楽天モバイルのSIMをRakuten Hand 5GからPixel 7aに替えたらRakuten Linkの音質改善!

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Rakuten Linkの音質を改善したいならPixel 7aのClear Callingを使おう!

2023年7月15日(土)現在、楽天モバイルへの申し込み時に『1円』で購入可能なRakuten Hand 5G。私は主に『決済』『Rakuten Link』用端末として利用していたのですが、どうもRakuten Link通話時の音質が悪い。

私は耳が遠い祖母と電話をする機会が多いので、音質が悪いのは致命傷。聴き取り辛いとお互い『ん?』を繰り返すことに。この状況が続くのは流石に申し訳ない。

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とはいえ、Rakuten Linkを使用すれば通話料金が『無料』。何とかして通話音質を改善することは出来ぬものか。思い切って端末を変えてみることに。

Rakuten Hand 5Gは『eSIM』専用端末。SIMを移す場合は、SIMカードを発送(配送料、手数料無料)してもらうか、別にeSIM対応端末を用意する必要があります。

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機種変先に選んだのは、現在利用頻度が高いGoogleの『Pixel 7a』。マイクの数が上位モデル(Pixel 7、Pixel 7 Pro)より1つ少ないですが、端末に顔を近づけて話す分にはPixel 7 Proと大差なし(録音データ比較)。

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Rakuten Hand 5Gとも録音データを比較してみました。Pixel 7aはノイズが殆ど入らず『声だけを拾っている』と感じるのに対し、Rakuten Hand 5Gは『カチッカチッガチャッ』と声以外の雑音も混じります。これは高い確率で何かしらの改善が見込めるはず。

Pixel 7aは『ノイズキャンセレーション』に対応。設定(音とバイブレーション)内には『アダプティブサウンド』『Clear Calling』という機能が用意されています。

アダプティブサウンドはマイクが周囲の音を検出し、環境に合わせてサウンドイコライザーを自動調節。

アダプティブサウンド

Clear Calling』は通話中にバックグラウンドのノイズを低減。通話時は『聴く』『話す』の両方に効果がありそうです。

クリアコーリング

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Pixel 7a楽天モバイルのSIMを切り替え、Rakuten Linkで何度か祖母と通話をしました。結果は大成功。声の聞こえ方が体感レベルで改善されたのと、私が話した内容を祖母が聞き返す頻度も明らかに減少。これで今後も『通話料金無料』を維持出来ます。

ちなみにPixel 6aは『アダプティブサウンド』のみに対応。『Clear Calling』が使えないので、通話機能を重視するならPixel 7aを選ぶべき。最上位モデルのPixel 7 Proは、『アダプティブサウンド』『Clear Calling』のどちらにも対応していました。

Google以外のメーカーも同様の機能を採用しているか、所有する端末をチェックすると意外な結果に。『Xiaomi』『OPPO』『SHARP』『Nothing』は見当たらず。『Motorola』の一部端末のみが『Crystal Talk AI』という機能を搭載。対応端末は下記の通り。

  • Motorola moto g52j 5G:Crystal Talk AI(設定→音とバイブレーション→Crystal Talk AI)
  • Motorola moto g53j 5G:Crystal Talk AI(設定→音とバイブレーション→Crystal Talk AI)
  • Motorola moto edge 20:Crystal Talk AI(設定→音とバイブレーション→Crystal Talk AI)
  • Motorola moto edge 30 Pro:Crystal Talk AI(設定→音とバイブレーション→Crystal Talk AI)

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Motorola moto g52j 5GMotorola moto g53j 5Gは、Crystal Talk AIが『VoIP通話のノイズを低減する』『録音中のノイズを低減する』の2項目に細分化されています。

Crystal Talk AI

Motorola moto g13、Motorola moto g32といった廉価モデルはCrystal Talk AIの採用なし。あくまでミドルクラス以上の端末で使えるプレミアム機能と言えるでしょう。

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Pixel 6a、Pixel 7aの主要スペック

Pixel 6aPixel 7a(G82U8)
SocGoogle TensorGoogle Tensor G2
容量
  • 6GB(LPDDR5 RAM)/128GB(UFS 3.1)
  • 8GB(LPDDR5 RAM)/128GB(UFS 3.1)
電池4,410mAh(有線充電:最大18W)4,385mAh(有線充電:最大18W 無線充電対応
サイズ高さ 152.2 mm×幅 71.8 mm×厚さ 8.9 mm高さ 152 mm×幅 72.9 mm×厚さ 9.0 mm
重量約178g約193.5g
画面
  • サイズ:6.1インチ
  • タイプ:有機EL
  • 解像度:FHD+
  • 最大リフレッシュレート:60Hz
  • HDR:対応
  • コントラスト比:1000,000:1
  • 素材:ゴリラガラス3
  • 常時表示:対応
  • サイズ:6.1インチ
  • タイプ:有機EL
  • 解像度:FHD+
  • 最大リフレッシュレート:90Hz
  • HDR:対応
  • コントラスト比:1000,000:1
  • 素材:ゴリラガラス3
  • 常時表示:対応
カメラメインカメラ

  • 解像度:1,220万画素
  • F値:1.7
  • 視野:77度
  • ピクセルサイズ:1.4µm
  • イメージセンサーサイズ:1/2.55インチ
  • 超解像ズーム:7倍
  • オートフォーカス:デュアル ピクセル位相差検出式オートフォーカス
  • 手ブレ補正:光学式

超広角カメラ

  • 解像度:1,200万画素
  • 画角:水平114度
  • F値:2.2
  • ピクセル幅:1.25µm
  • レンズ補正:対応

フロントカメラ

  • 解像度:800万画素
  • F値:2.0
  • 視野:84度
  • ピクセル幅:1.12µm

カメラ機能

夜景モード、トップショット、ポートレート モード、超解像ズーム、モーション オートフォーカス、Live HDR+、よく撮影する人、デュアル露出補正、シネマティック撮影、ポートレート ライト、消しゴムマジック、リアルトーンᵀᴹ、 顔のぼかし解除、パノラマ、手動によるホワイト バランス調整、ロックされたフォルダ

メインカメラ

  • 解像度:6,400万画素
  • F値:1.89
  • 視野:80度
  • ピクセル幅:0.8µm
  • イメージセンサーサイズ:1/1.73インチ
  • 超解像ズーム:8倍
  • オートフォーカス:デュアル ピクセル位相差検出式オートフォーカス
  • 手ブレ補正:光学式

超広角カメラ

  • 解像度:1,300万画素
  • 画角:水平120度
  • F値:2.2
  • ピクセル幅:1.12µm
  • レンズ補正:対応

フロントカメラ

  • 解像度:1,300万画素
  • F値:2.2
  • 視野:95度
  • ピクセル幅:1.12µm

カメラ機能

ボケ補正、夜景モード、トップショット、ポートレート モード、超解像ズーム、モーション オートフォーカス、Live HDR+、よく撮影する人、デュアル露出補正、シネマティック撮影、ポートレート ライト、消しゴムマジック、長時間露光 リアルトーンᵀᴹ、顔フォーカス、パノラマ、手動によるホワイト バランス調整、ロックされたフォルダ

オーディオ
  • スピーカー:ステレオ
  • ハイレゾ:対応
  • スピーカー:ステレオ
  • ハイレゾ:対応
防水防塵IP67IP67
認証ディスプレイ内蔵指紋認証センサーによる指紋認証ディスプレイ内蔵指紋認証センサーによる指紋認証、顔認証
USBUSB Type-C® 3.1 Gen 1USB Type-C® 3.2 Gen 2
Bluetooth5.25.3
Wi-FiWi-Fi 6E(802.11ax): 2.4 GHz + 5 GHz + 6 GHz、MIMOWi-Fi 6E(802.11ax): 2.4 GHz + 5 GHz + 6 GHz、HE80、MIMO
位置情報GPS, GLONASS, Galileo, QZSS, BeiDouGPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou
おサイフケータイ対応対応
Google One VPN250円~(Google One)無料
SIM nano SIM+eSIMnano SIM+eSIM
Google Playストア販売価格53,900円62,700円

Google Pixel 7a(G82U8)にお勧めなSIM

  • 5G Sub-6: 対応バンド n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 20 / 25 / 28 / 38 / 40 / 41 / 66 / 75 / 76 / 77 / 78 / 79
  • LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 25 / 28 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 66
  • UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド  1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
  • GSM / EDGE クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz)

docomoの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(◎)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(◎)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM

Softbankの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

auの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイルの周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM

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瀬名 勇斗
運営者
サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
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