『Snapdragon 480 5G』を採用しているスマートフォンがそれに該当します。日本発売モデルで言えば『Xiaomi Redmi Note 10 JE』と『OPPO A54 5G』。そしてすでにColorOS12(Android 12)へのアップデートスケジュール(Beta版)を公式に公開されているのが『OPPO A54 5G』。
スケジュールによると、OPPOが2022年に行う最初のアップデートで『OPPO A54 5G』にはColorOS12(Android 12)Beta版が提供される予定。正式版がリリースされるのは少し先になると思いますが、ColorOS12(Android 12)にアップデートされるのは間違いなし。
『OPPO A54 5G』はメモリ容量が4GBとやや少なめですが、メモリ使用量が30%削減されるので余裕が生まれます。さらにCPUも効率化されれば動作が軽快に。電池もちに関しては既に所有しているスマートフォンの中でトップクラスの長さ。バッテリー消費量が30%削減されれば『5G接続時』の電池の減りも気にならない程度になるでしょう。
2021年は快適に利用出来るスマートフォンのランクがハイエンドからミッドレンジに引き下げられましたが、2022年はエントリーモデルがその域に達しそうな予感。ハードウェアの高性能化とソフトウェアの軽量化を同時に進めているスマートフォン。『お値段以上のコストパフォーマンス』を当たり前に感じられる時代が、すぐそこまで来ています。
投稿が見つかりません。OPPO A54 5Gの主な仕様
OPPO A54 5G | |
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Soc | Snapdragon 480 5G(8nm) |
容量 | 4GB/64GB
|
電池 | 5,000mAh(最大18W急速充電) |
重量 | 190g |
画面 |
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
モノクロカメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
|
指紋認証 | 側面 |
外部メモリー | 最大1TB |
OPPO A54 5Gにお勧めな格安SIM
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
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楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)